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【ドラゴンズ】2020年オフ 退団選手のまとめ

ドラゴンズ

今回は、中日ドラゴンズ【2020-21】の退団選手をまとめました!

退団となった理由は何かを分析しようと始めた記事でしたが、結局は多くが思い出話となってしまいました。ですので、懐かしさも感じながら読んでもらえると幸いです。

更新情報
11/9 更新
外国人5選手を追加。

ドラゴンズの退団選手 一覧【2020-21】

現段階では、支配下10選手、育成3選手が退団となっています。

ドラゴンズの退団選手 一覧
選手守備今後
吉見一起投手引退
ロメロ投手
ゴンサレス投手
鈴木翔太投手現役続行
伊藤準規投手現役続行
小熊凌祐投手現役続行
阿知羅拓馬投手
石川駿内野引退
アルモンテ外野
シエラ外野
育成
ブリトー投手
大藏彰人投手
浜田智博投手引退

投手は左投手を意味しています。

吉見一起

プロフィール
1984年生、36歳。投手、右投。
通算成績
2020年
4登板 1勝 防御率5.71
通算
222登板 90勝 防御率2.94
今後の進路
現役引退。将来的には指導者をしてみたい気持ちも。

最後まで精密機械

正直、今年で引退するとは思っていなかった。確かに、1軍では終始厳しい投球となっていたが、2軍では好投を見せる試合も多々あり、ドラゴンズを退団してでも現役にまだ拘ると勝手に予想していた。

引退試合の投球を見てもまだ出来ると思ってしまったが、吉見が悩んだ末に決めたこと。ファンとしては最後までカッコ良い姿をありがとうと感謝を伝えたい。

吉見の魅力と言えばやっぱり制球力。特に、全盛期の凄さは今更語るまでもなく、谷繁のミットにビシッと決まる様はまさに圧巻の一言。あの時の吉見は間違いなくエースだった。

それだけに、肘の故障がなければと今でも思う。マウンド上で作ったバッテンポーズの絶望感といったら、思い出したくもないトラウマとなっている。その後、何とかマウンドには戻ってきてくれたが、やはり全盛期を知る者としては常に寂しさを覚える投球だった。

そして、いつかまた!

今後はとりあえず外から野球を見るとのことで、おそらく東海かCBCのどちらかで解説をやるだろうと個人的には予想している。そして、いつかは指導者にと言っているので、コーチとして再びドラゴンズのユニフォームを着る時が来るのを心待ちにしよう。今度は吉見自身の手で新しい投手王国を作って欲しい。

ロメロ

プロフィール
1991年生、29歳。投手、左投。
通算成績
2020年は1軍登板なし。
通算
21登板 8勝 防御率4.26
今後の進路
未定。

2年目の進化、見られず

速球偏向でも抑えるには問題なしの球威。性格にはやや難ありだが、捕手やコーチがきちんとリードし緩急をもっと使えるようにできれば、どれほどの成績を残すのか?2年目の進化に期待していたファンも多いと思う。しかし、春のオープン戦で古傷の左肩を痛め、残念ながらそのまま退団となってしまった。

しっかり投げられるのであれば当然戦力として期待できる投手だが、肩の故障はなかなか復帰時期の計算が難しいので、今回の戦力外も致し方ない。ただ、心の底では勿体ないと感じているのもまた事実。

ゴンサレス

プロフィール
1992年生、28歳。投手、左投。
通算成績
2020年
28登板 0勝 防御率4.78
今後の進路
未定。

ロッド代役の重圧は大きく

本人がどこまで知っていたかは分からないが、ファンからはロドリゲスの穴埋めとして大きな期待を寄せられていた。それだけに、物足りなさを痛感。ロッドとは流石に実績が違うので7割くらい埋めてくれればと個人的に期待していたが、そのレベルにも達してくれなかったのは残念。

投げている球は悪くないと思うが、やはり安定感に欠けるのが苦しい。ライマルやロッドのように圧倒的な球を投げるわけではないので、悪い時はとことん打たれてしまう。まだ成長の余地を残す投手だと思うが、来季本気で優勝を狙うなら外国人の成長まで待っていられないという感じか。

鈴木翔太

プロフィール
1995年生、25歳。投手、右投。
通算成績
2020年は1軍登板なし。
通算
24登板 5勝 防御率4.41
今後の進路
現役続行を目指しトライアウト挑戦。

ドラフト1位も時の流れには

元々自分が高スピンの速球を好きなこともあり、浜松でのプロ初登板は今でも鮮明に覚えている。だからこそ、4年目に先発でプチブレイクした時は嬉しかった。

さあ、ここからどう成長していくのかと期待していた矢先に、血行障害が発覚。この一報にショックを受けたのは自分だけではないでしょう。手術後は1軍の切符を掴むまでに復調したが、残念ながら1軍での登板機会は無かった。

ドラフト1位なので当然入団後数年は期待されていたと思うが、月日が経つにつれ序列が少しずつ下がっていき、ようやく生きる場所を見つけたという時にはチーム内に空きが無かった。長年の課題だった球速が150キロを記録した年に戦力外とは、何とも皮肉な結果と感じる。

伊藤準規

プロフィール
1991年生、29歳。投手、右投。
通算成績
2020年は1軍登板なし。
通算
83登板 7勝 防御率4.26
今後の進路
現役続行を目指しトライアウト挑戦。

エースになるはずだったのに

昨年は2軍で圧巻の成績を残し満を持しての1軍登板だったのだが、山賊打線相手に大炎上。巡り合わせが悪かったのでもう一度チャンスが貰えるだろうという期待も虚しく、そのもう一度はついに訪れなかった。

2012年のCSでは吉見の穴を埋める快投、2017年の交流戦では浅尾のような好リリーフと、先発でもリリーフでもエースとなり得る投手だった。エースとして絶対に君臨してくれると信じていたファンも多いでしょう。

ただ、翔太と同様に時が徒に過ぎていき、気付いた時には序列がかなり下がっていたのはファンの目から見ても明らかだった。兎にも角にも故障が多く、良い時間がなかなか継続できなかったことが本当に悔やまれる。

小熊凌祐

プロフィール
1990年生、30歳。投手、右投。
通算成績
2020年は1軍登板なし。
通算
90登板 12勝 防御率5.03
今後の進路
現役続行を目指しトライアウト挑戦。

ポリバレントの功罪

初期は2軍で抑えを務め、その後は1軍で先発、リリーフとポリバレントな活躍。チームにとっても有り難い存在だった。ただ、厳しいことを言えば、最後まで自分の最適な役割を作れなかった投手でもある。

ライナーを食らっても顔色一つ変えないポーカーフェイスは頼もしく感じたが、その顔に反し勝負所ではなかなか力を発揮できず。監督が変わる度にチャンスは貰えたが、結局は穴埋め的な役割に落ち着き、必要不可欠な存在とは成れなかった。

阿知羅拓馬

プロフィール
1992年生、28歳。投手、右投。
通算成績
2020年は1軍登板なし。
通算
24登板 1勝 防御率4.84
今後の進路
未定。

長身以外の武器が作れず

2016,17年に2軍で数々のタイトルを獲得していた時が全盛期でしょう。ファンの多くからは何故もっと上で起用しないのかや人的補償で持っていかれたら駄目だぞと言われるくらいには期待されていた。がしかし、その期待には応えられず、1軍での登板機会を貰えても結果が残せなかった。

個人的には長身以外に何を武器にしているのか分からないという印象をずっと抱いていた。色々なたらればはあるかもしれないが、プロで生きていくための武器を最後まで作れなかったことが活躍できなかった大きな原因だと思う。

石川駿

プロフィール
1990年生、30歳。内野手、右打。
通算成績
2020年
13打席 0HR 打率.300
通算
45打席 1HR 打率.244
今後の進路
現役引退。

2軍の帝王も故障に泣く

ドラフト2014年組の中では一番打撃を評価されていた打者で、ルーキーイヤーから多くのチャンスと期待が集まっていた。しかし、度重なる故障の前に、何度も何度も泣くことに。

安藤優也からのプロ初本塁打や2軍での首位打者など、大きな転換点は幾度もあった。さらに今年に関して言えば、1軍にもようやく慣れてきたなという期待感も抱いていた。がしかし、やはり最後まで故障に苦しむことに。

打撃は今でも期待できると思っているが、これだけ故障が多いとやはりプロの世界では厳しい。

アルモンテ

プロフィール
1989年生、31歳。外野手、両打。
通算成績
2020年
247打席 9HR 打率.294
通算
967打席 31HR 打率.316
今後の進路
未定。

もう見られない天才的打撃

彼に何度救われただろうか、数え切れないほどの思い出がある。それだけに、この別れは本当に辛い。ただ、チームが優勝するためには、ここの入れ替えが不可欠だと判断したのでしょう。

故障の多さがネックだったのは今更言うまでもないが、自分はもう一つ懸念していた点がある。それは、ゴロの多さ。特に、状態が悪い時はほとんどがゴロとなり、併殺打などで打線のブレーキとなることも多々あった。後に帳尻合わせの活躍を見せるのでトータルの見栄えは良くなるが、成績をあまり過信してはいけないタイプの打者かな。

長打不足のチームにおいて、外国人打者の長打力は必要不可欠。故障をしないなどの継続性だけでなく、不調時でも一歩間違えれば本塁打を放つ打者が必要だと思っていたので、今回の決断には賛成。その代わり、アルモンテの穴をちゃんと埋められる選手を球団は絶対に獲ってきて!

シエラ

プロフィール
1988年生、32歳。外野手、右打。
通算成績
2020年
94打席 1HR 打率.225
今後の進路
未定。

熱い姿勢は評価も

開幕からずっと2軍でも腐らず、自身が安打を放てばチームを鼓舞する姿を見せるなど、性格は本当にナイスガイ。ただ、肝心の成績が付いてこなかった。隙間を埋めてくれる存在としては重宝したくなる選手だが、年齢や枠のことを考えると今回の決断は仕方ない。

良い結果を残すとはいかなかったが、若手の見本となる点も多かった。彼の背中から若竜たちがプロで生きていく術を学んでくれていると嬉しいね。

ブリトー

プロフィール
1996年生、24歳。投手、右投。
通算成績
1軍登板なし。
今後の進路
未定。

何匹目かのドショウとはならず

速球も圧倒するものがあるわけではなく、制球力は常に試合を壊す危険性を孕むほどやばい。何故、今年も契約したのかは正直分からなかった。同じ育成外国人でありながらキューバ勢が期待の持てる活躍を見せ続けていたので、余計に実力不足が鮮明となっていた。

大藏彰人

プロフィール
1994年生、26歳。投手、右投。
通算成績
1軍登板なし。
今後の進路
未定。

難病の前に再び

越智、大隣、南、自分が覚えているだけでもこれだけの投手たちを泣かせてきた難病、黄色靭帯骨化症。どの投手もリバビリを乗り越え復帰までには辿り着くが、全盛期のキレを取り戻せなかった。そして、それは残念ながら大藏も同様だった。

3年と限られた時間の中で約1年を難病克服に潰されてしまってはやはり厳しかったと思う。

浜田智博

プロフィール
1992年生、28歳。投手、左投。
通算成績
2020年は1軍登板なし。
通算
1登板 0勝 防御率40.50
今後の進路
現役引退。

変則投手はつらいよ

変則左腕ということで期待されていたが、プロ初登板で大炎上。まあ、ドラゴンズの左腕には初登板は炎上するというジンクスがあるので、これからだと強がった期待はしていたものの、やはり変則投手が最初から攻略されては厳しかった。

育成落ち後は実戦向きのフォームへと変わりつつあったが、1軍で計算できるほどの武器は結局作れなかった。

総括

選手一人一人を見ていくと、やはり故障に悩まされた選手が多いですね。いくらスポーツ科学が進歩したと言っても、故障をしないことに越したことはないです。無事之名馬とはよく言ったものだなと改めて感じました。

どの選手にも期待していただけに悲しい別れではありますが、これで全てが終わった訳ではないです。新たなステージでも活躍できることを祈っています。