WBC2023大会のアメリカ代表のメンバーやスタメン&ローテ予想についてまとめました。
WBC2023のメンバー一覧
日本時間2/10に30選手が発表されましたが、その後カーショウらが辞退と前途多難の船出になっています。
投手陣
| 選手 | 投 | 所属 |
|---|---|---|
| 先発 7名 | ||
| アダム・ウェインライト | R | STL |
| ランス・リン | R | CWS |
| ブレイディ・シンガー | R | KC |
| マイルズ・マイコラス | R | STL |
| メリル・ケリー | R | ARI |
| カイル・フリーランド | L | COL |
| ニック・マルティネス | R | SD |
| 中継ぎ 8名 | ||
| ライアン・プレスリー | R | HOU |
| ダニエル・バード | R | COL |
| デビン・ウィリアムズ | R | MIL |
| デビッド・ベッドナー | R | PIT |
| アダム・オッタビーノ | R | NYM |
| ケンドール・グレーブマン | R | CWS |
| ジェイソン・アダム | R | TB |
| アーロン・ループ | L | LAA |
- ネスター・コーテズ(NYY/SP)は右ハムストリング痛のため辞退
- クレイトン・カーショウ(LAD/SP)は保険の問題により辞退
- ブルックス・レイリー(NYM/RP)は左ハムストリングの張りにより辞退
先発投手陣
出場を表明していたはずのウェブは何故かメンバーにおらず、コーテズも故障により辞退。さらには、エースとして期待されていたカーショウまでもが出場できない事態となり、アメリカ代表とは思えないかなり厳しいローテとなってしまいました。
ベテラン勢の経験だけが頼みの綱となっており、色々な投手を使い分け行くしか打開策はないでしょう。
ブルペン陣
先発とは違いMLBでもトップクラスのリリーバーを招集できたと思います。
チャンピオンに輝いたHOUの守護神・プレスリーが抑えの1番手になると予想していますが、他にも所属球団で最後を担っている投手が複数揃う豪華な陣容。5回辺りからの継投も十分に可能でしょう。
このブルペン陣を打ち崩すのは至難を極めるため、対戦相手からすれば先手を取らねば苦戦必至のチームに映っていると思います。
野手陣
| 選手 | 打 | 所属 |
|---|---|---|
| 捕手 3名 | ||
| JT・リアルミュート | R | PHI |
| ウィル・スミス | R | LAD |
| カイル・ヒガシオカ | R | NYY |
| 内野手 7名 | ||
| ポール・ゴールドシュミット | R | STL |
| ピート・アロンソ | R | NYM |
| ジェフ・マクニール | L | NYM |
| ボビー・ウィットJr. | R | KC |
| ノーラン・アレナド | R | STL |
| トレイ・ターナー | R | PHI |
| ティム・アンダーソン | R | CWS |
| 外野手 5名 | ||
| マイク・トラウト | R | LAA |
| ムーキー・ベッツ | R | LAD |
| カイル・タッカー | L | HOU |
| セドリック・マリンズ | S | BAL |
| カイル・シュワーバー | L | PHI |
※ブライス・ハーパー(PHI/OF)、トレバー・ストーリー(BOS/IF)は右肘の手術により辞退。
捕手陣
攻守のバランスや経験に秀でたリアルミュートがおり、そこに打撃型のスミスと第3捕手のヒガシオカが控えるという構成。
スミスの捕手守備やヒガシオカの打力は少し信頼できないところもあるので、基本的にはリアルミュート中心の運用となるでしょうか。
内野陣
コーナーに打撃型を配置し、二遊間は守備とコンタクト力を重視というシンプルな構成。
ただ、アレナドが短期決戦に弱いのは少し不安材料。3Bのバックアップもオプション的なものしか用意していないので、アレナドの出来次第では打線の破壊力や内野守備に影響をもたらすかもしれません。
外野陣
トラウトが参戦したことでセンターに強打者が配置でき、さらにはベッツやタッカーらが控える贅沢な構成。
ここにハーパーやジャッジがいれば正にドリームな外野陣が見れたのですが、それが実現しなかったのだけは少し残念です。
スタメン&先発ローテの予想
スタメン予想
現状のベストオーダーを並べてみました。
| 順 | 守 | 選手 | 打 |
|---|---|---|---|
| 1 | RF | ベッツ | R |
| 2 | CF | トラウト | R |
| 3 | 1B | ゴールドシュミット | R |
| 4 | 3B | アレナド | R |
| 5 | LF | タッカー | L |
| 6 | DH | シュワーバー | L |
| 7 | 2B | アンダーソン | R |
| 8 | C | リアルミュート | R |
| 9 | SS | T.ターナー | R |
トラウトとゴールドシュミットをコアに据え、その前後は状態次第で色々と変えて行くのかなというのが個人的な見立てです。
中軸の破壊力はもちろんコンタクトヒッターも揃っているので、打線は比較的組みやすい印象。後はコンディションの見極めさえミスらなければ、どういった組み方でもそれなりの打線には仕上がると思います。
一方で、右打者偏重は1つ気になるところなので、タッカーの打順やシュワーバーの使い所は注目していきたいポイントとなりそうです。
先発ローテ予想
| 日程(開催地) | 対戦カード | 予想先発 |
|---|---|---|
| 3月11日(アリゾナ) | イギリス | ウェインライト |
| 3月12日(アリゾナ) | メキシコ | マルティネス |
| 3月13日(アリゾナ) | カナダ | リン |
| 3月15日(アリゾナ) | コロンビア | ケリー |
| 3月18日(マイアミ) | 準々決勝 | リン |
| 3月20日(マイアミ) | 準決勝 | ウェインライト |
| 3月21日(マイアミ) | 決勝 | ケリー |
勝ち進めてはいますが、やはり大方の予想通り軸となれる投手が見当たらず、先発ローテのやり繰りには苦労している様子。
また、ニック・マルティネスは登板予定がもう無いため、所属のパドレスに戻ったようです。(代替投手は無し。)


