【ドラゴンズ】2019年オフの補強情報

ドラゴンズの2020年
低迷脱却へ与田監督勝負の2年目!

 チーム史上最長の7年連続Bクラスと低迷中のドラゴンズ。この低迷から脱却するために必要な補強とは?今回は中日ドラゴンズの補強ポイントについて徹底検証していきます。

ドラゴンズの補強情報 【2019-2020】

残留

ドラゴンズ 残留
選手 守備
大島洋平 外野手
ライデル・マルティネス 右投手
E.ロメロ 左投手
アルモンテ 外野手
アリエル・マルティネス 捕手

大島洋平

簡単に残留とはいかないと思っていましたがやはり一悶着ありました。金銭面への不満があったという報道が多いですが、一部では起用法にやや不満があったという情報もあります。いずれにせよ残留が決定したので、来季も引き続きチームを引っ張って欲しいです。

ライデル・マルティネス

発表がかなり遅く心配しましたが、無事複数年契約で残留が決まりました。ロッドが退団した状況では絶対に勝ちパターンを担ってもらわなければならない投手です。課題はまだ多いですが個人的には守護神の筆頭候補だと思います。

E.ロメロ

先発が足りていないので残留は朗報です。投げている球は近年の外国人投手の中でもトップクラスなので、メンタル面の問題を克服できれば成績の上積みも期待できます。また、中継ぎへの転向案も出ていますが、肩を故障してからは先発での登板が多いので基本的には来季も先発だと思います。

アルモンテ

股関節の怪我が思った以上に深刻であったため残留交渉は一時難航していましたが、監督自らが状態をチェックし来季も活躍できると判断したため残留が決定しました。怪我の状況は気になりますが頼りになる助っ人なので1試合でも多く活躍して欲しいです。

アリエル・マルティネス

引き続き育成契約ですがこちらのマルティネスも残留です。打撃は年々成長しており、チーム全体の捕手の頭数的にも残留して欲しい選手でした。

補強

ドラゴンズ 主な補強
選手 守備 備考
L.ゴンサレス 左投手 前オリオールズ3A
Y.ロドリゲス 右投手 育成、from キューバ
M.シエラ 外野手 育成、元ナショナルズ
濱田達郎 左投手 支配下登録に復帰
石川昂弥 内野手 ドラフト1位
橋本侑樹 左投手 ドラフト2位
岡野祐一郎 右投手 ドラフト3位
郡司裕也 捕手 ドラフト4位

ルイス・ゴンサレス

毎年恒例のドミニカ・ウィンターリーグ(DWL)でスカウトした選手です。メジャー経験はなくマイナーでも伸び悩んでいる選手です。

奪三振率が良い一方でWHIPや被HRが悪いフライボールピッチャーです。ややロメロとタイプが似ており、ロメロと比べると速球は遅くなるものの変化球はこちらの方が上だと思います。

ヤリエル・ロドリゲス

キューバの若手期待株の投手です。プレミア12での投球が与田監督の目に留まり獲得に至りました。

最速は150キロを超え、スライダーの評価も高い投手です。一時はライマルよりも評価が高かった期待株なので潜在能力には期待大です。まずは育成からのスタートですが、今後のアピール次第では早期の支配下昇格もあり得そうです。

モイセ・シエラ

こちらもDWLでスカウトした選手です。MLB経験はあるものの目立った成績は残せず、2019年はメキシコでプレーしていました。

タイプ的には平田と似ており、長打よりも出塁率を武器にする選手で肩にも定評があります。ただ、変化球への対処が苦手とやや心配な面もあります。現在は育成契約ですが規約を考慮すると開幕までに支配下登録される可能性が高いと思います。

濱田達郎

ついに支配下に復帰!2019年も相変わらず故障に苦しみましたが、秋のフェニックスリーグでは元に戻したフォームによって一定の成績を残しました。とりあえずもう怪我だけはしないで!

石川昂弥

竜待望の右の長距離砲。将来に夢がふくらみますが、まずは体作りの1年目となりそうです。

橋本侑樹

制球に不安はあるものの変則で面白い投手です。個人的にはDeNAの濱口とやや似たタイプの投手だと思います。

岡野祐一郎

制球の安定感が抜群の即戦力投手です。指名漏れを経験した悔しさを1年目からぶつけて欲しいです。

郡司裕也

強打の捕手で三振が少なく四球が多いのは魅力的ですが、活躍できるかはやはり守備次第です。

退団

ドラゴンズ 主な退団
選手 守備 退団 移籍先
J.ロドリゲス 左投手 自由契約 レンジャーズ
松坂大輔 右投手 自由契約 西武
武山真吾 捕手 戦力外 引退
杉山翔大 捕手 戦力外 琉球
亀沢恭平 内野手 戦力外 琉球
友永翔太 外野手 戦力外 引退

J.ロドリゲス

退団はチームとして大きな痛手ですが、今のロッドならば十分MLBでも通用すると思うので応援しましょう!

  • FA市場で左腕リリーバーが少ない
  • アジア経験者の評価の向上

以上からロッドには追い風が吹いており好契約がもらえる可能性が高い状況の中、無事レンジャーズとメジャー契約を交わしました。

ドラゴンズの補強ポイント

 ドラゴンズの補強ポイントには以下の3点を挙げました。

  • 計算できる先発
  • 勝ちパターンを担う中継ぎ
  • 野手層全般の向上

計算できる先発

現状の先発ローテで計算できるのは大野雄と柳しかいません。候補の頭数はそこそこいますが不安定な投手が多いため、確実に計算できる先発が欲しいところです。

プロでの実績はありませんが制球の安定している岡野を先発の即戦力としてドラフトで指名しました。先発陣は与四球が多い傾向にあるので、制球が安定している先発が必要でした。

勝ちパターンを担う中継ぎ

シーズン終盤は安定しましたが、ロドマルの去就次第では再び大きな弱点となる可能性があります。ここ数年と比べても投手は揃ってはいますがコンディションに不安を抱えている選手もおり、外国人リリーバーの力は絶対に必要です。

ロドリゲスの穴埋めとしてL.ゴンサレスを獲得しました。ただ、実績の乏しい投手なので1年目からロッドの代わりとして期待するのは厳しいです。

野手層全般の向上

順調にいけば捕手以外のレギュラーは盤石だと思いますが、控え野手の層はかなり薄いです。特に、代打や第4の外野手で期待できる選手がいないのはチームにとって大きな弱点です。

外野手の層を厚くするためにアルモンテの再契約M.シエラの獲得を行いました。彼らが試合に出られれば当然野手層は向上しますが、外国人枠の問題から常時起用するのは難しいため根本的な解決にはなりません。結局のところ、日本人野手の質の向上を考えなければならず、育成しか手段がないのが実情です。

ドラゴンズの補強候補は?

福田秀平

 FAランクがCで補償が必要ないことや第4の外野手として適任であることから獲得に乗り出していました。しかし、争奪戦の末ロッテへの入団が決定したため、獲得には失敗しました

嶋基宏

 捕手の頭数は揃っているものの正捕手不在のため、経験豊富な捕手として嶋の獲得に興味を示していました。ただ、嶋の希望が多くの出場機会であったことから獲得には至りませんでした

外国人野手

 アルモンテのコンディション次第でしたが、状態は一応大丈夫と判断してアルモンテと再契約しました。ただ、厄介な故障箇所なだけに保険としてM.シエラを獲得しました。

 キューバからデスパイネ級の大砲を獲得するという報道があったため、外国人スラッガーの獲得を期待していたファンも多いと思います。ただ、プレミア12でもキューバ代表のクリーンナップを未だにセペダやデスパイネが務めていることから即戦力となるスラッガーは現在のキューバにはいないと思います。また、

  • 外国人枠を投手多めに
  • 外野の長距離砲は不足気味

以上の点からドラゴンズが外国人スラッガーを獲得する可能性は元々低かったと思います。それよりも緊急事態に適応できるシエラのようなタイプを獲得する方が正しい判断だったと思います。

外国人投手

 ロドリゲスの退団が決定的でR.マルティネスの去就はまだ未定という中、まずはロッドの穴埋めとしてL.ゴンサレスを獲得しました。もし、ライマルの残留がこのまますんなりと決まれば、外国人補強は一息つけるとして調査は続けるものの補強は一旦終了となるようです。

 ただ、個人的にはライマルの残留が決まった後でも、もう一人外国人投手を獲得すべきだと思います!希望としては数年前に獲得したD.ジーのように北米ルートからの大物投手獲得を狙って欲しいです。

  • まだウィンターミーティングの前
  • マルティネスが開幕不在の可能性がある
  • もう一人計算できる投手がいれば上が見えてくる!

以上の点から補強を終了するにはまだ早すぎると思います。
本気で勝ちに行くのであれば、ここでお金の出し惜しみをすべきではないです!

ドラゴンズの2020年シーズン注目ポイント

 ドラゴンズの2020年シーズンで注目すべきポイントを以下の5点にまとめました。

  • 3番手以降の先発
  • 安定感が欲しい抑え
  • 藤嶋の起用法
  • 正捕手争い
  • 若手野手のポジション

3番手以降の先発

補強ポイントの項目でも言及したように計算できる先発が大野雄と柳の2人しかいないので、3番手以降の先発に注目が集まります。個人的には小笠原梅津に期待しています。ともにコンディションの不安を抱えている投手ですが、彼らの活躍次第では上位進出が見えてくると思います。

安定感が欲しい抑え

シーズン終盤にかけて中継ぎは安定しましたが、抑えだけは最後まで安定しませんでした。今年は博志、岡田、ライマルの3投手が務めてきましたが、どの投手も決定打に欠ける内容でした。来年もこの3投手がまず候補に上がると思いますが、監督が誰を抜擢するのか注目です。

藤嶋の起用法

先発と中継ぎの両方で結果を残しており、竜投手陣においてキープレイヤーの1人だと思います。血行障害の後遺症が残っているため先発での起用が望ましいと思いますが、他投手との兼ね合いもあるため臨機応変な起用となりそうです。

正捕手争い

唯一レギュラーが固定できなかったポジションで、どの捕手もどんぐりの背比べとなっています。基本的には来年も加藤と木下拓の併用だと思いますが、守備次第ではルーキーの郡司も楽しみな存在です。攻守両方で重要なポジションなのでそろそろ柱を決めたいところです。

若手野手のポジション

若手期待株の石垣、高松、根尾は内野中心の出場でしたが、それぞれ外野にも挑戦させる方針です。特に、石垣の打撃は1軍でも通用しそうなレベルに達しつつあるので、外野守備の出来次第では第4の外野手に抜擢される可能性もありそうです。

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