【MLB】2022シーズン中のトレード候補や噂

今回は、MLB2022シーズンのトレード候補のをまとめました。

  • チームの並び順は勝率が低い順 (7/31時点)
  • SPRPは左投
  • 打消し線は7月までに放出済みの選手

ナショナルズ

WSH 放出候補
選手守備保有期間
カール・エドワーズJr.RP2022
スティーブ・シシェクRP2022
ショーン・ドゥリトルRP2022
ジョシュ・ベル1B2022
セザー・ヘルナンデス2B2022
マイケル・フランコ3B2022
ネルソン・クルーズDH2022+MO
パトリック・コービンSP2024
フアン・ソトRF2024
ビクター・ロブレスCF2024
カイル・フィネガンRP2025
スティーブン・ストラスバーグSP2026
ヤディエル・ヘルナンデスLF2026

19年のWS制覇後は主力の退団もあり、現在は再建期中のナショナルズ。今季も下位に低迷中です。

そんな状況の中、トレード市場の目玉の1人であるベルが好調な打撃を見せているのは一安心。今夏は強打者のトレード候補が少ないので、多くの関心が集まるでしょう。

ただ、彼以上に注目が集まっているのは契約延長交渉が頓挫したソトについて。コービンやストラスバーグといった不良債権とセットで放出する案や4,5人の有望株を要求しているといった噂など多くの報道が出てきており、可能性は低いと予想していた今夏中の放出も日に日に現実味を帯びてきている状況です。

アスレチックス

OAK 放出候補
選手守備保有期間
エルビス・アンドラスSS2022+VO
チャド・ピンダーLF2022
スティーブン・ピスコッティRF2022+CO
フランキー・モンタスSP2023
トニー・ケンプ2B2023
ルー・トリビーノRP2024
ラモン・ローレアーノCF2024
ポール・ブラックバーンSP2025
ショーン・マーフィーC2025
クリスチャン・ベタンコートC2025
コール・アービンSP2026
セス・ブラウン1B2026
サム・モールRP2027

オフにファイヤーセールを敢行したものの一部主力を残したアスレチックスですが、やはり下位に低迷。

そんな中、キープしたモンタスが変わらず高質な投球を続けているのは好材料。注目株として多くの関心を集めること間違いなしの候補となっていますが、7月に肩の違和感で登板を一度スキップしたのは少し気になる情報です。

また、アスレチックスとしてはどこまで放出するのかにも注目が集まりそう。ローレアーノ辺りまでか、それともブラックバーンやマーフィー辺りも放出するのか。放出決断の如何によってはシーズン中も売り手側の主役となるかもしれません。

ロイヤルズ

KC 放出候補
選手守備保有期間
ザック・グレインキーSP2022
カルロス・サンタナ1B2022
アンドリュー・ベニンテンディLF2022
ブラッド・ケラーSP2023
アミール・ギャレットRP2023
マイケル・A・テイラーCF2023
ウィット・メリフィールドUT2023+MO
スコット・バーロウRP2024
ハンター・ドージャーUT2024+CO

昨季と同様今季もダークホースと密かな?注目を集めていたロイヤルズですが、今季も低迷。今オフFAの選手にはサンタナやベニンテンディといったビッグネームが揃っており、争奪戦となる可能性も。

個人的な予想では今オフFAの選手だけ放出と思っていたのですが、長年放出候補と噂されているメリフィールドの放出論が再燃するなど怪しい状況に。チームとしても半端な成績が続いているので、昨年のツインズのようにプチ解体を行う可能性もあるかもしれません。

レッズ

CIN 放出候補
選手守備保有期間
マイク・マイナーSP2022+MO
ブランドン・ドルーリーIF2022
ドノバン・ソラーノIF2022
タイラー・ネイキンOF2022
アルバート・アルモーラJr.OF2022
トミー・ファムLF2022+MO
ルイス・カスティーヨSP2023
タイラー・マーリーSP2023
ジェフ・ホフマンRP2023
カイル・ファーマーSS2024

オフにグレイやウィンカーらを放出とファイヤーセールを敢行したレッズですが、一縷の望みにかけカスティーヨ&マーリーをキープ。ところが、そんな淡い期待も虚しくチームは序盤から低迷となり、結局カスティーヨ&マーリーを売りに出すことに。

故障で出遅れたカスティーヨですが、復帰後も変わらず質の高い投球を披露しており今市場No.1の注目株に。一方、度々炎上しているマーリーですが、スタッツはそれほど悪くない数字なのでこちらも注目候補となるでしょう。

また、野手ではドルーリーが面白い存在。強打の二遊間として多くの関心を集めるでしょう。

パイレーツ

PIT 放出候補
選手守備保有期間
ホセ・キンタナSP2022
筒香嘉智1B2022
ベン・ギャメルOF2022
クリス・ストラットンRP2023
ダン・ボーゲルバック1B2024
J.T. ブルベイカーSP2025
ブライアン・レイノルズCF2025
デビッド・ベッドナーRP2026
ウィル・クロウRP2026

再建中のパイレーツなので、その場繋ぎの選手も目立っており大半の選手が放出可能となっているでしょう。

その中でも復調を見せているキンタナは注目候補の1人。昨季のエンゼルスでは先発失格の烙印も押されましたが、今季は優秀なローテ投手として機能しており、コスパの良い先発として多くのチームから需要があるタイプだと思います。

また、レイノルズの去就にも引き続き多くの注目が。市場に手薄なセンターということもあり、毎市場色々な噂が飛び交っています。実現性の予想にはかなり迷う選手ですが、放出した場合には間違いなくビッグニュースとなる存在です。

タイガース

DET 放出候補
選手守備保有期間
マイケル・ピネダSP2022
マイケル・フルマーRP2022
ウィリー・ペラルタRP2022
アンドリュー・チェイフィンRP2022+PO
タッカー・バーンハートC2022
ロビー・グロスマンOF2022
ジョー・ヒメネスRP2023
ジョナサン・スコープ2B2023
※今オフにopt-out
ジェイマー・キャンデラリオ3B2023
グレゴリー・ソトRP2025
タリック・スクーバルSP2026
アレックス・ラングRP2027

E・ロドリゲスやバイエズを補強するなどギアを入れ始めたタイガースですが、期待を大きく裏切る成績に。

来季以降さらにギアを上げる予定だと思うので、放出は必要最低限に留めると予想しています。がしかし、フルマーやチェイフィンといった今オフFAのリリーバーだけでなく、ソトやヒメネスなどまだ複数年保有できるリリーバーにも放出の噂があり、どこまでブルペンを解体するのか注目したいポイントとなってきています。

さらにはスクーバルへのオファーも受け付けているとの噂があり、今後の戦略の大幅な見直しが必要かもしれません。

カブス

CHC 放出候補
選手守備保有期間
ウェイド・マイリーSP2022
ドリュー・スマイリーSP2022+CO
デビッド・ロバートソンRP2022
クリス・マーティンRP2022
マイケル・ギブンズRP2022+MO
ウィルソン・コントレラスC2022
カイル・ヘンドリックスSP2023+VO
マーカス・ストローマンSP2023+PO
イアン・ハップOF2023
ジェイソン・ヘイワードOF2023
パトリック・ウィズダム3B2026
ラファエル・オルテガOF2026
スコット・エフロスRP2027

鈴木誠也やストローマンを補強するなど予想外の動きを見せたカブスですが、まあチーム成績は大方の予想通り下位に。

今オフでFAとなる好投手が多く彼らにも関心が集まりそうですが、1番関心を集めているのはやはりコントレラスでしょう。攻守両面を兼ね揃えた捕手を欲しがらないチームの方が珍しく多くの球団が注目しているはずで、野手候補では1番の注目株となっています。

また、オフのサプライズ補強だったストローマンにも放出の噂が。ただ、出だしに少し躓いたこともあり今無理して売ることにメリットがあるのか疑問なので、まだ様子見の段階でしょうか。

エンゼルス

LAA 放出候補
選手守備保有期間
ノア・シンダーガードSP2022
マイケル・ローレンゼンSP2022
アーチー・ブラッドリーRP2022
マット・ダフィーIF2022
大谷翔平2W2023
ジョー・アデルOF2026

今季も結局エンゼルスの名前を挙げなければならないようです。スタートダッシュに成功し今季こそはPS進出かと期待したのですが、大型連敗で一気にトーンダウン。例年通りのポジションに落ち着いてしまいました。

浮上のきっかけが見えないので売り手に回るべきだと思うのですが、ここで思い切った決断が出来ないのがこのチームの悪いところ。注目の的となっている大谷の去就についても今夏の放出には消極的とされており、結局何も変えないまま勝ち目の薄い勝負を続けることになるかもしれません。

レンジャーズ

TEX 放出候補
選手守備保有期間
マーティン・ペレスSP2022
ギャレット・リチャーズRP2022+CO
マット・ムーアRP2022
コール・カルフーンRF2022+CO
ブラッド・ミラーUT2023
ニック・ソラックIF2025

オフの大型補強も虚しくスタートダッシュに躓いたレンジャーズですが、若手や長期契約中の選手が多く売れる選手は少ないので派手な放出はほぼ無いと思います。注目候補の1人だったペレスとも契約延長の可能性を模索しており、放出しない可能性も出てきました。

また、場合によっては来季を見据えて買い手に回る可能性もあり得そうです。

ダイヤモンドバックス

ARI 放出候補
選手守備保有期間
ザック・デイビーズSP2022+MO
イアン・ケネディRP2022+CO
デビッド・ペラルタLF2022
マーク・メランソンRP2023+MO
ケイレブ・スミスRP2023
マディソン・バムガーナーSP2024
カーソン・ケリーC2024
クリスチャン・ウォーカー1B2024
ジョーダン・ルプロウOF2024
ザック・ガレンSP2025
ジョー・マンティプリーRP2026

ナ西じゃなければ攻勢を強めるという選択肢もあり得ましたが、もう少し我慢といった具合のダイヤモンドバックス。トレード候補として魅力的な選手を抱えているので、売り手として注目のチームとなるかも。

ペラルタやケネディといったFAが近い選手の放出で止める可能性が高いですが、もしかしたら保有期間が長い選手の放出も。移籍3年目で少しはまともな数字となってきたバムガーナーに限れば、今夏が放出のラストチャンスとなりそうです。

ロッキーズ

COL 放出候補
選手守備保有期間
チャド・クールSP2022
アレックス・コロメRP2022
カルロス・エステベスRP2022
ホセ・イグレシアスSS2022
チャーリー・ブラックモンRF2022+PO
ヘルマン・マルケスSP2023+CO
C.J.クロン1B2023
ランドル・グリチャックOF2023

序盤は健闘を見せたものの、結局下位に沈むロッキーズ。ただ、複数の投手と契約延長を結ぶなど勝負態勢を作りつつあるので、売るにしても最小限に止めそうです。
(今夏の放出が確実視されていた守護神・バードともトレード期限日を前に契約更新を選択しました。)

また、毎回放出が噂されているマルケスですが、今季はあまり良い状態ではないので今回もキープとなるでしょうか。一方、コスパの良い先発としてクールに密かな関心が集まっています。

マーリンズ

MIA 放出候補
選手守備保有期間
アンソニー・バスRP2022+CO
ヘスス・アギラール1B2022+MO
ジョーイ・ウェンドルIF2022+CO
ディラン・フローロRP2023
ブライアン・アンダーソン3B2023
ミゲル・ロハスSS2023
ギャレット・クーパーRF2023
パブロ・ロペスSP2024
エリーザー・ヘルナンデスSP2024
ジョン・バーティUT2025
スティーブン・オカートRP2026

ジーターCEOの辞任騒動が起こるなどいまいち戦略が見えてこないマーリンズ。PS進出が厳しい立ち位置となっているので売り手に回る可能性は高そうです。

主力のファイヤーセールを敢行した時と比べると間違いなく状況は好転しているので、大規模な放出は無いと予想しています。がしかし、今季好投を見せているロペスの放出論が再燃するなどまだまだ勝負しない側であるのかなという噂が多い印象です。

ちなみに、今季サイヤング級の投球を見せているアルカンタラに関して某公共放送の解説者たちが今夏の売却もあると言っていますが、オフに大型契約を結んだのでその可能性はかなり低いです。もし実現させるとしても、かなり豪華なパッケージを用意しなければ話は始まらないでしょう。

レッドソックス

BOS 放出候補
選手守備保有期間
ネイサン・イバルディSP2022
マイケル・ワカSP2022
リッチ・ヒルSP2022
澤村拓一RP2022+CO
マット・ストラムRP2022
クリスチャン・バスケスC2022
J.D.マルティネスOF2022
エンリケ・ヘルナンデスUT2022
ザンダー・ボガーツSS2025+VO
※今オフにopt-out

今季は浮き沈みが激しいレッドソックス。序盤に躓いた後何とか上位に食い込む位置まで浮上したものの、再び5割付近まで戻っており売り手への噂も再燃中。今オフのFA選手にはイバルディやJDなど魅力的な選手が揃っており、売り手となれば大きな注目を集めるチームとなりそうです。

また、今オフにオプトアウトの権利を有しているボガーツについても、引き続き大きな注目ポイントです。ここ最近の遊撃手の大型契約ラッシュを見ているので、市場に出る気満々のボガーツ。新たな大型契約を手にする可能性は高いと思いますが、問題はその相手球団がどこになるのか。シーズン中に契約更新の線が残ってる一方、オフのストーリー獲得もあり思い切って放出という可能性も否定できないチーム状況だと思います。

ジャイアンツ

SF 放出候補
選手守備保有期間
カルロス・ロドンSP2022+PO
ドミニク・レオンRP2022
カート・カサリC2022
ブランドン・ベルト1B2022
ウィルマー・フローレスIF2022
ジョク・ピーダーソンOF2022
ジョン・ブレッビアRP2023
ハーリン・ガルシアRP2023
オースティン・スレイターOF2024

昨季は激戦区のナ西を制したジャイアンツですが、今季は上位2チームに大きく水を開けられている状況。球宴時にはまだ判断に迷っていたものの、その後の7連敗で一気に売り手路線へと転換。噂ではエース・ウェブ以外は交渉可能との話まで出てきています。

放出しやすい候補の中で1番の目玉はやはりロドンでしょう。今季はまさにエース級の投球を披露しており、ローテ強化を模索するチームとしては魅力的な候補です。来季の契約には一応選手オプションが付いていますが、今季のパフォーマンスを見ると破棄が濃厚。対価も期待できるだけにジャイアンツとしても放出しやすい選手だと思います。

オリオールズ

BAL 放出候補
選手守備保有期間
ジョーダン・ライルズSP2022+CO
トレイ・マンシーニ1B2022+MO
ホルヘ・ロペスRP2024
アンソニー・サンタンデールRF2024
ディロン・テイトRP2025
セドリック・マリンズCF2025
オースティン・ヘイズOF2025

若手の戦力化が順調に進んでいる今季のオリオールズ。PS進出の可能性も出てくるまでに順位を上げてきました。ア東で無ければ勝負のギアを上げる可能性が高いのですが、超激戦区に属していることを考えるともう少し我慢の時でしょうか。

まだまだ有望株が控えているチームなので、現主力の放出に応じる可能性はあると思います。個人的に注目したいのはブルペン陣で、先発から転向して大ブレイクとなったロペスを筆頭に複数の好リリーバーを抱えており、ブルペン陣強化に動くチームからは注目のチームとなるでしょう。

また、チームの顔でもあるマンシーニとの今後も気になるところ。一応年俸調停の際に来季の契約オプションも付けていますが、引き留める可能性は正直あまり高くなさそうであり、遂に別れの時を迎えるかもしれません。

ガーディアンズ

CLE 放出候補
選手守備保有期間
アーメッド・ロザリオSS2023
シェーン・ビーバーSP2024
カル・クアントリルSP2025
ザック・プリーサックSP2025
アーロン・シバーレSP2025

スタンスが曖昧なガーディアンズですが、PSを狙える位置に付けているので売り手に回る可能性は低いでしょう。ただ、先発投手の育成には自信を持っているチームなので、戦力アップのためにMLBレベルのスターターをチップにするという選択はあり得るかもしれません。

具体的な候補としてプリーサックやシバーレの名前が挙がっている一方、エースのビーバーに関しては今夏に動く可能性はほぼ0と言われています。

レイズ

TB 放出候補
選手守備保有期間
マット・ウィスラーRP2022
ケビン・キアマイアーCF2022+CO
タイラー・グラスノーSP2023
ブルックス・ラリーRP2023+CO
チェ・ジマン1B2023
ジェフリー・スプリングスSP2024
ライアン・ヤーブローSPL2024
ヤンディ・ディアス3B2024
ブレット・フィリップスOF2024

年俸が高額となった主力を放出しその対価で若手を集め戦力維持を図っていく、唯一無二の戦略を誇るレイズ。今季もコンテンダーでありながら売り手としても注目したいチームです。

リストには年俸調停権を有す主力を挙げましたが、誰をどのタイミングで放出するのか読むのは至難の業。1番放出の可能性が高いと予想していたキアマイヤーも、故障により放出の可能性は消滅といった状況です。

パドレス

SD 放出候補
選手守備保有期間
マイク・クレビンジャーSP2022
ウィル・マイヤーズRF2022+CO
ディネルソン・ラメットSP2023
ブレイク・スネルSP2023
エリック・ホズマー1B2025
※今オフにopt-out
ライアン・ウェザースSP2026

パドレスは本来買い手に回るチームですが、先発投手がかなりだぶついているため売り手側としても色々な噂が。

理想は先発投手を対価に短所となっている野手陣の補強を図りたいのですが、問題は誰を放出するのか。好調のマスグローブ&ダルビッシュ、開花中のゴア、対価を費やし獲得のマネイアは無いと予想しましたが、スネル、クレビンジャーのどちらかを放出というのは十分あり得そう。

また、オフから噂されているホズマーの扱いも気になるところ。25年まで契約が残っており今オフからは完全なトレード拒否権を得るため、パドレスとしては放出したい存在でかつリミットは今季中までとなっています。上記で触れた先発とセットで交渉を進める可能性もあり、今後の動きには要注目です。

その他の放出候補

コンテンダー球団の中から余剰戦力や今オフにFAとなる選手で放出候補となりそうな選手をまとめました。

コンテンダー 放出候補
球団選手守備保有期間
HOUジェイク・オドリッジSP2022+PO
LADデビッド・プライスRP2022
MINゲイリー・サンチェスC2022
NYYジョーイ・ギャロOF2022
NYMドミニク・スミス1B2024
NYMJ.D.デービス3B2024
NYYミゲル・アンドゥハー3B2024
HOUホセ・ウルキディSP2025
HOUホセ・シリCF2027

特に可能性が高そうなのはメッツの2人でしょうか。彼らを対価に投手陣補強を進めるという手もある程度考えていると思います。

終わりに

最後に2つ触れておきたいポイントがあります。

1つ目はFA選手のドラフト補償であるクオリファイング・オファー (QO)について。

7/25までにMLBと選手会が合意すれば、QOは廃止に。ただ、交渉は難航しているようなので、実現の可能性はまだ分からない状況です。もし廃止となれば、下位球団は今季終了後にFAとなる主力をキープする旨味が減るので、安価でも放出する可能性が出てきます。

追記 (7/26)
結局交渉はまとまらず、QOの継続が決定しました。

2つ目は新型コロナのワクチン問題について。

ブルージェイズの本拠地トロントはカナダにあるため、試合をする際には入国手続きが必要に。ただ、カナダの入国にはワクチン接種が必須となっており、接種していない選手はトロントでプレイできない状況です。PSを考えれば同地区だけでなく他地区のチームにも影響が及ぶ可能性があるため、トレード補強の際にはワクチン接種の有無も注視すべき要素となるかもしれません。

総括

大谷やソトがトレード市場に出れば盛り上がること間違いなしだと思いますが、個人的には今夏の放出にまだ懐疑的です。結局、目玉はモンタス (OAK)、カスティーヨ (CIN)、コントレラス (CHC)の3選手辺りになるのかなと予想しています。

また、今季からPS出場枠が各リーグ+1 (WCが3チーム)となったことも大きく影響しており、需要多・供給少の市場に。活発だった昨夏と比べると寂しいトレード市場になる可能性が高そうです。

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