プロ野球2025シーズン中の移籍情報をまとめました!
- 選手末尾の「※」は退団を意味
- SP、RP、Pは左投
読売ジャイアンツ
現在の支配下登録は69選手。
日付 | 選手 | 守備 | 移籍情報 |
---|---|---|---|
3/31 | 戸田懐生 | RP | 支配下契約 |
4/14 | 笹原操希 | OF | 支配下契約 |
5/12 | リチャード | 3B | トレード補強 |
秋広優人※ | OF | トレード放出 | |
大江竜聖※ | RP | ||
6/9 | 山田龍聖 | SP | 支配下契約 |
6/9 | 鈴木大和 | OF | 支配下契約 |
6/13 | 三塚琉生 | OF | 支配下契約 |
7/12 | 乙坂智 | OF | 補強 |
7/12 | M.フルプ | OF | 支配下契約 |
7/29 | 菊地大稀 | RP | 支配下契約 |
8/1 | C.フェリス | 1B | 育成契約 |
8/1 | F.グズマン | P | 育成契約 |
3/31 戸田懐生と支配下契約
戸田懐生 (24歳)は四国IL・徳島から20年育成7位で入団したリリーフ右腕。21年6月に一度支配下昇格したものの、22年オフに育成落ちを経験。今回の契約で3年ぶりの支配下復帰となりました。
4/14 笹原操希と支配下契約
笹原操希 (21歳)は上田西高から21年育成4位で入団した右の外野手。走攻守3拍子揃っていることから長野2世とも評されており、昨夏辺りから2軍やアジアWLで頭角を現す活躍を見せていました。
5/12 ソフトバンクと2対1のトレード
【リチャードの補強】
リチャード (本名は砂川リチャード、25歳)の補強で三塁強化。岡本の故障や坂本の衰えで内野コーナーが手薄となっていたため、伸び悩む右の大砲候補に白羽の矢を立てました。
【秋広優人、大江竜聖の放出】
秋広優人 (22歳)は二松学舎大付高から20年5位で入団した左の大砲候補。背番号55を任せられるほどの期待感を背負うも、近年は伸び悩みに苦しんでいました。一方の大江竜聖 (26歳)は同高から16年6位で入団したリリーフ左腕。通算149登板を誇る実績者ですが、盤石なブルペン事情により今季は1軍登板0でした。ともに戦力構想には入っていたと思いますが、リチャードの見返りとして相応の対価を求められた故に、今回の放出へ至ったのでしょう。
6/9 山田龍聖と支配下契約
山田龍聖 (24歳)はJR東日本から21年2位で入団した先発左腕。昨季までは1軍登板が無かったため、今季からは育成契約となっていました。先日まで派遣されていたくふうハヤテでの好投が評価され、早期の支配下復帰を勝ち取りました。
6/9 鈴木大和と支配下契約
鈴木大和 (26歳)は北海学園大から21年育成1位で入団した俊足の外野手。持ち味の足を武器に、走塁や守備からまずは存在感を示したいところです。
6/13 三塚琉生と支配下契約
三塚琉生 (21歳)は桐生第一高から22年育成6位で入団した左の大砲候補。プロ1年目に左膝靭帯を負傷してしまった影響で、昨季まで2軍にも上がれていませんでしたが、今季は2軍ですでに長打を量産中。有望株候補に名乗りを上げると、トントン拍子に支配下昇格も勝ち取りました。
7/12 乙坂智を入団テストを経て獲得
〃 マレク・フルプと支配下契約
乙坂智 (31歳)は22年からメキシコなどの海外へ活躍の場を移していた元DeNAの外野手。一方、マレク・フルプ (26歳)は24年9月に育成契約で加入したチェコ出身の大砲候補。フルプに関しては順調なら支配下入りが既定路線だったと思いますが、乙坂の獲得はかなり意外な動きに感じます。得点力不足の解消に向け、使えるものは何でも使う、チームの強い意気込みが表れた一連の補強と言えるでしょう。
7/29 菊地大稀と支配下契約
菊地大稀 (26歳)は桐蔭横浜大から21年育成6位で入団した右の剛腕。1年目の4月に支配下へスピード昇格したものの、昨季は1軍登板がなく、オフに育成出戻りとなっていました。ただ、投げている球自体は支配下レベルのモノがあったため、この再昇格は既定路線のようにも感じます。
8/1 クリスチャン・フェリス 、フランシス・グズマンと育成契約
クリスチャン・フェリス (22歳)は大砲候補、フランシス・グズマン (18歳)は大型左腕。ともにドミニカ共和国で行われたトライアウトに合格し、今回の育成契約に至りました。
阪神タイガース
現在の支配下登録は70選手。
日付 | 選手 | 守備 | 移籍情報 |
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7/13 | 早川太貴 | SP | 支配下契約 |
7/14 | G.ハートウィグ | RP | 新外国人 |
7/22 | R.ドリス | RP | 補強 |
7/13 早川太貴と支配下契約
早川太貴 (25歳)はくふうハヤテから24年育成3位で入団した先発右腕。2軍では先発として結果を残してきましたが、1軍ではまずロングリリーフからとなりそう。また、くふうハヤテから初の支配下選手でもあるため、2軍球団の存在感を高める活躍も期待されます。
7/14 グラント・ハートウィグを獲得
7/22 ラファエル・ドリスを再獲得
グラント・ハートウィグ (27歳)はMLB通算32登板のサイドスロー右腕。一方、ラファエル・ドリス (37歳)は16~19年まで在籍していたベテラン右腕で、昨年から四国IL・高知でプレーしていました。阪神のブルペン陣は相変わらず12球団屈指のクオリティを誇っていますが、トラブルに備えるためにも、より万全を期す構えを見せました。
横浜DeNAベイスターズ
現在の支配下登録は70選手。
日付 | 選手 | 守備 | 移籍情報 |
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5/15 | H.マルセリーノ | RP | 支配下契約 |
7/8 | M.フォード | 1B | 再契約 |
7/16 | 藤浪晋太郎 | SP | 補強 |
7/19 | D.ビシエド | 1B | 補強 |
7/26 | Y.ディアス※ | RP | 自由契約 |
7/26 | 橋本達弥 | RP | 支配下契約 |
5/15 ハンセル・マルセリーノと支配下契約
マルセリーノ (22歳)は21年オフに育成契約で加入したドミニカ共和国出身の大型右腕。今季は投球回のおよそ倍となる奪三振数を記録するなど、2軍で一気に花咲くリリーフぶりを見せており、外国人枠が埋まる厳しい状況でも、1軍登板への可能性を勝ち取りました。
7/8 マイク・フォードを再獲得
マイク・フォード (33歳)は昨季も途中加入していた左の長距離砲。今季はツインズとマイナー契約を結んだものの、メジャー昇格には辿り着けていませんでした。DeNAとしてはオースティンのコンディションに不安を抱えているため、昨季の日本一にも貢献した助っ人に白羽の矢を立てました。
7/16 藤浪晋太郎を獲得
藤浪晋太郎 (31歳)は23年からMLBに活躍の場を移した元阪神の剛腕投手。ただ、ここ2季はマイナー生活を送っていました。相変わらず制球難がネックとなる投手ですが、DeNA側は最新設備で改善に挑む構え。上手く戦力として整え、投手陣の底上げに繋げられるか注目が集まります。
7/19 ダヤン・ビシエドを獲得
ダヤン・ビシエド (36歳)は昨季まで9年間中日に在籍していた右の強打者で、今季はメキシコでプレーしていました。フォードに続く一塁手の補強には驚かされましたが、ビシエドが昨季から日本人選手扱いとなっているのは大きな違い。それ故に、併用等の起用を行いやすい存在にも映るため、打線の強化をとにかく徹底したかった意図が窺えます。
7/26 ジョフレック・ディアスを自由契約
ジョフレック・ディアス (26歳)は19年オフに育成契約で加入したベネズエラ出身のリリーフ左腕。昨季にようやく支配下入りを果たしたものの、今季は故障等により1軍登板がありませんでした。DeNAとしては一連の補強で支配下枠が埋まってしまったため、編成上の理由により戦力化の見込みが薄かった外国人左腕をリリースする形となりました。
7/26 橋本達弥と支配下契約
橋本達弥 (25歳)は慶応大から22年5位で入団したリリーフ右腕。昨年6月に右肩の手術を受けたことで、オフに一度育成落ちとなっていました。まだ素材型の域を出ていませんが、終盤にブルペンの助けとなる投球が期待されます。
広島カープ
現在の支配下登録は70選手。
日付 | 選手 | 守備 | 移籍情報 |
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7/28 | 辻大雅 | RP | 支配下契約 |
7/28 | 前川誠太 | IF | 支配下契約 |
7/28 辻大雅、前川誠太と支配下契約
辻大雅 (20歳)は二松学舎大付高から22年育成3位で入団したリリーフ左腕。野村祐輔新コーチの指導がハマり、急激な球速UPを見せていました。一方、前川誠太 (22歳)は敦賀気比高から21年育成2位で入団した右打の内野手。昨季からの2季に渡り、堅実な2軍成績を残していました。広島としては本来、外国人投手の補強を予定していましたが、好ましい選手が見当たらなかったため、若手2人にチャンスを与える形を選択しました。
ヤクルトスワローズ
現在の支配下登録は69選手。
日付 | 選手 | 守備 | 移籍情報 |
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5/1 | 山野辺翔 | IF | トレード補強 |
5/1 | 下川隼佑 | SP | 支配下契約 |
7/9 | 沼田翔平 | RP | 支配下契約 |
7/31 | 青柳晃洋 | SP | 補強 |
5/1 山野辺翔を西武から金銭トレードで獲得
山野辺翔 (30歳)の補強で内野強化。野手陣に故障者が相次ぐチーム事情となっていたため、特に内野手の補充が急務となっていました。
5/1 下川隼佑と支配下契約
下川隼佑 (25歳)はオイシックスから24年育成3位で入団したアンダースロー右腕。ヤクルトでは先発などのイニングイーターとして期待されるとともに、オイシックスから初の支配下選手として2軍球団の注目度向上に繋がる活躍も期待されます。
7/9 沼田翔平と支配下契約
沼田翔平 (25歳)は22年オフに育成契約で加入したリリーフ右腕。途中加入の育成選手としてはやや珍しい3年目を迎え、自身4年ぶりの支配下契約を勝ち取りました。
7/31 青柳晃洋を獲得
青柳晃洋 (31歳)は今季からMLBを目指しアメリカに渡った前阪神のサイドスロー右腕。ただ。3A級で結果を残せず、ここまでメジャー昇格を果たせていませんでした。ヤクルトとしては今後に向け投手陣の整備が急務となっており、実績のある投手は喉から手が出るほどに欲する存在でした。
中日ドラゴンズ
現在の支配下登録は69選手。
日付 | 選手 | 守備 | 移籍情報 |
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4/2 | 三浦瑞樹 | SP | 支配下契約 |
4/24 | 近藤廉 | RP | 支配下契約 |
4/30 | 岡田俊哉 | SP | 支配下契約 |
5/30 | 岩嵜翔※ | RP | トレード放出 |
6/15 | 佐藤龍世 | IF | トレード補強 |
7/10 | M.チェイビス | IF | 新外国人 |
4/2 三浦瑞樹と支配下契約
三浦瑞樹 (25歳)はオフに育成契約で加入した先中両用の左腕。3年間所属したソフトバンクから戦力外を受けた際に育成再契約を提示されるも移籍を選択し、今回新天地で支配下返り咲きとなりました。
4/24 近藤廉と支配下契約
近藤廉 (26歳)は札幌学院大から20年育成1位で入団した便利屋左腕。1年目の開幕直後に支配下を勝ち取るも中々結果を残せず、23年オフに再び育成契約に。今回の契約で2年ぶりの支配下復帰となりました。
4/30 岡田俊哉と支配下登録
岡田俊哉 (33歳)は智弁和歌山高から09年1位で入団したベテラン左腕。23年春季キャンプで右大腿骨骨折を負い長期離脱&育成落ちを経験するも、地道なリハビリと2軍での好投を重ね、2年ぶりの支配下返り咲きとなりました。
5/30 岩嵜翔をオリックスへ金銭トレードで放出
岩嵜翔 (35歳)は又吉克樹のFA移籍による人的補償で、21年オフにソフトバンクから獲得したリリーフ右腕。加入後は手術により一時育成契約も経験しましたが、昨年6月に支配下へ復帰し、今季は久しぶりの勝利投手にも輝きました。放出の理由としては、オリックス側からの強い要望や若手のための枠作りを行いたい思惑があったようです。
6/15 佐藤龍世を西武から金銭トレードで獲得
佐藤龍世 (28歳)の補強で内野コーナーを強化。福永や高橋の長期離脱に加え石川の不調も重なり、三塁に大きな穴が空いていたため、西武で干されていた右の強打者に白羽の矢を立てました。
7/10 マイケル・チェイビスを獲得
マイケル・チェイビス (29歳)はMLBデビューした19年に18HRを放ったこともある右の強打者。ここ2年はマイナー生活を過ごしていました。中日としては福永らの離脱で手薄となった内野に、佐藤龍世に続くテコ入れを行った形であり、大きな弱点である二塁手の強化も睨んだ動きとなっています。
ソフトバンクホークス
現在の支配下登録は69選手。
日付 | 選手 | 守備 | 移籍情報 |
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4/12 | 山本恵大 | OF | 支配下契約 |
5/12 | 秋広優人 | OF | トレード補強 |
大江竜聖 | RP | ||
リチャード※ | 3B | トレード放出 | |
6/20 | 川口冬弥 | RP | 支配下契約 |
7/25 | 宮﨑颯 | RP | 支配下契約 |
4/12 山本恵大と支配下契約
山本恵大 (25歳)は明星大から21年育成9位で入団した左の強打者。2軍で猛アピールを続けていた中、主力外野陣に故障者が相次いでいたことも重なり、初の支配下を勝ち取りました。
5/12 巨人と1対2のトレード
【リチャードの放出】
リチャード (本名は砂川リチャード、25歳)は沖縄尚学高から17年育成3位で入団した右の大砲候補。多くの期待を集めていましたが、数あるチャンスをふいにしレギュラーに定着できず。今季も主力離脱の機会を活かせなかったため、放出時期としては最適なタイミングを迎えていたと思います。
【秋広優人、大江竜聖の補強】
リチャード放出から話が始まったトレードなので、秋広優人 (22歳)&大江竜聖 (26歳)の獲得は大きな意図を持った補強ではないでしょう。とは言え、秋広はリチャードに代わる新たな大砲候補として、大江は手薄な左のリリーバーとして、チームに刺激を与える活躍が期待されます。
6/20 川口冬弥と支配下契約
川口冬弥 (25歳)は四国IL・徳島から24年育成6位で入団したリリーフ右腕。ハナマウイ (クラブチーム)や徳島で磨いてきた奪三振力を武器に、オールドルーキーが早期の支配下昇格を勝ち取りました。
7/25 宮﨑颯と支配下契約
宮﨑颯 (25歳)は東京農業大から22年育成8位で入団したリリーフ左腕。23年1月にトミー・ジョン手術を受け、昨夏にようやくプロ入り初の実戦登板と後れを取りましたが、今季は2軍で躍動。圧倒的なリリーフぶりを見せ、川口冬弥に続く育成リリーバーからの支配下昇格を勝ち取りました。
日本ハムファイターズ
現在の支配下登録は69選手。
日付 | 選手 | 守備 | 移籍情報 |
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5/22 | 孫易磊 | SP | 支配下契約 |
7/18 | 宮内春輝 | RP | 支配下契約 |
5/22 孫易磊と支配下契約
孫易磊 (スン・イーレイ、20歳)は23年9月に育成契約で加入した台湾のエース候補右腕。来日2年目となる今季は2軍で圧倒的な成績を残しており、早期の支配下昇格を勝ち取りました。古林睿煬との台湾コンビには大きな期待が集まります。
7/18 宮内春輝と支配下契約
宮内春輝 (29歳)は日本製紙石巻から22年6位で入団したサイドスロー右腕。2年連続で育成落ちを経験した苦労人でありながら、今季は2軍で安定したリリーフぶりを見せており、無事2度目の支配下復帰を勝ち取りました。
ロッテマリーンズ
現在の支配下登録は70選手。
日付 | 選手 | 守備 | 移籍情報 |
---|---|---|---|
7/25 | S.アセベド | OF | 支配下契約 |
7/31 | 吉川悠斗 | SP | 支配下契約 |
7/25 スティベン・アセベドと支配下契約
スティベン・アセベド (22歳)は今季から育成契約で加入したドミニカ共和国出身の外野手。2軍では期待されていた長打力だけでなく、確実性も発揮しており、フレッシュオールスターにも選出。ポランコが長期離脱となったため、大きなチャンスが舞い込んでくるかもしれません。
7/31 吉川悠斗と支配下契約
吉川悠斗 (20歳)は浦和麗明高から22年育成1位で入団した先発左腕。高卒2年目の昨季から2軍で結果を残し、今季も順調な成長をアピール。高校生投手の早期戦力化に長けているチームに、また楽しみな投手が出てきました。
楽天ゴールデンイーグルス
現在の支配下登録は70選手。
日付 | 選手 | 守備 | 移籍情報 |
---|---|---|---|
5/21 | O.ゴンザレス | OF | 新外国人 |
6/10 | L.ボイト | 1B | 新外国人 |
7/31 | 辰見鴻之介 | UT | 支配下契約 |
8/7 | N.ターリー※ | RP | 自由契約 |
5/21 オスカー・ゴンザレスをパドレスから獲得
オスカー・ゴンザレス (27歳)はMLBデビューした22年に11HRを放ったこともある右打の外野手。ただ、近年は鳴かず飛ばずの日々が続いており、MLBへの定着も果たせていませんでした。一方、楽天としては主力外野陣の不調が相次いでいたため、起爆剤と期待できる外野の新助っ人を求めた形になりました。
6/10 ルーク・ボイトを獲得
ルーク・ボイト (34歳)は20年にア・リーグHR王に輝いたこともある右のスラッガー。23年を最後にメジャーの舞台から遠ざかっており、昨年からはメキシコに活躍の場を移していますが、楽天としては久しぶりのMLB実績者の補強。先日獲得したゴンザレスとともに、長打力UPに繋がる打棒が期待されます。
7/31 辰見鴻之介と支配下契約
辰見鴻之介 (24歳)は西南学院大から22年育成1位で入団したユーティリティー選手。自慢の走力が評価され、23年7月に一度支配下昇格を勝ち取りましたが、昨オフに育成出戻り。今季は課題だった打撃でも結果を残し始めており、支配下返り咲きとなりました。
8/7 ニック・ターリーを自由契約
ニック・ターリー (35歳)は23年オフに加入したリリーフ左腕。今季は開幕1軍に入ったものの、結果を残せず抹消され、その後は1軍登板がありませんでした。楽天としては上述した辰見鴻之介の昇格のための枠が必要だったため、彼の昇格直前にウェイバー公示され、その後自由契約となりました。
オリックス・バファローズ
現在の支配下登録は69選手。
日付 | 選手 | 守備 | 移籍情報 |
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5/30 | 岩嵜翔 | RP | トレード補強 |
7/30 | 横山楓 | RP | 支配下契約 |
7/30 | 入山海斗 | RP | 支配下契約 |
5/30 岩嵜翔を中日から金銭トレードで獲得
岩嵜翔 (35歳)の補強でブルペン強化。5人の投手がトミー・ジョン手術を受けるなど、不調者や故障者が相次いでおり、一部投手への皺寄せが深刻なブルペン事情となっていたため、新たなリリーバーの補充が急務となっていました。
7/30 横山楓、入山海斗と支配下契約
横山楓 (27歳)はセガサミーから21年6位で入団した2軍の守護神で、昨オフに育成落ちとなっていました。一方、入山海斗 (25歳)は東北福祉大から22年育成3位で入団したリリーフ右腕。オリックスは引き続きブルペンの厚みが求められており、育成2投手を上げて枚数を確保する形を採りました。
西武ライオンズ
現在の支配下登録は70選手。
日付 | 選手 | 守備 | 移籍情報 |
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5/1 | 山野辺翔※ | IF | トレード放出 |
5/7 | モンテル | OF | 支配下契約 |
6/3 | 佐々木健 | RP | 支配下契約 |
6/15 | 佐藤龍世※ | IF | トレード放出 |
7/10 | 仲三河優太 | OF | 支配下契約 |
7/11 | J.D.デービス | IF | 新外国人 |
7/25 | 佐藤太陽 | IF | 支配下契約 |
7/31 | 浜屋将太 | RP | 支配下契約 |
5/1 山野辺翔をヤクルトへ金銭トレードで放出
山野辺翔 (30歳)は三菱自動車岡崎から18年3位で入団した便利屋。長年チームの縁の下を支えてきましたが、育成選手へのチャンスを広げたいとのチームの思惑もあり、今回の放出が決断されました。
5/7 モンテルと支配下契約
モンテル (本名は日隈モンテル、25歳)は四国IL・徳島から22年育成2位で入団した右打の大型外野手。身体能力の高さが評価されており、特に自慢の俊足による貢献が期待されます。
6/3 佐々木健と支配下契約
佐々木健 (29歳)はNTT東日本から20年2位で入団したパワー左腕。23年にはブルペンでの地位確立が期待できる活躍を見せるも、左肘痛のため8月にTJ手術となり、昨季は育成契約となっていました。今春に実戦復帰を果たしてからは好投を重ねており、順調なペースでの支配下復帰を勝ち取りました。
6/15 佐藤龍世を中日へ金銭トレードで放出
佐藤龍世 (28歳)は富士大から18年7位で入団した右の強打者。一時は日本ハムへトレードされたものの、22年オフに復帰すると、その後は主軸を担う活躍を見せていました。しかし、今年3月に犯した寝坊によるペナルティもあり、今季は2軍に幽閉される形に。西武としては規律を重んじる一方、山野辺の時と同様に育成選手へチャンスをあげたいとの思惑を含んだ放出かもしれません。
7/10 仲三河優太と支配下契約
仲三河優太 (22歳)は大阪桐蔭高校から20年7位で入団した左の大砲候補。中々1軍出場へ辿り着けなかったため、昨季からは育成契約となっていました。今季は2軍で9HRを放つなど、スラッガーとして成長を見せており、得点力UPの起爆剤として支配下返り咲きを勝ち取りました。
7/11 J.D.デービスを獲得
J.D.デービス (32歳)はMLB通算72HRを誇る右の大砲。ここ2年はMLB定着を果たせていませんでした。西武としては新加入のセデーニョや三塁転向した外崎が期待された数字を残せていないため、新たに内野コーナーの強化を図った形となりました。
7/25 佐藤太陽と支配下契約
佐藤太陽 (23歳)は神奈川大から24年育成2位で入団した左打の二遊間選手。2軍では持ち味だった守備だけでなく、打撃でも結果が出始めていました。西武のショートには絶対的な主力である源田がいるものの、コンディションが万全でないため、まずはバックアップからチャンスが貰えそうです。
7/31 浜屋将太と支配下契約
浜屋将太 (26歳)は三菱日立パワーシステムズから19年2位で入団したリリーフ左腕。ルーキーイヤーだった20年にはまずまずの成績を残したものの、その後は1軍で結果を残せず、昨オフに育成落ちとなっていました。今季の西武は育成選手の積極的な昇格が目立っており、最後の1枠には苦労人左腕が選ばれました。
2軍球団
オイシックス
日付 | 選手 | 守備 | 移籍情報 |
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5/12 | E.エスコバー※ | RP | メキシコLへ移籍 |
6/2 | L.ロドリゲス | OF | 新加入 →6/30 退団 |
6/9 | D.パディシャーク※ | SP | 退団 |
8/4 | 宮里優吾 | RP | ソフトBから派遣 |
くふうハヤテ
日付 | 選手 | 守備 | 移籍情報 |
---|---|---|---|
3/31 | 藤岡好明 | RP | 再契約 |
4/30 | 野口泰司 | C | 新加入 |
5/28 | 山田龍聖※ | SP | 巨人へ復帰 |
6/5 | 田村朋輝 | SP | 巨人から派遣 |
6/11 | 張賢真※ | IF | KBOへ移籍 |
8/4 | 大竹風雅 | SP | ソフトBから派遣 |