ドジャース2025のポストシーズンでの選手紹介をまとめました!
スタメンや先発ローテーションなど、メンバー予想を行いながら進めていきます。また、選手紹介については、ポストシーズンで期待する役割を中心に、かなり短めで書いています。
- 選手末尾の「*」は左打or左投、「#」は両打
- 現構成はワイルドカードシリーズ仕様
ドジャース野手陣
スタメン
対右投手用のベストオーダーです。
1番 (DH) 大谷翔平*
PA 727, AVG .282, HR 55本, wRC+ 172
打者・大谷にはいつも通りの豪打を期待するとともに、得点圏ではPS仕様のアプローチ変更も見たい。
2番 (SS) ムーキー・ベッツ
PA 663, AVG .258, HR 20本, wRC+ 104
今までで最大の不調に苦しむも、夏場にようやく復調。PSでもこの上り調子を維持して欲しい。
3番 (1B) フレディ・フリーマン*
PA 627, AVG .295, HR 24本, wRC+ 139
衰えを感じた時期はあったものの、トータルでは流石の数字。経験豊富な仕事人ぶりを引き続き期待。
4番 (RF) テオスカー・ヘルナンデス
PA 546, AVG .247, HR 25本, wRC+ 102
トーンダウンした右の長距離砲も、最終盤にやっと上向きに。PSでは帳尻合わせの長打量産を。
5番 (3B) マックス・マンシー*
PA 388, AVG .243, HR 19本, wRC+ 137
災難続きの左の強打者。状態も浮き沈みが激しいものの、最低限対右には機能して欲しい。
6番 (CF) トミー・エドマン#
PA 377, AVG .225, HR 13本, wRC+ 81
つなぎ役が期待されるUT選手。状態が良いなら、昨年のような強打者フォルムもまた見せて欲しい。
7番 (LF) アンディ・パヘス
PA 624, AVG .272, HR 27本, wRC+ 113
攻守で欠かせなくなった若手外野手。粗さはある程度許容しているので、アグレッシブなプレーを。
8番 (2B) ミゲル・ロハス
PA 317, AVG .262, HR 7本, wRC+ 100
内野陣を支えるベテラン守備職人。帳尻合わせてきた打撃により、スタメン機会もそこそこありそう。
9番 (C) ベン・ロートベット* ※TDL補強
PA 128, AVG .152, HR 1本, wRC+ 31
当初は保険枠も、スミス離脱時に躍進。堅実な捕手守備により、たった1ヶ月で外せない存在に。
控え
ウィル・スミス (C) ※9/10 10IL
PA 436, AVG .296, HR 17本, wRC+ 153
直近に右手の亀裂骨折を負った正捕手。実戦練習まで何とかこなせたようで、ギリギリでメンバー入り。
ダルトン・ラッシング* (C)
PA 155, AVG .204, HR 4本, wRC+ 62
捕手で奮闘した超有望株。打撃の方をもう少し頑張ってくれれば、外野手での抜擢もあり得る?
キム・ヘソン* (IF)
PA 170, AVG .280, HR 3本, wRC+ 95
韓国人のUT選手。不遇の時間も多かったものの、彼の足はここから大きな武器となるはず。
キケ・ヘルナンデス (IF/OF)
PA 256, AVG .203, HR 10本, wRC+ 70
生粋のムードメーカー。肝心の野球ではUT性を担うとともに、対左を中心に勝負強さの発揮を。
アレックス・コール (OF) ※TDL補強
PA 322, AVG .267, HR 5本, wRC+ 113
併用要員で補強の第4外野手。基本は対左中心も、主力陣の不調があれば、常時起用も視野に。
ジャスティン・ディーン
PA 2, AVG .000, HR 0本, wRC+ -100
メンバーが揃ってからはマイナー待機だったルーキー外野手も、コンフォートの打力より彼の走守を選択。
ロースター外
マイケル・コンフォート* (OF)
PA 486, AVG .199, HR 12本, wRC+ 83
オフに補強も、期待外れの数々。ここまで来たら一矢報いてくれと発破も、結局最後に外れるのかよ。
ドジャース投手陣
先発ローテーション
一応、登板順に並べています。
1番手 ブレイク・スネル*
IP 61.1, ERA 2.35, K% 28.3%, BB% 10.2%
オフに補強のエース左腕。シーズン早々に離脱するも、復帰後は相変わらずの支配力を発揮中。
2番手 山本由伸
IP 173.2, ERA 2.49, K% 29.4%, BB% 8.6%
日本人最強右腕は名実ともにエースへ。怖いのは間隔を詰めた時の投球ぐらいで、引き続き快投を期待。
3番手 大谷翔平
IP 47.0, ERA 2.87, K% 33.0%, BB% 4.8%
投手・大谷は復活早々から、更なる進化を披露。イニング消化は発展途上中も、質の方は準備完了!
※グラスナウ、シーアンはブルペン待機
ロースター外
クレイトン・カーショウ*
IP 112.2, ERA 3.36, K% 18.1%, BB% 7.6%
今季限りで引退のレジェンド左腕。一旦外れるものの、勝ち上がれば再度ブルペン待機の可能性。
ブルペン陣
序列順に並べています。
1番手 アレックス・ベシア*
IP 59.2, ERA 3.02, K% 33.8%, BB% 9.3%
屋台骨を支えるパワーレフティ。守護神というよりは、ここ1番での火消し役を任されると予想。
2番手 タナー・スコット*
IP 57.0, ERA 4.74, K% 25.2%, BB% 7.6%
オフに補強した守護神候補も、背信投球の数々。長打のリスクが倍増しており、急な改善は期待薄。
3番手 ブレイク・トライネン
IP 26.2, ERA 5.40, K% 27.9%, BB% 14.7%
こちらも背信続くベテラン右腕。衰えが顕著な一方、不運な面もあり、多少の揺り戻しを期待したいが……。
4番手 エドガルド・エンリケス
IP 19.0, ERA 2.37, K% 23.1%, BB% 6.4%
覚醒気配の若きシンカーボーラー。剛腕ぶりは通用しているので、後は勝負所で仕留め切れるか。
5番手 佐々木朗希
IP 36.1, ERA 4.46, K% 17.4%, BB% 13.7%
日本の至宝が一時ブルペン転向。渡米当初よりはまとまってきたので、ジョーカーとなれる可能性は十分。
6番手 ジャスティン・ロブレスキー*
IP 66.2, ERA 4.32, K% 27.1%, BB% 6.1%
今季はブルペン中心の若手左腕。剛腕ぶりから、左腕ではベシアに次いで重宝される可能性も。
7番手 ジャック・ドレイヤー*
IP 76.1, ERA 2.95, K% 24.1%, BB% 7.8%
1年目からフル回転のルーキー左腕。バンダの分まで、マルチな役割による隙間埋めを期待。
8番手 タイラー・グラスナウ
IP 90.1, ERA 3.19, K% 29.0%, BB% 11.7%
ガラスの先発右腕も、今季は無事に稼働中。ただ、当面は先発機会が無いため、一時ブルペン待機。
9番手 エメット・シーアン
IP 73.1, ERA 2.82, K% 30.6%, BB% 7.6%
先発ローテの救世主となった若手右腕も、ローテ枠の問題から、PSではブルペン中心の稼働に。
ロースター外
アンソニー・バンダ*
IP 65.0, ERA 3.18, K% 22.8%, BB% 12.7%
今年も隙間を埋め続けてくれた便利屋左腕も、制球面の悪化に伴い、残念ながらメンバー外に。
ベン・キャスペリアス
IP 77.2, ERA 4.64, K% 21.3%, BB% 6.3%
今季フル回転の若手右腕も、9月中旬からはマイナー。他投手が不甲斐ないなら、メンバー入りも。
マイケル・コペック ※9/19 15IL
IP 11.0, ERA 2.45, K% 22.6%, BB% 24.5%
右膝の炎症で離脱中。復帰の可能性は残すも、悪化した制球難と合わせると、当てには出来ず。
カービー・イエーツ ※9/21 15IL
IP 41.1, ERA 5.23, K% 29.2%, BB% 9.6%
右太腿裏の損傷で離脱中。故障箇所や最近の投球を踏まえると、ほとんど計算できない存在に。