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【レッドソックス】補強ポイントをチェック!【2020-21】

レッドソックス

今回は、レッドソックス移籍情報と補強ポイントをまとめました!

優勝はおろかPS進出争いさえ加われないというのは予想していたが、結果はさらに下回る最下位。今年も明るい兆しがほとんど見えないため、まだまだ冬の時代が続きそう。

レッドソックスの移籍情報【2020-21】

ストーブリーグ【2020-21】の主な移籍情報をまとめました。

新加入選手

レッドソックスの新加入選手
選手守備退団
マーティン・ペレスSP・左再契約
ギャレット・リチャーズSP・右パドレス
アダム・オッタビーノRP・右ヤンキース(trade)
澤村拓一RP・右ロッテ
マット・アンドリースRP・右エンゼルス
ジョン・シュレイバーRP・右タイガース(DFA)
ハンター・レンフロー外野レイズ
フランチー・コルデロ外野ロイヤルズ(trade)
エンリケ・ヘルナンデスUTドジャース
マーウィン・ゴンザレスUTツインズ
マイナー
シーザー・プエロ外野再契約
ケビン・マッカーシーRP・右ロイヤルズ
ザック・グロッツRP・右マリナーズ
マット・カラシティーRP・右ジャイアンツm
ヘクター・ロンドンRP・右Dバックス
タイラー・オルソンRP・左カブスm
クリス・ハーマン捕手ジャイアンツm
ダニー・サンタナUTレンジャーズ

退団選手

レッドソックスの退団選手
選手守備移籍先
ザック・ゴッドリーSP・右ブルワーズm
コリン・マクヒューSP・右レイズ
クリス・マッツァSP・右レイズ(trade)
アンドリュー・トリッグスSP・右
マイク・キッカムSP・左ドジャースm
ロバート・ストックRP・右カブス(waiver)
ドミンゴ・タピアRP・右マリナーズ(waiver)
ジェフリー・スプリングスRP・左レイズ(trade)
ホセ・ペラザ内野メッツm
林子偉内野ツインズm
ダスティン・ペドロイア二塁引退
ジャッキー・
ブラッドリーJr.
外野ブルワーズ
アンドリュー・
ベニンテンディ
外野ロイヤルズ(trade)
ルスネイ・カスティーヨ外野楽天

レッドソックスのデプスチャート 2020

2020シーズンの戦力をデプスチャートにまとめました。

投手陣のデプスチャート

赤字は左投手、()はFAor退団選手を表している。

レッドソックス 投手陣2020
先発リリーフ
防御率5.345.79
1番手ペレスバーンズ
2番手イバルディブレイシア
3番手(ゴッドリー)バルデス
4番手(マッツァ)ブライス
5番手ホウクウェバー

投手陣が崩壊。

先発陣
エースのセールはTJ手術、2番手のロドリゲスはコロナの後遺症によりシーズン全休となったため、先発を5人揃えるだけでも一苦労。当然質もかなり低いローテとなってしまった。

終盤にメジャーデビューしたホウクの好投が唯一の収穫と言って良いだろう。

リリーフ陣
先発陣とは違いこれといったトラブルは無かったが、元々質、量ともに不足しているリリーフ陣だったので当然厳しい成績に終わった。

野手陣のデプスチャート

赤字は左打者、()は退団を表している。

レッドソックス 野手陣2020
OPS1番手2番手
捕手.865バスケスプラウェッキー
一塁.942チェイビスダルベック
二塁.586(ペラザ)アラウス
三塁.816デバースアラウス
遊撃.824ボガーツ(林子偉)
左翼.683バドゥーゴ(ベニンテンディ)
中堅.792(ブラッドリー)バドゥーゴ
右翼.853バドゥーゴマルティネス
DH.623マルティネスバスケス

※シーズン途中に退団するまで一塁はモアランド、右翼はピラーが主力を務めていた。

野手陣は一応の健闘を見せた。

捕手陣
バスケスが2シーズン連続で強打を披露。2番手のプラウェッキーも頼もしい数字を残しており、捕手はレッドソックスの数少ないストロングポジションとなっている。

内野陣
主力ではボガーツの安定感が光った一方で、デバースがやや不安定な内容に。また、若手でも鮮烈なデビューを飾ったダルベックと伸び悩みに陥ったチェイビス、明暗分かれる成績となってしまった。

そして、二塁は相変わらずレギュラー不在となっており、大きな穴が空いている。

外野陣
ブラッドリーの安定感とベッツとのトレードで加入したバドゥーゴの期待通りの活躍は良かったのだが、ベニンテンディが故障などの影響により大ブレーキに。

DH
マルティネスにとって自己ワーストのシーズンだったと言えるほどの大不調。高年俸を払っているので、もっと打ってもらわなければ困る打者なのだが……。

レッドソックスの補強ポイント

デプスチャートを基に補強ポイントをいくつか挙げていきます。

  • 先発の急整備!
  • 質の高いリリーフ
  • 外野の穴埋め
  • 二塁手の確保
  • トレード放出次第で

先発の急整備!

現状の先発ローテはイバルディ、ロドリゲス、ホウクの3投手。ただ、ロドリゲスのコンディションがどこまで回復しているかは未知数であり、ホウクはまだメジャーで3回しか先発していない若手なので、計算できる先発は実質イバルディ1人しかいない。(ちなみに、セールについては夏以降に復帰予定となっている。)

そのため、エースクラスなど質に拘る以前にまずは枚数を揃えなければならない状況となっている。

質の高いリリーフ

質、量ともに不安のあるリリーフ陣なのだが、2018年オフにキンブレルが退団して以来信用できる抑えが不在となっているため、まずは守護神の獲得が最優先。今FA市場には抑え経験のあるリリーバーが揃っているので、獲得できるチャンスは多いと思う。

外野の穴埋め

センターのブラッドリーがFAとなっているため、外野の穴埋めが必須な状況。ただ、バドゥーゴとベニンテンディが共にセンターを守れるので、外野のポジションにあまり拘る必要はない。

二塁手の確保

ペドロイアがまともにプレイ出来なくなって以降なかなかレギュラーが決まらない。ペドロイアの復帰ももう絶望的な状況なので、そろそろ新たなレギュラーを確立するべきだろう。

トレード放出次第で

今年も早々に勝負を諦めるのであれば、コスト削減&新たな有望株獲得のために主力の放出を決断する可能性があり、放出した場合は当然その穴埋めが必要となるだろう。

今のところ放出候補として主に名前が挙がっているのはボガーツとベニンテンディの2人。ボガーツの放出については一応否定的な考えを示している一方で、ベニンテンディについては放出が濃厚と言われている。

補強の進捗

投手と野手に分けて補強の進捗状況を見ていきます。

投手の補強

年が明けてから一気に補強のスピードが加速。

12/23 アンドリースと契約

まずは先発とリリーフの両面で起用できるアンドリースを獲得。どちらにも問題を抱えているレッドソックスにとっては使い勝手の良い投手を確保できた。

1/16 ペレスと再契約

続く補強はペレスとの再契約。今オフ序盤ではコストの問題からオプションを破棄してFAとなっていたが、ペレスが減俸を飲む形で残留。1年間ローテを守れるタフさは先発が足りないレッドソックスにとって心強い存在となるだろう。

1/23 リチャーズと合意

また、更なる先発陣の補強としてリチャーズも獲得。2018年に受けたTJ手術からの復帰は順調だと昨年の投球で示していたので、レッドソックスでもローテ入りが期待される。

1/25 オッタビーノを獲得

ヤンキースとのまさかのトレードでオッタビーノを獲得。昨年は不調に陥っていたが、それ以前は勝ちパターンのリリーフとして躍動していた投手。復調してくれれば、ブルペン陣の大きな助けとなってくれるだろう。

レッドソックスはリリーフ陣の強化、ヤンキースはペイロールに空きを作ることが狙いとまさにWIN-WINの取引だった。

2/15 澤村拓一と合意

ロッテから海外FA権を行使していた澤村拓一を獲得。昨季序盤は巨人で不調に陥っていたが、ロッテに移籍してからは本来の投球を取り戻し勝ちパターンのリリーフとして存在感を発揮。レッドソックスでも引き続きリリーフとして期待されているだろう。

レッドソックスは安定感のあるリリーフが少ないので、投球次第では抑えなどかなり良いポジションを任せられるかもしれない。

投手補強の評価

先発はペレスとリチャーズ、リリーフはオッタビーノと澤村、そして両方を任せられるアルバースも獲得と枚数の確保は出来た投手陣の補強。後は質の問題となるが、こればかりは実際にシーズンが始まってみないと分からない。大成功と大失敗、どちらもあり得る顔ぶれだと個人的には思う。

野手陣の補強

一応内外野ともに実力者を補強できている。

12/14 レンフローと契約

まずは外野手の補強として攻守ともに期待できるレンフローを獲得。昨年は不調に陥っていたが、2019年に33HRを放つなど実力は備えている打者。レッドソックスで復調する可能性も十分に秘めている。

1/22 ヘルナンデスと合意

二塁手の補強にはヘルナンデスを獲得。昨年は攻守に少し精彩を欠いていたが、それ以前は頼りになる活躍を披露していたので、二塁のレギュラーとしてある程度の期待が持てる。

また、ドジャース時代はユーティリティープレイヤーとして存在感を発揮してきたが、今オフは「1つのポジションのレギュラーとしてプレイしたい」と希望していたので、当面は二塁手中心の起用となるだろう。

2/1 ペドロイアが引退

フランチャイズプレイヤーだったペドロイアが引退を発表。契約は今季終了まで残っていたが、一足早い決断となった。

2017年に負傷した左膝がなかなか完治せず、近年はほとんど試合に出られていない状態が続いていた。チームも更なる補強のためにロースターを空ける必要があったため、ペドロイアが身を引く形となった。

2/10 ベニンテンディを放出

やはり噂されていたようにベニンテンディをトレードで放出(ロイヤルズへ)。かつては球界No.1の有望株と評価されていたベニンテンディだが、ここ数年は伸び悩みが見られておりコストも高くなってきたので、値ができる内に売ってしまおうというのがこのトレードの目的。

一応対価の1人にメジャー経験のある外野手、フランチー・コルデロを獲得したが、主力として期待できる選手ではないので、新たな外野手の補強が今後必要だろう。

2/11 ゴンザレスと合意

野手陣の層を厚くする補強として、マーウィン・ゴンザレスを獲得。昨年はOPS.606とかなり苦しい数字に終わったため打撃面については少し心配だが、彼の魅力はユーティリティープレイヤーであること。レッドソックスでも色んなポジションを守ってくれることを期待されている。

3/8 ブラッドリーJr.が退団

ブルワーズとの契約が決まったことにより、ブラッドリーJr.の退団が正式に決定。レッドソックスも再契約に興味を持ち続けていたが、やはり金銭的に難しかったのでしょう。

この退団で2018年チャンピオン時の外野トリオ、ベッツ・ブラッドリーJr.・ベニンテンディが全員レッドソックスからいなくなってしまった。

野手補強の評価

ヘルナンデスやマーウィン・ゴンザレス、ダニー・サンタナ(マイナー)といったUTプレイヤーを複数確保したのはとても面白い試みだと思う。その一方、外野陣ではベニンテンディやブラッドリーJr.が退団したことで弱体化を見せており、かなり不味い陣容となっている。UTプレイヤーたちの臨機応変な起用で何とか質を保っていこうという戦略だと思うが、果たして上手くいくだろうか。投手陣と同様に質の部分では出たとこ勝負となっており、2018年チャンピオン時と比べるとかなり不安な野手陣となってしまった。

総括

一応補強をする気はあるようだが、何とも言えない中途半端な補強を重ねただけの印象を受ける。人気チームであるが故に勝負から後退させるという決断がなかなか出来ず、微妙な立ち位置でズルズルと過ごしてしまったというのがここ2年であり、それは今季も変わらないようである。