【エンゼルス】2024年の開幕メンバー予想&戦力分析

エンゼルス2024の開幕メンバーを予想しました!

  • 選手末尾の*は左打or左投、#は両打
  • ()付きはマイナー契約の選手

野手陣の開幕メンバー予想

※wRC+はFanGraphsから引用。

開幕スタメン

LAA 24年のスタメン予想
選手 打席 打率 HR wRC+
1 3B レンドン 183 .236 2 95
2 RF ヒックス# 312 .253 8 109
3 CF トラウト 362 .263 18 134
4 LF ウォード 409 .253 14 107
5 2B ドルーリー 523 .262 26 114
6 1B シャヌエル* 132 .275 1 112
7 DH モニアック* 323 .280 14 114
8 C オホッピー 199 .236 14 113
9 SS ネト 329 .225 9 89

大谷の退団は確かに痛いものの、平均以上の打撃成績を残す打者が7人ラインナップに連なる打線となっています。数年前の大谷、トラウト、ウォード以外計算できなかった頃と比べると、若手たちが結果を残している分、光明が見える印象も受けます。

とは言え、大谷の穴埋めを考える必要は当然あり、自分としてはその1歩目にトラウトの復活を推したいです。昨季はデビュー年以外で最低のwRC+を記録しましたが、DHを活用し体調を保てれば、まだまだ打棒を発揮できるはず。トラウトの復活と若手たちの更なる成長が合わされば、新たな道筋も見えてくるのではと期待しています。

また、主軸が右打者に偏りがちともなるため、左打者の入れ方にも注目したいところ。モニアックやレンヒーフォ、ヒックスらをどの打順に入れるかは、打線の適応性を高める上で、重要なポイントと言えそうです。

ベンチ野手

LAA 24年のベンチ野手
選手 打席 打率 HR wRC+
C/1B サイス* 307 .214 9 84
1B/3B サノー 23年は無所属
OF アデル 62 .207 3 86
UT レンヒーフォ# 445 .264 16 114
C (ウォーラック) 172 .197 7 70
IF (アドリアンサ#) 11 .000 0 -74
IF ソト* 12 .222 0 102
OF (カルフーン*) 149 .239 5 96

捕手陣
オホッピー、併用要員のサイスがおり、マイナーではウォーラックを確保済み。オホッピーにトラブルさえ無ければ、特に問題は起こらないと思います。

内野陣
ボロボロのレンドーンに加え、ネト&シャヌエルの若手コンビが通年で活躍できるかも未知数なため、バックアップの確保は特に力を入れたいポジションです。

外野陣
ヒックスの加入でアクティブロースターに外野手が5人と、人員過多に。何れもマイナーに落とせない状況のため、今後の動き次第ではトレード放出の可能性もあるでしょう。

投手陣の開幕メンバー予想

先発ローテーション

LAA 24年のローテ予想
選手 IP ERA K% BB%
サンドバル* 144.2 4.11 19.6 11.4
デトマーズ* 148.2 4.48 26.1 9.3
キャニング 127.0 4.32 25.9 6.7
アンダーソン* 141.0 5.43 18.9 10.2
シルセス 52.1 3.96 25.3 11.8
スアレス* 33.2 8.29 17.0 12.1
プリーサック 21.1 7.59 13.3 4.8
ソリアーノ 42.0 3.64 30.3 12.4
ワンツ 39.1 3.89 20.6 9.4

キャニングの復活は昨季の大きな収穫でしたが、それ以外は誤算の方が多いシーズンに。そこからエースだった大谷がいないのだから、当然苦しいローテとなってしまうのは明白です。にもかかわらず、補強はデプス要員のプリーサックしか行っておらず、先発補強に関しては不満だらけのオフとなっています。

また、仮に満足のいく補強を見せたとしても、既存投手が復調を見せなければ、無駄に終わるでしょう。サンドバル、デトマーズ、アンダーソンに懸かっている部分も大きく、3左腕がどのような成績を残すかは、エンゼルスの命運を握るキーポイントとなっています。

ブルペン陣

LAA 24年のブルペン予想
選手 IP ERA K% BB%
エステベス 62.1 3.90 27.8 11.0
ムーア* 52.2 2.56 27.5 6.9
ガルシア 59.2 4.07 19.9 9.0
ソリアーノ 42.0 3.64 30.3 12.4
シスネロ 59.1 5.31 26.2 9.4
シンバー 20.2 7.40 12.6 7.4
スニガ 2.0 4.50 50.0 0.0
スアレス* 33.2 8.29 17.0 12.1
ジョイス 10.0 5.40 20.8 18.8
ハーゲット 29.0 4.66 20.5 6.3
ローゼンバーグ* 33.0 3.82 19.9 9.6

オフ当初は抑えのエステベスと昨季台頭したソリアーノぐらいしか計算できる投手が見当たらないブルペン陣となっていましたが、積極的な補強の結果、選択肢の多い陣容となってきました。コストは少しかけ過ぎな印象も受けますが、色々と乏しかった投手事情を踏まえると、必要な投資だったと割り切るべきでしょう。

後は補強した面々が機能するのを祈るばかりです。ムーアやスティーブンソン(序盤は出遅れ)には勝ちパターンを任せられるだけの投球を、ガルシアやシスネロ、シンバーにはイニングを埋めてもらいつつ、可能なら価値が高まる投球を期待したいです。

故障者リスト

ステファニック (IF)
24.02 左太ももの負傷。調整が遅れており、開幕に間に合わない見込み。

スティーブンソン (RP)
24.03 右肩の違和感。調整が遅れており、開幕に間に合わない見込み。

バックマン (SP)
23.09 右肩の手術、復帰時期は5月頃の見込み。

キハダ* (RP)
23.05 トミー・ジョン手術、復帰時期は夏頃の見込み。

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