【MLB】2025シーズン中のトレードの噂や予想

MLB2025シーズン中のトレードに関する噂や予想をまとめました。

今記事は2ページに分かれており、当ページではナ・リーグの情報をまとめています。
1P目はナ・リーグ／2P目はア・リーグ

• 打消し線は今季中に放出された選手
• SP、RPは左投
• 保有期間の「※」はオプトアウト権の所持を意味

ナ・リーグ東地区のトレード候補

フィリーズ

スタンス予想：買い手

狙える限りのアップグレードを図るでしょう。オフに噂に上った主力放出の可能性は低いと見る一方、昨夏のように有望株の複数放出で勝負を仕掛ける可能性は否定できません。

ブレーブス

スタンス予想：売り手

昨季の悪い流れを依然引きずっており、このまま低迷が続くなら売り手に回る可能性も。ただ、そもそも切り売りできるのが主砲のオスーナやブルペン陣の一部のみと限られているため、基本的には買い手寄りのスタンスを保つと予想します。

※追記
アクーニャJr.やストライダーが戻ってこれば変わると信じていましたが、残念ながら状況は好転せず。オスーナやブルペン陣の一部の放出に動くのは必至の情勢となっており、セールやアルビーズの放出論まで出始めています。ただ、セールに関しては肋骨の骨折で離脱中など、実際に彼らが放出される可能性は低いと思います。

メッツ

スタンス予想：買い手

オフにソトの補強に成功したものの、まだオールインとまでは言えず、状況に応じて補強の強度を変えてくるでしょう。逆に、一部主力を年俸負担とともに放出するといった展開もあり得ます。

※追記
モンタスやマナイアを欠いていながらも強力なローテを形成できていたため、一時は先発投手の人員整理に注目が集まっていましたが、千賀やキャニングらの故障によりトーンダウンとなりました。

ナショナルズ

スタンス予想：売り手

まだ勝負期突入には至っていないため、余程上手く行かない限りは売り手に回ると予想。オフに単年で補強した選手に値が付くなら、売って行く形となるでしょう。

マーリンズ

スタンス予想：売り手

TJ手術から復帰したエースのアルカンタラには多くの関心が。オプションを含めば2027年まで保有できますが、エース級の先発は引く手数多の様相となっているため、今夏中に放出へ動く可能性が高いでしょう。また、サンチェスや他の先発投手も、パフォーマンス次第では今夏の注目候補に挙がってくると見ています。

ナ・リーグ中地区のトレード候補

ブルワーズ

スタンス予想：バランス

低予算でやり繰りしているチームなので、勝ち目が薄いと判断すれば早急に売り手へ回る展開もあり得るでしょう。また、売買問わず、どこまで放出可能か注目しておきたいチームであり、フレリック辺りの若手外野手の放出という切り札を有しているのも留意したい点です。

※追記
シーズン序盤は怪しさも感じましたが、先発整備などの長所を発揮し、結局はいつも通り上位をキープ。そのため、大胆な放出の可能性はほぼ無くなりましたが、積極的な買い手に回るチームではないので、買い手と売り手を並立させる展開は依然として残っています。

カージナルス

スタンス予想：売り手

ベテラン勢の放出失敗に伴い、無理やりな形でのコンテンドを強いられた訳であり、結局はPS進出に届かない可能性の方が高いと感じてしまいます。その場合、ベテラン勢放出の再交渉だけでなく、ヌートバーorドノバン放出という勝負手も候補に挙がりますが、最低限の放出以外に動く可能性はやはり低いでしょうか。

※追記
予想に反し上位争いを演じていたため、ベテラン勢の放出は一旦白紙になるかもと見ていたのですが、TDLが迫るにつれ再度危うい状況となってきました。アレナド周辺の騒がしさも戻ってきており、そもそも攻勢を強められるチーム事情でもないため、やはり売り寄りのスタンスになる可能性が高そうです。また、ドノバンやヌートバーらも再び興味を集めているようですが、彼らのような複数年保有可能な選手までは流石に放出しないでしょう。

カブス

スタンス予想：買い手

行かねばならない状況にもかかわらず、投手補強への消極的な姿勢はかなり気になるところ。一方の外野陣では有望株も含めば渋滞気味となっているため、ここの整理と投手補強を結び付けられたら面白いなとはずっと期待しているのですが……。

レッズ

スタンス予想：買い手寄り

野手陣の爆発力に期待が集まるチームですが、一進一退の様相。逆に、先発陣は若手を中心に軌道へ乗り始めている印象を受けるため、インディア⇔シンガーの逆バージョンとなるような大型トレードを仕掛けるのも面白いかもしれません。

パイレーツ

スタンス予想：売り手

危惧されていた通り、スキーンズらタレント揃う先発陣が宝の持ち腐れとなりそうな気配に。まだ超有望株のチャンドラーも控えているため、ケラーorジョーンズのどちらかを放出するという勝負手も噂されていましたが、ジョーンズの右肘手術により動かしづらい状況となっています。

※追記
予想通り下位に沈んでおり、売り手ムーブは避けられない情勢。すでに注目はどこまで出すのかに向いており、スキーンズ放出はあり得ないと否定されましたが、彼以外なら全員放出可能との噂も。動かしづらいと見ていたケラーや強打の捕手・バートだけでなく、クルーズへのオファーにも耳を傾けるのではと言われています。

ナ・リーグ西地区のトレード候補

ドジャース

スタンス予想：買い手

今オフも積極的な補強を見せたので、夏の市場では細部の詰めと余剰戦力の整理だけで終えられる展開もあり得ますが、やはりそれは故障者次第といったところ。また、補強が必要となった場合には既存の若手と補強候補を天秤に掛ける流れとなり、若手選手の選別にも注目が集まります。

パドレス

スタンス予想：買い手

金銭面での問題を抱えているものの、例年通りなら少々強引な形となっても買い手を貫くでしょう。ただ、シースとキングのエース格2枚がFAとなるのは例年との大きな違いとなっており、徒労に終わった場合のリスクは無視できないものがあります。

※追記
積極的な買い手として色々な獲得レースに名乗りを挙げていますが、やはり買い手一辺倒では厳しい様子で、同時にシースやスアレスの放出論も再浮上してきました。元々どのような補強を見せるのか読めないチームでしたが、彼らの放出もあり得るとなると、昨夏を越えるサプライズに期待してしまいます。

ダイヤモンドバックス

スタンス予想：売り手

パドレスと同様にギャレン、ケリーと先発2枚がFA間近なのは気になる点ですが、まだ猶予があるため、複数の選択肢を有しているのは大きな違いに。先発や外野手の整理に着手する可能性もあり、売買どちらに回ろうとも注目のチームになるかもしれません。

※追記
PS進出への望みは僅かに残していましたが、ネイラー放出で大物トレードの先陣を切ったように、やはり売り手へ回る形に。基本的にはスアレスを筆頭にしたFA間近の選手が放出の中心となりそうですが、外野手の整理に対する関心も引き続き寄せられているようです。

ジャイアンツ

スタンス予想：買い手

注目は若手先発陣の行方。バーランダーらベテラン勢がMLBのローテを占める一方、バードソングやハリソンがブルペンに回り、更には有望株のウィゼンハントも控える陣容。このまま塩漬けにしておくのも勿体ないため、チーム復調への切り札として彼らの活用を注目したいです。

※追記
デバース獲得のために、ヒックス＆ハリソンを放出。ジャイアンツとしては先発の整理と打線の強化の両取りに成功した形となり、期待以上の活用を見せてくれました。

ロッキーズ

スタンス予想：売り手

強豪がひしめくナ・リーグ西地区で唯一蚊帳の外となっており、売り手に回る可能性が濃厚。とは言え、いつも通り最低限の放出しか見せないと思われるため、トレード市場でも蚊帳の外となりそうな気配です。

※追記
内野の補強候補が不足していることもあり、マクマーンには多くの関心が集まっています。この低迷ぶりを踏まえれば、普通は放出一択だと思うのですが、悪い意味でどう動くのか読めません。
→無事、マクマーンの放出に成功しました。

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