【エンゼルス】2023年の年俸&契約情報一覧

エンゼルス2023の年俸契約情報をまとめました!

既存選手の契約情報

複数年契約中の選手について、23年の年俸と残りの契約情報をまとめました。

LAA 既存の契約情報
選手 年俸 残りの契約情報
レンドン(3B) 3800万ドル 4年1憶5200万ドル
トラウト(CF) 3545万ドル 8年2億8360万ドル
ループ(RP) 750万ドル 1年950万ドル+球団OP
スタッシ(C) 700万ドル 2年1450万ドル+球団OP
テペラ(RP) 700万ドル 1年700万ドル
フレッチャー(IF) 600万ドル 3年2000万ドル+球団OP

テペラは5/14にDFAとなり、その後退団。
スタッシは9/3に制限リスト入り。制限リストに入っている間、サラリーは支払われず。

やはりレンドンとトラウトが金額、年数ともに際立っています。

トラウトに関してはMLB最上位の成績を残し続けているため当然の額だと思いますが、レンドンは不良債権へまっしぐらな状況。ここから巻き返せたとしても3800万ドルの価値に見合うとは思えず、しかもそれがまだ4年も続くのはかなりしんどいと言わざるを得ません。

年俸調停権を持つ選手の契約情報

年俸調停権を持つ選手の23年の年俸をまとめました。トレード加入のレンフロー、ウルシェラについても記載してあります。

LAA 年俸調停の契約情報
選手 年俸 回数
大谷翔平(TWP) 3000万ドル Arb 3
レンフロー(RF) 1190万ドル Arb 4
ウルシェラ(IF) 840万ドル Arb 4
ウォード(OF) 275万ドル Arb 1(スーパー2)
サンドバル(SP) 275万ドル Arb 1(スーパー2)
ウォルシュ(1B) 265万ドル Arb 1
レンヒフォ(IF) 230万ドル Arb 1
バリア(RP) 105万ドル Arb 1
キャニング(SP) 85万ドル Arb 1

レンフローはウェーバー公示を経て、8/31に退団。

注目の大谷はオフが始まる前に契約更新。もう少し粘れば更なる高額も引き出せたかもしれませんが、WBCへの調整などもあり早期の締結となったのでしょう。

ただ、3000万ドルという額は日本人最高額であり、年俸調停権を持つ選手としても史上最高額なので、歴史的な金額では一応あります。

一方、他の選手ではトレード加入の2選手とレンヒフォが調停まで縺れており、球団側の1勝2敗で決着となりました。(ちなみに、勝者の2選手はレンフローとレンヒフォ。)

FA補強選手の契約情報

FA補強選手について、23年の年俸と契約総額をまとめました。

LAA 新加入の契約情報
選手 年俸 契約総額
アンダーソン(SP) 1300万ドル 3年3900万ドル
ドルーリー(IF) 850万ドル 2年1700万ドル
ムーア(RP) 755万ドル 単年契約
エステベス(RP) 675万ドル 2年1350万ドル
ラム(1B) 125万ドル 単年契約
フィリップス(OF) 120万ドル 単年契約
デベンスキー(RP) 90万ドル 単年契約

デベンスキーは4/29にセレクトされ、8/29にリリース。
ラムは6/30にDFAとなり、その後退団。
ムーアはウェーバー公示を経て、8/31に退団。

5人もFA選手を獲得とそれなりに動いたオフに。年俸を見ても先発投手>レギュラー野手>ブルペン>控え野手と理にかなった投資順になっているので、良い契約を結べたと一応評価できると思います。

契約を個別に見て行くと、やはりアンダーソンの契約が頭1つ抜けているので、彼の成否が重要となるでしょう。

シーズン中にトレード加入選手の契約情報

最後に、2023シーズン中にトレード加入した選手の契約情報をまとめました。

エンゼルスが負担する金額は年俸×日割り分のみですが、正確な金額は外部から分からないので、以下に記載しているのはおおよその金額となっています。

LAA トレード加入の契約情報
選手 LAAの負担分 今季の年俸
グリチック(OF) 353万ドル 1033万ドル
C.J.クロン(1B) 725万ドル
ジオリト(SP) 185万ドル 1040万ドル
R.ロペス(RP) 68万ドル 362.5万ドル
E.エスコバー(3B) 39万ドル 950万ドル
ムスタカス(IF) 38万ドル 72万ドル
D.レオン(RP) 24万ドル 150万ドル

※E.エスコバーの年俸は前所属のメッツが大半を負担。
※グリチック&クロンは前所属のロッキーズからさらに200万ドルの支払い。(上記には反映済み。)
ジオリトR.ロペスD.レオンはウェーバー公示を経て、8/31に退団。

ジオリト&R.ロペスに続きグリチック&クロンの獲得で、贅沢税ラインの超過が確実に。投手補強だけでなく故障者が続く野手陣の穴埋めも迅速に実行するなど、積極的に動いた夏となりました。

しかし、勝負をかけた8月は予想以上に低調となってしまい、1ヶ月遅れでのチームの解体を決断。レンタル選手を含む5選手がウェーバー公示を経て、退団となりました。

贅沢税の行方

5選手のウェーバー移籍により、500万ドル以上の節約に成功。しかし、残念ながら贅沢税の回避までには至らなかったようです。

その後、更なる措置としてスタッシの制限リスト入りを実行。一応本人の意向だと発表されていますが、球団側の贅沢税を何としても回避したいという思惑が透けて見える一連の動きとなりました。

なお、制限リストに入っている間はサラリーの残額が支払われないため、さらに94万ドルほどの削減に成功。あの手この手を尽くした結果、何とか贅沢税回避の可能性が見えてきました。

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