【ドラゴンズ】2024年オフの戦力外候補を予想

中日ドラゴンズ2024オフの戦力外候補を予想しました。

  • 7/26時点での情報を基に予想
    ※ただし、年齢は11/30時点のものを記載
  • 可能性は高 ABC 低の順
  • Dは育成落ちによる自由契約の可能性あり

投手の戦力外候補

投手は先発タイプと中継ぎタイプに分けて見ていきます。

先発投手

先発の戦力外候補
選手 年齢 可能性
福谷浩司 33歳 B
メヒア 27歳 B
大野雄大 36歳 C
草加勝 23歳 D

福谷浩司
相変わらず2軍でのK-BB%は優秀も、1軍ではそれを再現できず。経験の浅いイニングイーターが多い編成を踏まえると、まだ活路を見出だせる気はしますが、1軍の先発としては厳しいのが現状です。

メヒア
外国人投手としてはやや物足りないものの、現状のローテでは必要な戦力に。昨今の補強事情などを踏まえても、簡単に切れる投手ではない印象も受けます。

大野雄大
手術明けの肘の状態が芳しくないようで、2軍でも苦戦が目立つ状態。流石に特別な功労者なので、球団もたった1年で見切るとは思えませんが、本人のモチベーション次第となるかも。

草加勝
昨年のドラ1とはいえ、TJ手術により来夏辺りまで投げられないので、一旦育成落ちになると思います。

中継ぎ投手

中継ぎの戦力外候補
選手 年齢 可能性
田島慎二 34歳 A
砂田毅樹 29歳 A
フェリス 31歳 B
福敬登 32歳 B
祖父江大輔 37歳 B
森博人 26歳 B
福島章太 22歳 B
石森大誠 26歳 B
岩嵜翔 35歳 C

田島慎二、福敬登、祖父江大輔
近年のブルペンを支えてきた功労者たちですが、別れの時も迫っています。1軍で派手に燃えた田島はほぼ濃厚であり、福や祖父江も今後の投球次第で去就が左右されるでしょう。

砂田毅樹、岩嵜翔
外様組も戦力となれていない投手がチラホラと。砂田は2軍でさえ目ぼしい成績を残せていないのでほぼ濃厚として、岩嵜の方は折角ここまで待ったので、もう1年様子見となるでしょうか。

フェリス
こちらも外国人投手として物足りない状態。先発とは違いリリーバーの補強は諸々のハードルが下がるので、メヒアより切りやすい存在に映ります。

森博人、福島章太、石森大誠
バッサリと行かれても仕方ない面々ですが、編成のバランスを考えると、そう簡単に判断できないポイントに。森は1軍での実績、福島は年齢、石森は2軍の指標と、各々生き残る理由は見受けられるものの、マイナスがそれ以上に大きい。正直、誰を切るかよりどこまで切れるのかに注目してしまいます。

野手の戦力外候補

野手は捕手、内野手、外野手と、ポジション別に分けて見ていきます。

捕手

捕手の戦力外候補
選手 年齢 可能性
宇佐見真吾 31歳 C
味谷大誠 21歳 C
加藤匠馬 32歳 C

明確な候補は見当たらないものの……
何れの捕手も切れない理由が浮かんでしまうため、明確な戦力外候補は見当たらない印象。しかし、大きなマイナスを吐き出すポジションでテコ入れが必須となっているので、最悪1枚の補強は絶対。ただ、何かしらで1人放出するのか、それとも捕手8人体制にするのか、どちらを選択するかは現段階で予想し切れない感じです。

内野手

内野手の戦力外候補
選手 年齢 可能性
中島宏之 42歳 A
ビシエド 35歳 A
石垣雅海 26歳 B
樋口正修 26歳 C
山本泰寛 31歳 C
カリステ 32歳 C
板山祐太郎 30歳 C
ロドリゲス 22歳 D

中島宏之、ビシエド
中島に関しては言わずもがなとして、契約が終了するビシエドもかなり厳しい立場に。まだ活躍できる余地は感じる一方、チームの根本的な弱点を埋められる存在にはなり得ない印象もやはり受けてしまいます。

石垣雅海、樋口正修
外様組の奮起もあり、出番が少なくなっている2人。石垣に関してはもう少しチャンスをとも思いますが、昨年の内容で見切られた感も。一方の樋口は年数や使い勝手の良さでキープが濃厚でしょうが、明確な武器を作れておらず、早期のクビもあり得なくはない立場となっています。

板山祐太郎、山本泰寛、カリステ
昨今の貢献を見ると、何れの選手も安泰と言える立場でしょう。本来なら真っ先に名前が挙がるかもしれない位置付けなので、一応挙げておきました。

ロドリゲス
ポテンシャルは誰もが認めるところですが、やはり1軍は時期尚早。育成から仕切り直してあげた方が、本人的にも編成的にも良いのではないでしょうか。

外野手

外野手の戦力外候補
選手 年齢 可能性
加藤翔平 33歳 A
ディカーソン 34歳 A
川越誠司 31歳 B
三好大倫 27歳 B
上林誠知 29歳 B
後藤駿太 31歳 B
濱将乃介 24歳 C
大島洋平 39歳 C
尾田剛樹 24歳 D

加藤翔平
度々いぶし銀な活躍を見せてきたベテランですが、年齢や現時点まで上に呼ばれていないことを踏まえると、退団は濃厚だと見ています。

ディカーソン
継続的な活躍は出来ていないものの、日本で活躍できる外国人打者としての方向性は良い線を行っている気も。とは言え、年齢や故障の多さを考えれば、1年限りでの退団がほぼ濃厚でしょう。

大島洋平
球団史に名を残すレベルの好打者も、やはり年齢には敵わない様子。戦力としては厳しさの方が勝ってきているものの、大島以下の選手もまだまだ目立つため、流石に今季で引退はないと予想していますが、果たして。

左打者の大整理
外野手の半分以上が左打ちにもかかわらず、その大半が戦力になれていない悪しき状況。そのため、大幅なテコ入れは不可避でしょう。

持ち味の打力が不発の川越と開幕スタメンを勝ち取るも活かし切れなかった三好はかなり厳しい立場に。一方、上林後藤は守備の確実性、は年数の浅さを理由に、こちらは残留寄りかなと見ています。また、編成の選択肢を増やしたいのであれば、尾田辺りを育成に戻すのも有りだと思います。

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