【ドラゴンズ】2023年オフの補強情報

中日ドラゴンズ2023オフの移籍情報補強ポイントをまとめました!

移籍情報

現在の支配下枠は67選手

SPRPPは左投。

新加入選手

ドラゴンズ 新加入
選手 守備 前所属
草加勝 SP 亜細亜大
梅野雄吾 RP ヤクルト(現役ドラフト)
土生翔太 RP 独立L茨城
加藤竜馬 RP 東邦ガス
福田幸之介 P 履正社高
中田翔 1B 巨人
中島宏之 1B 巨人
津田啓史 SS 三菱重工East
辻本倫太郎 SS 仙台大
クリスチャン・
ロドリゲス
SS キューバ
山本泰寛 IF 阪神
アレックス・
ディカーソン
OF アメリカ独立L
上林誠知 OF ソフトバンク
尾田剛樹 OF 独立L栃木
育成契約
菊田翔友 RP 独立L愛媛
日渡騰輝 C 独立L茨城
川上理偉 SS 独立L大分
カルロス・モニエル OF キューバ
板山祐太郎 UT 阪神

※C.ロドリゲス、尾田は育成から支配下に昇格。

退団選手

ドラゴンズ 退団
選手 守備 移籍情報
鈴木博志 SP 現役ドラフト→オリックス
岡野祐一郎 SP 戦力外-引退→球団S
Y.ロドリゲス RP 契約解除→ブルージェイズ
谷元圭介 RP 引退→日本ハムS
大野奨太 C 引退→2軍C
福田永将 1B 引退→2軍C
堂上直倫 IF 引退→1軍C
溝脇隼人 IF 戦力外
アキーノ OF 自由契約→メキシコ
アルモンテ OF 自由契約→メキシコ
伊藤康祐 OF 戦力外
育成選手
松田亘哲 RP 戦力外-引退
レビーラ 1B 自由契約
G.ガルシア OF 自由契約→カナダ独立L

育成選手関連

育成降格

以下の支配下選手とは自由契約後に育成で再契約。

ドラゴンズ 育成降格
選手 守備 備考
森山暁生 SP 左肩痛&右足首負傷
岡田俊哉 RP 右大腿骨骨折
近藤廉 RP 1軍登板で10失点
星野真生 IF 2年間で1軍出場なし
福元悠真 OF 右肩鏡視下関節唇形成術

補強ポイント&ToDoリスト

投手の保有数を増やす

2023年の投球回ランキング
順位 1軍 2軍
1位 小笠原 160.2 垣越 84
2位 158.1 松木平 81
3位 髙橋宏 146 根尾 76
4位 涌井 111 鈴木 66.1
5位 松葉 57.2 岡野 65
6位 福谷 54 松葉 60
7位 藤嶋 50.2 上田 51.2

1軍主力の枚数に関ては、一応揃ってきたと思います。先発では大野の早期離脱があったとはいえ、宏斗が規定投球回に到達し三本柱を形成。また、TJから復帰の梅津や有望株の仲地&根尾、そして外国人のメヒアが24年の開幕から計算できるのは、大きなポイントになりそうです。一方のブルペン陣でもジャリエルの亡命があったものの、勝野の転向や松山の台頭、斎藤&フェリスの加入などにより、バリエーションに富んだ勝ちパターンが形成できるようになりました。

しかし、先発では三本柱の1本でも欠ければローテ瓦解の危険性があり、ブルペンでは実績の少ない投手が多いので、継続的な活躍の期待し過ぎには注意が必要です。そのため、投手層を厚くする動きが求められています。

層を厚くするためには2軍からの供給がカギなのですが、あまり期待を持てないのが現状です。その要因としては故障者の続出や素材型の戦力化が難航など、色々挙がるのですが、補強面からのアプローチとしてはやはり投手の保有数を増やして行くしかないでしょう。また、24年からは新球団誕生により、2軍の試合数が増加するので、イニングイーターの確保もより重要になってくると思います。

進捗状況

ドラフトでは独立&社会人のリリーバーを3枚指名し、現役ドラフトでは梅野を獲得と、ブルペン強化は順調な経過を見せています。一方、肝心の先発は岡野や鈴木が退団したにもかかわらず、ドラフト1位の草加しか補強できていない状況。しかも、その草加がTJ手術で24年全休となってしまい、イニングイートの問題は依然大きな懸念材料として残っています。

捕手の補充

捕手のデプスチャート
序列 選手 備考
1番手 木下拓哉 正捕手
2番手 宇佐見真吾 途中加入、併用要員
3番手 石橋康太 次期正捕手候補
4番手 加藤匠馬 一応、ベテラン枠
5番手 山浅龍之介 有望株
6番手 味谷大誠 明確な役割作れず
7番手 (大野奨太) 引退

シーズン中の宇佐見の加入で一応の落ち着きは得たポジションですが、大野奨の引退により1枚補充が必要に。昨オフはトレードでの補強が難航するなど、迷走を見せたポジションなので、素直にドラフトで補充するのが賢明な動きだと思います。

進捗状況

敢えて育成で独立リーガーの日渡を指名という予想外の動き。1軍は既存の捕手陣で回せば良いので、支配下を埋めない補充策を見せたのは中々面白いと感じました。

欲を言えば、早期に戦力化が可能な捕手が欲しかったのですが、支配下で指名された大社捕手が進藤(日本ハム2位)しかいないほどの不作だったので、端から無理難題だったと思います。

二遊間の強化

二遊間選手の打撃成績
選手 打率 打席 HR 四球 三振 OPS
福永裕基 .241 325 2 20 62 .612
村松開人 .207 304 1 15 49 .492
龍空 .187 304 1 15 59 .456
カリステ .233 172 5 7 36 .639
石垣雅海 .087 26 0 2 6 .247

昨オフに敢行した二遊間の大シャッフルは今のところ失敗と言わざるを得ないでしょう。守備面で計算できつつある選手は打撃に大きな課題を残し、何とか我慢できるだけの打力を有している選手は逆に守備面が不安。両極端な選手しかいない陣容となっています。

個人的には幹也の復活と村松の成長にはまだ期待しているのですが、それだけでは当然物足りない状況。また、そもそも枚数自体が危ういポジションとなっていたので、場当たり的な動きには感じますが、補強は必須だったと思います。

進捗状況

指名のタイミングについては言い飽きたので割愛しますが、打力に可能性を残す津田と遊撃守備に優れた辻本の獲得は、デプス的にプラスとなりそうです。さらに、キューバから獲得したクリスチャン・ロドリゲスは外国人らしい派手な守備を見せており、既存選手とは異なったポテンシャルを秘めています。

長距離砲の確保

コーナー野手のデプスチャート
守備 主力 控え
1B ビシエド 宇佐見真吾
3B 石川昂弥 福永裕基
LF 大島洋平 ブライト健太
RF 細川成也 鵜飼航丞

貧打解消の近道はコーナーに長距離砲を揃えることだと思うので、やはり一番重要な補強ポイントとなるでしょう。

細川の固定は当然として、他の3ポジションはかなり物足りない状況。ただ、数字的には期待外れに終わったものの、昂弥の大成がドラゴンズの命運を握っていると言っても良いほどの重要な存在だと思うので、24年も固定して欲しいところ。よって、補強で狙うべきポジションは、1B or LFに絞るべきだと見ています。

進捗状況

ドラフトで大砲候補を指名できなかった一方、戦力外や自由契約からの補強を敢行。中島上林の獲得で代打を含む控え陣の強化に着手した後、メイン級の補強として巨人との契約を解除した中田を獲得しました。中田に関しては年齢やコンディションの不安を考えると、ややコストの高い投資となりますが、何としても実績のあるスラッガーが必要だったので、一先ずは評価すべき動きだと思います。

一方、新外国人スラッガーではアレックス・ディカーソンを獲得。耐久性や守備面に不安を覚えますが、左の長打力を有すコンタクトヒッターは正しく補強ポイントにマッチする打者でした。打線にアクセントを付ける役割が期待されます。

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