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【MLB】ドジャースの補強を徹底検証!【2019-2020 ストーブリーグ】

MLB 移籍

ドジャース補強テーマ
ピンポイントな補強 or 大物獲得?

 2019年シーズンはWS進出を確実視されながらも結果的には地区シリーズで敗退。ここ数年MLBトップクラスの戦力を有しながらもWSを制覇できておらず悔しいシーズンが続いている。

 悲願のWS制覇に向けて足りないものは何か?今回はドジャースの補強を徹底検証していきます。

更新情報
2/18更新分 補強情報を最新情報に更新

ドジャースの補強情報【2019-2020 ストーブリーグ】

残留

ドジャース 残留
選手守備
ケンリー・ジャンセンRP・右

補強

ドジャース 補強
選手守備退団
ジミー・ネルソンSP・右ブルワーズ
デビッド・プライスSP・左レッドソックス
アレックス・ウッドSP・左レッズ
ブレイク・トライネンRP・右アスレチックス
ブラスダー・グラテロルRP・右ツインズ
ムーキー・ベッツ外野レッドソックス
ルーク・レイリー外野ツインズ
マイナー契約
エドゥブレイ・ラモスRP・右フィリーズ
レイミン・グドゥアンRP・左アストロズ
テレンス・ゴア外野ヤンキース

退団

ドジャース 退団
選手守備移籍
前田健太SP・右ツインズ
リュ・ヒョンジンSP・左ブルージェイズ
リッチ・ヒルSP・左ツインズ
イーミ・ガルシアRP・右マーリンズ
ケイシー・サドラーRP・右カブス
J.T.シャギワRP・右楽天
ジェド・ジョーコ内野ブルワーズ
デビッド・フリース一塁引退
アレックス・バデューゴ外野レッドソックス
クリストファー・ネグロンUT引退
マイナー契約
タイラー・ソーンバーグRP・右レッズ
ハイメ・シュルツRP・右アスレチックス
ジーター・ダウンズ遊撃レッドソックス
FA
ラッセル・マーティン捕手FA

先発陣の整備

 リュ・ヒョンジンヒルが退団したことにより先発陣の整備が補強ポイントとなっている。
 ドジャースの先発陣は現状、エース格のカーショウやビューラーを筆頭に前田、ストリップリング、ウリアス、ゴンソリン、メイと頭数は揃っている。しかし、クオリティに関して一抹の不安がある。

リュ・ヒョンジンの穴埋め

 2019年のリュは2,3番手の先発として完璧な結果を残し、最優秀防御率のタイトルも獲得した。先発が揃っているドジャースでもこのようなクオリティを持った先発が退団となれば当然痛手となるため、リュとの再契約も含め先発2,3番手を任せられる先発の獲得を目指していた。がしかし、FA市場での大物先発の獲得は不発に終わった。

FA市場で狙っていた主な大物先発投手
  • リュ・ヒョンジン(LAD→TOR)
  • G.コール(HOU→NYY)
  • M.バムガーナー(SF→ARI)
  • D.カイケル(ATL→CWS)

方針転換、A.ウッドとJ.ネルソンの復活に期待?

 FA市場での大物先発の獲得失敗によりコストが安い先発の獲得へと方針を転換し、アレックス・ウッドジミー・ネルソンを獲得した。

 ウッドは2015途中~18年までドジャースに所属しており、やや安定感を欠きながらも17年には16勝を挙げるなど時折素晴らしいパフォーマンスを発揮した。19年はトレードでレッズに移籍するも故障に悩まされ満足のいく結果を残せなかった。

 ネルソンは2013~19年までブルワーズでプレイし、15~17年の3年間は規定投球回に達するなど先発の一角として活躍した。しかし、17年シーズン終盤に負傷した右肩の故障により翌18年は全休。19年にはマウンドに復帰したもののパフォーマンスが上がらず、今オフにノンテンダーFAとなっていた。

 上記のように両選手とも健康面で不安は抱えているものの、万全であれば高いパフォーマンスを発揮できると判断し契約に至った。ともに基本給は安く設定されているが、出来高の項目をクリアしていけば高年俸を手にできる契約となっている。

更なる先発の獲得は?

 既存の先発候補7投手に加え新たに2投手を獲得したことで先発陣の層はより充実したものの、クオリティの問題は完全に解決できておらずトレード市場で新たに獲得する可能性は残っている。ただし、今トレード市場でのドジャースの動きは投手よりも野手をメインターゲットに挙げており、大物先発投手をトレードで獲得する可能性はかなり低い

打線の強化

 野手陣も先発陣と同様に若手の台頭が起こっており、選手層は他球団と比べても厚い。だが、WS制覇を目指すチームは現状の野手陣について物足りないと考えており、更なる戦力UPの策としてトレードでのスター野手獲得を画策している。

本命はF.リンドーア

フランシスコ・リンドーア
1993年生。インディアンス所属の遊撃手で両打ち。
FA取得までの保有期間は2年。
2017~19年の3年間は30本塁打&OPS8割以上を記録。

 インディアンスは現在年俸総額を抑える方針をとっており、大型契約が予想されるリンドーアとの契約更新は困難な状況。よって、リンドーアがFAを取得するまでにトレードでの放出を画策している。MLBを代表する野手なので、ドジャースのみならずパドレスやレッズなど多くの球団がトレードに関心を持っている。

 ただし、リンドーアのFA取得までにはまだ2年あるため、インディアンスとしては今オフに無理をして放出する必要はないと考えている。余程の対価を用意しなければ開幕前までにトレードが成立する可能性は低い。だが、来オフまでトレードを先延ばしにしてしまうと価値の下落を招くため、シーズン中のトレード期限、7月31日までには何らかのアクションを起こすのではと個人的に予想している。いずれにせよ、ドジャースがリンドーアを獲得できる可能性は現状低い

次点はM.ベッツ

ムーキー・ベッツ
1992年生。レッドソックス所属の右翼手で右打ち。
FA取得までの保有期間は1年。
2018年にはチームのWS制覇に貢献しシーズンMVPを獲得。

 レッドソックスもインディアンスと同様に年俸総額を抑える方針をとっている。一方、ベッツは来オフに大型契約を狙っており、レッドソックスとの契約更新には消極的。よって、こちらもFAを取得するまでにトレードでの放出を画策している。

 リンドーアと違い、FA取得まで残り1年なのでトレードを成立させるハードルは低くなっている。ただし、ベッツの2020年の年俸は2700万ドルと高額になっており、1年しか所有権がないことからコストパフォーマンスを懸念する声も出ている。裏を返せば、資金力に余裕があるドジャースは最有力な移籍先となるため、リンドーアよりは獲得できる可能性は高いと予想している。

トレードの駒は豊富

 スター野手を獲得するために主力やプロスペクトの放出も辞さない姿勢を示しているので、トレードの駒に関してMLBでもトップクラスの質を揃えている。

主な放出候補

ギャビン・ラックス
1997年生の遊撃手で左打ち。
MLB全体2位、チーム内1位のトッププロスペクトで、2019年にメジャーデビューした。多くの球団がトレード候補として注目しているが、球団は放出を拒否する姿勢を見せている。彼の放出を容認すれば、リンドーアのトレード交渉も一気に進む可能性がある。
コーリー・シーガー
1994年生の遊撃手で左打ち。
2019年はTJ手術後から見事に復活。攻守ともに遊撃手として素晴らしい選手ではあるが、手術前よりも成績が低下したことやFA取得まで残り2年であることから放出候補の一人として挙がっている。
ジョク・ピーダーソン
1992年生の左翼手で左打ち。
2019年は自己最多の36本塁打を記録し長距離砲として成長中。しかし、左投手から全く打てないことやFA取得まで残り1年であることから放出候補の一人として挙がっている。
ダスティン・メイ
1997年生の先発投手で右投げ。
チーム内2位のトッププロスペクトで、2019年にメジャーデビューし14試合を投げ2勝を記録した。上記のように先発の頭数は揃っており、また同年代にはウリアスなどの評価が高い投手が揃っていることから放出候補の一人として挙がっている。
キーバート・ルイーズ
1998年生の捕手で両打ち。
チーム内3位のトッププロスペクト。将来の正捕手候補として期待されていたが、昨季同じく若手捕手のスミスが台頭したことによりチーム内の序列が下がったため、放出候補の一人として挙がっている。