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【レッドソックス】補強ポイントをチェック!【2020-21】

レッドソックス

今回は、レッドソックス移籍情報と補強ポイントをまとめました!

優勝はおろかPS進出争いさえ加われないというのは予想していたが、結果はさらに下回る最下位。今年も明るい兆しがほとんど見えないため、まだまだ冬の時代が続きそう。

更新情報
1/17
ペレスとの再契約情報を更新。
1/24
移籍情報と補強の進捗を最新に更新。
(ヘルナンデス、リチャーズなど)
1/26
オッタビーノの獲得情報を追加。

レッドソックスの移籍情報【2020-21】

ストーブリーグ【2020-21】の主な移籍情報をまとめました。

新加入選手

レッドソックスの新加入選手
選手守備退団
マーティン・ペレスSP・左再契約
ギャレット・リチャーズSP・右パドレス
アダム・オッタビーノRP・右ヤンキース
トレード
マット・アンドリースRP・右エンゼルス
ジョエル・パヤンプスRP・右Dバックス
waiver
ハンター・レンフロー外野レイズ
エンリケ・ヘルナンデスUTドジャース
マイナー
シーザー・プエロ外野再契約
ケビン・マッカーシーRP・右ロイヤルズ
ザック・グロッツRP・右マリナーズ

退団選手

レッドソックスの退団選手
選手守備移籍先
ロバート・ストックRP・右カブス
waiver
ドミンゴ・タピアRP・右マリナーズ
waiver
ホセ・ペラザ内野メッツm
林子偉内野ツインズm
ルスネイ・カスティーヨ外野楽天

FA選手

レッドソックスのFA選手
選手守備
コリン・マクヒューSP・右
ザック・ゴッドリーSP・右
アンドリュー・トリッグスSP・右
マイク・キッカムSP・左
ジャッキー・ブラッドリーJr.外野

レッドソックスのデプスチャート 2020

2020シーズンの戦力をデプスチャートにまとめました。

投手陣のデプスチャート

赤字は左投手、()はFAを表している。

レッドソックス 投手陣2020
先発リリーフ
防御率5.345.79
1番手ペレスバーンズ
2番手イバルディブレイシア
3番手(ゴッドリー)バルデス
4番手マッツァブライス
5番手ホウクウェバー

投手陣が崩壊。

先発陣
エースのセールはTJ手術、2番手のロドリゲスはコロナの後遺症によりシーズン全休となったため、先発を5人揃えるだけでも一苦労。当然質もかなり低いローテとなってしまった。

終盤にメジャーデビューしたホウクの好投が唯一の収穫と言って良いだろう。

リリーフ陣
先発陣とは違いこれといったトラブルは無かったが、元々質、量ともに不足しているリリーフ陣だったので当然厳しい成績に終わった。

野手陣のデプスチャート

赤字は左打者、()は退団orFAを表している。

レッドソックス 野手陣2020
OPS1番手2番手
捕手.865バスケスプラウェッキー
一塁.942チェイビスダルベック
二塁.586(ペラザ)アラウス
三塁.816デバースアラウス
遊撃.824ボガーツ(林子偉)
左翼.683バドゥーゴベニンテンディ
中堅.792(ブラッドリー)バドゥーゴ
右翼.853バドゥーゴマルティネス
DH.623マルティネスバスケス

※シーズン途中に退団するまで一塁はモアランド、右翼はピラーが主力を務めていた。

野手陣は一応の健闘を見せた。

捕手陣
バスケスが2シーズン連続で強打を披露。2番手のプラウェッキーも頼もしい数字を残しており、捕手はレッドソックスの数少ないストロングポジションとなっている。

内野陣
主力ではボガーツの安定感が光った一方で、デバースがやや不安定な内容に。また、若手でも鮮烈なデビューを飾ったダルベックと伸び悩みに陥ったチェイビス、明暗分かれる成績となってしまった。

そして、二塁は相変わらずレギュラー不在となっており、大きな穴が空いている。

外野陣
ブラッドリーの安定感とベッツとのトレードで加入したバドゥーゴの期待通りの活躍は良かったのだが、ベニンテンディが故障などの影響により大ブレーキに。

DH
マルティネスにとって自己ワーストのシーズンだったと言えるほどの大不調。高年俸を払っているので、もっと打ってもらわなければ困る打者なのだが……。

レッドソックスの補強ポイント

デプスチャートを基に補強ポイントをいくつか挙げていきます。

  • 先発の急整備!
  • 質の高いリリーフ
  • 外野の穴埋め
  • 二塁手の確保
  • トレード放出次第で

先発の急整備!

現状の先発ローテはイバルディ、ロドリゲス、ホウクの3投手。ただ、ロドリゲスのコンディションがどこまで回復しているかは未知数であり、ホウクはまだメジャーで3回しか先発していない若手なので、計算できる先発は実質イバルディ1人しかいない。(ちなみに、セールについては夏以降に復帰予定となっている。)

そのため、エースクラスなど質に拘る以前にまずは枚数を揃えなければならない状況となっている。

質の高いリリーフ

質、量ともに不安のあるリリーフ陣なのだが、2018年オフにキンブレルが退団して以来信用できる抑えが不在となっているため、まずは守護神の獲得が最優先。今FA市場には抑え経験のあるリリーバーが揃っているので、獲得できるチャンスは多いと思う。

外野の穴埋め

センターのブラッドリーがFAとなっているため、外野の穴埋めが必須な状況。ただ、バドゥーゴとベニンテンディが共にセンターを守れるので、外野のポジションにあまり拘る必要はない。

二塁手の確保

ペドロイアがまともにプレイ出来なくなって以降なかなかレギュラーが決まらない。ペドロイアの復帰ももう絶望的な状況なので、そろそろ新たなレギュラーを確立するべきだろう。

トレード放出次第で

今年も早々に勝負を諦めるのであれば、コスト削減&新たな有望株獲得のために主力の放出を決断する可能性があり、放出した場合は当然その穴埋めが必要となるだろう。

今のところ放出候補として主に名前が挙がっているのはボガーツとベニンテンディの2人。ボガーツの放出については一応否定的な考えを示している一方で、ベニンテンディについては放出が濃厚と言われている。

補強の進捗

投手と野手に分けて補強の進捗状況を見ていきます。

投手の補強

先発の補強はほぼ完了。

12/23 アンドリースと契約

まずは先発とリリーフの両面で起用できるアンドリースを獲得。どちらにも問題を抱えているレッドソックスにとっては使い勝手の良い投手を確保できた。

1/16 ペレスと再契約

続く補強はペレスとの再契約。今オフ序盤ではコストの問題からオプションを破棄してFAとなっていたが、ペレスが減俸を飲む形で残留。1年間ローテを守れるタフさは先発が足りないレッドソックスにとって心強い存在となるだろう。

1/23 リチャーズと合意

また、更なる先発陣の補強としてリチャーズも獲得。2018年に受けたTJ手術からの復帰は順調だと昨年の投球で示していたので、レッドソックスでもローテ入りが期待される。

1/25 オッタビーノを獲得

ヤンキースとのまさかのトレードでオッタビーノを獲得。昨年は不調に陥っていたが、それ以前は勝ちパターンのリリーフとして躍動していた投手。復調してくれれば、ブルペン陣の大きな助けとなってくれるだろう。

レッドソックスはリリーフ陣の強化、ヤンキースはペイロールに空きを作ることが狙いとまさにWIN-WINの取引だった。

今後の補強

先発の補強が大方完了した一方で、リリーフはもう少し補強したいという状況。ただ、使えるお金も魅力的な候補も段々と少なくなっており、これ以上の補強は少し難しいか。

野手陣の補強

一応内外野ともに実力者を補強できている。

12/14 レンフローと契約

まずは外野手の補強として攻守ともに期待できるレンフローを獲得。昨年は不調に陥っていたが、2019年に33HRを放つなど実力は備えている打者。レッドソックスで復調する可能性も十分に秘めている。

1/22 ヘルナンデスと合意

二塁手の補強にはヘルナンデスを獲得。昨年は攻守に少し精彩を欠いていたが、それ以前は頼りになる活躍を披露していたので、二塁のレギュラーとしてある程度の期待が持てる。

また、ドジャース時代はユーティリティープレイヤーとして存在感を発揮してきたが、今オフは「1つのポジションのレギュラーとしてプレイしたい」と希望していたので、当面は二塁手中心の起用となるだろう。

ベニンテンディの放出&
今後の補強

一時は秒読み段階と言われていたベニンテンディのトレードだが、どうやら交渉が難航しているようで開幕前までに放出しない可能性も出てきた。

もしベニンテンディを残留させるのであれば、一応外野手の主力級は3人揃っているので、積極的な補強は必要なくなる。ただ、昨年不調だった選手が2人もいることから、ブラッドリーJr.との再契約を含めもう少し質の高い外野手を狙いに行く可能性もある。

レッドソックスの主な補強候補

レッドソックスの主な補強候補をリストにまとめました。何れの候補も今オフにFAとなっている選手です。

レッドソックスの主な補強候補
選手守備
ジェイク・オドリッジSP・右
マット・シューメイカーSP・右
マット・ムーアSP・左
リッチ・ヒルSP・左
アレックス・コロメRP・右
ジェレミー・ジェフレスRP・右
ジャッキー・ブラッドリーJr.外野
ヤシエル・プイグ外野
エディ・ロザリオ外野

先発は2番手狙い

バウアーなどのエースクラスは最初から狙わず、2番手クラスを中心にリストアップ。また、不調や年齢などによりコストが安く済みそうな先発に狙いを定めている節もある。

外野はJBJ次第

ブラッドリーとはまだ再契約交渉を継続しているようなので、第1候補はブラッドリーの残留と見て間違いないだろう。ただ、彼の守備力を高く評価しているチームも多く、安価な条件では残留させられない。

また、ブラッドリー以外の候補には先発と同じくコストが安く済みそうな選手の名前が挙がっている。

総括

補強をする気があるのかないのか分からないストーブリーグとなっており、このままでは今年もボストンのファン達を喜ばせることは出来ないだろう。

このように低調となっている要因には当然コロナの影響もあるが、それ以前から綻びは見え始めていた。人気チームであるが故に勝負から後退させるという決断がなかなか出来ず、中途半端な立ち位置でズルズルと過ごしてしまったというのがここ数年。

今年こそは勝負か再建かをはっきりさせ、明確なビジョンをファンに示すべきであろう。