エンゼルス2023の開幕メンバーを予想しました!
※選手末尾の*は左打or左投、#は両打
野手陣の開幕メンバー予想
開幕オーダーとデプスチャートを予想。
開幕スタメンの予想
下記は現時点で自分が考えるベストオーダーとなっています。
順 | 守 | 選手 | 2022年の成績 |
---|---|---|---|
1 | LF | ウォード | 564打席,23HR,120三振 .281 / .360 / .473 |
2 | CF | トラウト | 499打席,40HR,139三振 .283 / .369 / .630 |
3 | DH | 大谷翔平* | 666打席,34HR,161三振 .273 / .356 / .519 |
4 | 3B | レンドン | 193打席,5HR,35三振 .229 / .326 / .380 |
5 | RF | レンフロー | 522打席,29HR,121三振 .255 / .315 / .492 |
6 | 2B | レンヒフォ# | 511打席,17HR,79三振 .264 / .294 / .429 |
7 | 1B | ドルーリー | 568打席,28HR,126三振 .263 / .320 / .492 |
8 | SS | ウルシェラ | 551打席,13HR,96三振 .285 / .338 / .429 |
9 | C | オホッピー | 16打席,0HR,3三振 .286 / .375 /.286 |
22年の打線は大谷、トラウト、ウォードの上位3人がMLBでもトップクラスの並びとなっていましたが、それ以外は悲惨な有様。下位打線に至ってはMLB最弱レベルと評されるラインナップでした。
がしかし、23年はオフの積極的な補強により、レンフローやドルーリー、ウルシェラらが加入と戦力が一変。上位だけでなく打線全体で戦えるラインナップを組めるようになっています。
また、UT性を持つ選手が多いこともあり、プラトーン起用や離脱者が出た場合でも臨機応変な対応が可能と、柔軟なメンバー構成になっているのも面白いポイントとなっています。
本当に選択肢が増えたので、良い意味で軸となる布陣が読めないのが現状。長いシーズンを戦っていく中でどういったオーダーに落ち着くのか、期待を膨らませながら見て行きましょう!
デプスチャート
現時点でのデプスチャートを自分なりに作成してみました。
守備 | 主力 | 控え |
---|---|---|
C | オホッピー | サイス* |
1B | ドルーリー | ラム* |
2B | レンヒフォ# | ドルーリー |
3B | レンドン | ウルシェラ |
SS | ウルシェラ | フレッチャー |
LF | ウォード | レンヒフォ# |
CF | トラウト | フィリップス* |
RF | レンフロー | ウォード |
DH | 大谷翔平* | レンドン |
※スタッシ(C)、ウォルシュ*(1B)は故障により出遅れ。
捕手
スタッシの不調もあり、オホッピーの起用はどんどん増えて行くでしょう。
内野
レンドンのバックアップやウォルシュとの併用要員など懸念点は簡単に解決できる布陣となっており、スタメン予想でも言及したようにUT性を持つ選手が多いので、選択肢は豊富な陣容となっています。
ただ、個人的に気になるのがSSの守備面について。ウルシェラやレンヒフォの常時SS起用は少し厳しいと感じるので、フレッチャーが復調してくれるとさらに盤石な陣容になるのではと期待しています。
外野
レンフローの加入で強力な3枚が揃った上に、第4の外野手としてフィリップスも加入しており盤石な陣容だと思います。
投手陣の開幕メンバー予想
開幕ローテーションとブルペン陣の構成を予想。
先発ローテーション
選手 | ERA | IP | HR | K/9 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|
大谷翔平 | 2.33 | 166 | 14 | 11.9 | 1.01 |
アンダーソン* | 2.57 | 178.2 | 14 | 7.0 | 1.00 |
サンドバル* | 2.91 | 148.2 | 8 | 9.1 | 1.34 |
デトマーズ* | 3.77 | 129 | 13 | 8.5 | 1.21 |
スアレス* | 3.96 | 109 | 14 | 8.5 | 1.25 |
デービッドソン* | 6.75 | 52 | 7 | 5.7 | 1.71 |
大谷はエースとして着実にステップし、若手3左腕はローテ投手として成長できたのが22年の収穫。ここにアンダーソンというベテランが加わったので、ローテが5枚揃っている陣容となっています。
ただ、6枚目が流動的な状況となっているのは気になるところです。5人ローテで回す期間も増えてくると思いますが、大谷の負担を減らすためにも谷間の先発はやはり重要。また、若手3左腕を信用し過ぎるのもまだ危険だと思うので、もう1枚計算可能なローテ投手が欲しいところだと思います。
ブルペン陣
選手 | ERA | 登板 | HR | K/9 | WHIP |
---|---|---|---|---|---|
エステベス | 3.47 | 62 | 7 | 8.5 | 1.18 |
テペラ | 3.61 | 59 | 7 | 7.4 | 1.08 |
ハーゲット | 2.48 | 49 | 4 | 8.2 | 0.91 |
ムーア* | 1.95 | 63 | 3 | 10.1 | 1.18 |
キハダ* | 3.98 | 42 | 5 | 11.5 | 1.13 |
ワンツ | 3.22 | 42 | 8 | 9.3 | 1.15 |
ループ* | 3.84 | 65 | 4 | 8.0 | 1.30 |
バリア | 2.61 | 35 | 11 | 6.1 | 1.03 |
ワイス | 3.38 | 12 | 2 | 12.2 | 1.05 |
イグレシアスのような絶対的な守護神は未だ不在の状況。ただ、枚数は揃いつつあるので流動的な起用にはなりますが、少しずつ安定感も出始めているのではないでしょうか。数字の良化が期待できそうなエステベスも新たに加わったので、運用次第で何とか戦える力は有していると思います。
とは言っても、盤石なブルペン陣とはまだまだ言えないので、テコ入れは随時図っていくべきでしょう。