阪神タイガース2024の開幕メンバーを予想しました!
※選手末尾の「*」は左打or左投。
野手陣の開幕メンバー予想
開幕スタメン
順 | 守 | 選手 | 打席 | 打率 | HR | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | CF | 近本光司* | 585 | .285 | 8 | .809 |
2 | 2B | 中野拓夢* | 660 | .285 | 2 | .692 |
3 | LF | 前川右京* | 107 | .255 | 0 | .676 |
4 | 1B | 大山悠輔 | 625 | .288 | 19 | .859 |
5 | 3B | 佐藤輝明* | 548 | .263 | 24 | .837 |
6 | RF | 森下翔太 | 377 | .237 | 10 | .691 |
7 | C | 坂本誠志郎 | 289 | .226 | 0 | .543 |
8 | SS | 木浪聖也* | 470 | .267 | 1 | .653 |
基本的には昨年の日本シリーズに近いラインナップになると予想しています。とは言え、岡田監督的にレギュラー安泰と見てるのは近本、中野、大山の3選手だけであり、後はまだ白紙。特に、外野の両翼は激戦区となっており、誰がレギュラーの座を掴むのかは大きな注目ポイントとなっています。
デプスチャート
守備 | 主力 | 控え |
---|---|---|
C | 坂本誠志郎 | 梅野隆太郎 |
1B | 大山悠輔 | 小野寺暖 |
2B | 中野拓夢* | 小幡竜平* |
3B | 佐藤輝明* | 糸原健斗* |
SS | 木浪聖也* | 小幡竜平* |
LF | 前川右京* | ノイジー |
CF | 近本光司* | 小野寺暖 |
RF | 森下翔太 | 前川右京* |
捕手
球界トップレベルの守備力を誇る捕手を2枚も擁しているため、安泰と言えるポジションですが、故障者の発生や若手の伸び悩みは少し気がかりとなっています。
内野コーナー
原口や糸原といった実績組が控えているのは心強いものの、出来れば若手の台頭も欲しいところ。外野と両睨みできる選手が増えてこれば、デプスの厚みも増してくるでしょう。
二遊間
小幡が控えているものの、選手層的にはやや不安なポジション。守備力に秀でたバックアップが少ないのは個人的に気になっている点です。
外野
現時点で確実性は乏しいものの、両翼に打力が売りの期待株が揃っているのは楽しみなポイント。チーム内の序列が目まぐるしく変わるポジションとなりそうです。
投手陣の開幕メンバー予想
先発ローテーション
選手 | IP | ERA | K% | BB% |
---|---|---|---|---|
開幕カード | ||||
青柳晃洋 | 100.1 | 4.57 | 14.6 | 8.7 |
大竹耕太郎* | 131.2 | 2.26 | 16.0 | 2.3 |
才木浩人 | 118.2 | 1.82 | 22.6 | 7.6 |
第2カード | ||||
村上頌樹 | 144.1 | 1.75 | 25.8 | 2.8 |
伊藤将司* | 146.2 | 2.39 | 15.9 | 3.7 |
西勇輝 | 108.1 | 3.57 | 12.4 | 5.3 |
バックアップ | ||||
門別啓人* | 8.0 | 3.38 | 13.5 | 2.7 |
西純矢 | 72.1 | 3.86 | 14.2 | 8.9 |
大崩れしない投手が揃っており、不安要素は皆無に等しいのではないでしょうか。さらに、有望株の門別も控えており、中長期的にクオリティが保たれる陣容になりつつあります。
敢えて難癖を付けるとすれば、K%があまり高くない投手が多いのは少し気になるところ。打強環境に転じたり、悪運が重なったりした場合に、防御率が悪化する可能性もあるかもしれません。
ブルペン陣
※ゲラはMLBでの成績です。
選手 | IP | ERA | K% | BB% |
---|---|---|---|---|
岩崎優* | 56.0 | 1.77 | 28.6 | 6.5 |
ゲラ | 19.1 | 6.05 | 14.4 | 22.7 |
桐敷拓馬* | 40.1 | 1.79 | 25.3 | 7.6 |
岡留英貴 | 7.0 | 1.29 | 24.0 | 4.0 |
加治屋蓮 | 38.2 | 2.56 | 19.9 | 8.1 |
石井大智 | 40.0 | 1.35 | 17.6 | 4.8 |
島本浩也* | 26.2 | 1.69 | 20.0 | 3.0 |
漆原大晟 | 21.0 | 3.00 | 10.1 | 12.1 |
門別啓人* | 8.0 | 3.38 | 13.5 | 2.7 |
岩貞祐太* | 43.1 | 2.70 | 16.9 | 6.8 |
及川雅貴* | 36.1 | 2.23 | 27.2 | 9.5 |
湯浅京己 | 14.1 | 4.40 | 22.4 | 11.9 |
浜地真澄 | 27.2 | 5.86 | 19.0 | 5.0 |
かつての岡田監督は一部投手にしわ寄せがいく継投策を用いる時も多かったのですが、これだけ優れたリリーバーを有している現状ではそうした心配も不要でしょう。左右などのバリエーションにも富んでおり、誰を起用すべきか良い意味で迷いそうなブルペン陣となっています。
ただ、一部投手の状態が中々上がってこないのは気がかりです。ゲラの加入や岡留の成長といった上がり目も有しているため、大きな問題にはならないと見ていますが、序盤戦の継投には少し試行錯誤が必要となるかもしれません。