【プロ野球】2019年 ドラフト1位指名を予想

 今回は12球団のドラフト1位指名を予想してみました。

ドラフト1位候補の選手

 まずはドラフト1位候補の選手を簡単に紹介します。ただ、今回のドラフトは1位指名の12人を予想しきるのは難しく、ここで挙げる選手以外でも指名される可能性は十分にあります。

競合必至のビッグ3

  • 奥川恭伸
  • 佐々木朗希
  • 森下暢仁

 やはり今回のドラフトは上記の3選手の実力が抜きん出ています。よって、この3選手の指名は競合必至です。

奥川恭伸
星稜高。右投右打。投手。
抜群の制球と高い奪三振力が大きな長所。
佐々木朗希
大船渡高。右投右打。投手。
体の線はまだまだ細いものの、最速160キロ以上の直球は驚異的。
森下暢仁
明治大。右投右打。投手。
ノビのあるストレートと緩急の効いたカーブのコンビネーションが効果抜群。

外れ1位までには確実に指名される3選手

  • 西純矢
  • 石川昂弥
  • 海野隆司

 上記の3選手は遅くとも外れ1位までには確実に指名される選手です。状況によっては1本釣りを狙う球団も出てくるかもしれません。

西純矢
創志学園高。右投右打。投手。
潜在能力は奥川、佐々木に引けを取らない本格派投手。
石川昂弥
東邦高。右投右打。三塁手。
すでに木製バットにも適応した高校No.1スラッガー。
海野隆司
東海大。右投右打。捕手。
プロのトップクラスに匹敵する強肩を持つ今ドラフトNo.1捕手。

1位指名が十分にありえる選手たち

  • 宮城大弥
  • 及川雅貴
  • 森敬斗
  • 河野竜生
  • 立野和明
  • 宮川哲

 上記の選手たちは上位指名の可能性が高く、遅くても2位までには指名されると思います。が、例年1位候補だった選手が中位まで残るケースも多々あるので上位指名が安泰とは言い切れません。

宮城大弥
興南高。左投左打。投手。
インステップで踏み出して投げるクロスファイヤーが一番の武器。
及川雅貴
横浜高。左投左打。投手。
潜在能力は無限大の大型左腕。
森敬斗
桐蔭学園高。右投左打。遊撃手。
走攻守三拍子揃った高校No.1遊撃手。
河野竜生
JFE西日本。左投左打。投手。
小さなテイクバックから質の良い直球を投げる今ドラフトNo.1左腕。
立野和明
東海理化。右投右打。投手。
ノビのあるストレートを武器にする今ドラフトNo.1本格派投手。
宮川哲
東芝。右投右打。投手。
全身を使ったダイナミックなフォームから放たれる速球は威力満点。

12球団のドラフト1位指名を予想

各球団のドラフト1位予想
球団 1位予想 外れ1位予想
巨人 奥川恭伸 森敬斗
DeNA 森下暢仁 立野和明
阪神 奥川恭伸 海野隆司
広島 森下暢仁 宮川哲
中日 石川昂弥 河野竜生
ヤクルト 奥川恭伸 河野竜生
西武 佐々木朗希 河野竜生
ソフトバンク 佐々木朗希 宮城大弥
楽天 佐々木朗希 西純矢
ロッテ 佐々木朗希 海野隆司
日本ハム 佐々木朗希 西純矢
オリックス 佐々木朗希 西純矢
  • 太字は明言済みのため指名確定です。

巨人のドラフト1位を考察

 1位指名は奥川と佐々木の二人に絞られていますが、どちらを指名するのかはまだ決まってないようです。個人的な予想としては星稜高校とのつながりが深いので奥川を指名すると思います。
 また、外れ1位では即戦力よりも坂本の後継者を早めに確保したいと読んで森敬斗と予想しました。

DeNAのドラフト1位を考察

 今季2位となり成熟したチームとなってきたので、優勝を狙うための即戦力として森下と予想。外れ一位も同様の理由で立野と予想しました。
 両投手ともノビのあるストレートを武器にしており、ベイスターズの近年の指名方針にもマッチしていると思います。

阪神のドラフト1位を考察

 野手には期待株が少ないので石川の1本釣りを狙うのも面白いと思っているのですが、超高校級の2投手はやはり魅力的と考えているようです。藤浪の現状により長身投手の育成に対しややネガティブな状況なので奥川を指名すると予想しました。
 また、梅野以外の捕手が物足りないことから外れ1位には海野を予想しました。

広島のドラフト1位を考察

 松田オーナーが佐々木に惚れ込んでいたりと高校生投手も高く評価していましたが、佐々岡新監督の希望である即戦力として森下の指名を公言しました。優勝はおろかAクラス入りも逃したため、是が非でも即戦力投手が欲しいようです。
 また、外れ1位には森下と同様に即戦力として期待できる宮川哲を予想しました。

中日のドラフト1位を考察

 奥川の指名が濃厚かと思われましたが、一本釣りを狙うため石川の指名を公言しました。上位候補がやや寂しい状況でくじを外し続けた場合を考えると一本釣りに切り替えるのはありだと思います。地元のスター候補で将来のテラス設置を本気で考えているのであれば良い指名になると思います。
 また、外れ1位にはチーム内から左腕不足を懸念する声が出てきているため河野を予想しました。

ヤクルトのドラフト1位を考察

 チーム一の課題は投手力なので即戦力投手として森下を予想していましたが、高校生ながら完成度が高く1年目から活躍できると期待して奥川の1位指名を公言しました。
 また、20代の先発左腕が高橋奎二しかいないため、外れ1位には河野を予想しました。

西武のドラフト1位を考察

 チーム一の課題は投手力なので即戦力投手として森下を予想していましたが、打線に脂がのっているうちに次世代のエースを育てたいというチーム方針から佐々木の1位指名を公言しました。
 また、外れ1位には計算できる先発左腕がいないことから河野を予想しました。

ソフトバンクのドラフト1位を考察

 近年は即戦力よりもスケール感の大きい高校生を指名する傾向にあるので佐々木を予想。外れ1位には早めに有望な高校生投手を確保したいと読んで宮城を予想しました。

楽天のドラフト1位を考察

 地元の逸材なので佐々木を予想。外れ1位には西を予想しました。
 外れ1位に誰を指名するのか一番読めないチームです。近年上位で指名した投手と内野手がともに伸び悩んでいるので、この2つのポジションに絞り込みはできたのですが、どちらを優先するのか予想するのは難しいです。

ロッテのドラフト1位を考察

 高卒投手の育成が順調で、近年のドラフト1位が野手に偏っていることから高校生投手の指名は濃厚だと予想していました。結果的にスケールの大きさが決め手となり佐々木の1位指名を公言しました。
 また、田村よりも下の世代に捕手がいないことや捕手の控えに不安があることから外れ1位には海野を予想しました。

日本ハムのドラフト1位を考察

 毎年その年で一番良い選手を指名するという方針からすでに佐々木の1位指名を公言しています。
 残った選手の中で一番良いと思う選手なので外れ1位には西を予想しました。

オリックスのドラフト1位を考察

 オリックスも高卒投手の育成が順調に行き始めていることから佐々木と予想。佐々木も順調に育て上げることができれば、レベルの高い投手王国が誕生しそうです。
 外れ1位には佐々木同様に楽しみな高校生投手として西を予想しました。

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