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【エンゼルス】補強ポイントをチェック!【2020-2021】

エンゼルス

今回は、エンゼルス移籍情報と補強ポイントをまとめました!

2020シーズンは序盤から躓き、早々に撤退モード。PS出場枠が拡大している大チャンスも全く活かせず。

来季こそPSに進出するためにも、投手陣全体のテコ入れが絶対に必要!

エンゼルスの移籍情報【2020-21】

ストーブリーグ【2020-21】の主な移籍情報をまとめました。

新加入選手

エンゼルスの新加入選手
選手守備退団
マイナー
スコット・シェブラー外野ブレーブスm

退団選手

エンゼルスの退団選手
選手守備移籍先/手段
ジェイコブ・バーンズRP・右メッツ
ウェーバー

FA選手

エンゼルスのFA選手
選手守備
フリオ・テヘランSP・右
キャム・ベドローシアンRP・右
アンドレルトン・シモンズ遊撃

シモンズは退団が濃厚

シーズン終盤に謎の出場辞退を表明するなど不穏な動きも見られたので、再契約の可能性は低いでしょう。シモンズの退団により、二遊間の補強が必要となってくる。

また、シモンズ自身の話をすると、守備の劣化や故障の多さからあまり大きな契約は期待できない状況となっている。

エンゼルスの補強ポイント

投手と野手に分けて、デプスチャートを基に補強ポイントをチェックしていきます。

デプスチャートについては、2020シーズン終盤のチーム状態を参考に作成しました。

投手陣のデプスチャート 2020

赤字は左投手を表している。

エンゼルス 投手陣2020
先発リリーフ
防御率5.524.63
1番手ヒーニーバトリー
2番手バンディメイヤーズ
3番手キャニングN.ラミレス
4番手バリアペーニャ
5番手サンドバルロブレス

先発陣はヒーニーの安定感やバンディの覚醒があったものの、他球団と比べると大幅に見劣りするローテ。大谷を入れればローテ投手は6人となるが、3番手以降はフルシーズンの計算ができず、最低でも1枚は補強したい。

一方のリリーフ陣は全体の防御率こそ先発陣より良いものの、信用できる投手がメイヤーズぐらいしかおらず、バトリーやロブレスの不調により絶対的な抑えが不在。やはりこちらも早急の補強が必要。

全体的にかなり不味い投手陣となっているので、1人でも多く良い投手を獲ってこなければならない。

投手陣の補強ポイント

デプスチャートを基に、エンゼルス投手陣の補強ポイントをいくつか挙げていきます。

  • エースの獲得が最優先事項
  • 先発陣の整備
  • リリーフ陣の整備

エースの獲得が最優先事項

まずは何と言ってもエースの獲得が最優先事項。ただ、今FA市場ではエース級がバウアーしかおらず、当然大争奪戦となっている。彼を無事獲得できれば万々歳だが、失敗した場合は昨オフと同様に微妙な補強で終わる危険性も。

ダルビッシュやスネルといったエース級がトレード市場に出てくる可能性もあるが、今のエンゼルスには魅力的な放出候補が見当たらないので、トレードでの更に獲得は厳しそう。

やはりバウアーの獲得に全力を挙げるしかない!

先発陣の整備

ローテ候補は6投手ほどいるが、1年間計算できるのは実質バンディとヒーニーのみであり、大谷に至っては本当に投げられるのか疑問符が付く状態。やはり最低でも1人は先発を補強しておきたい。

バウアーの獲得に成功した場合は彼のみで先発補強を終了しても良いと思うが、問題は失敗した場合。先発1人の補強では心許ないので、複数の先発を確保する必要性が生じてくる。

リリーフ陣の整備

まずは絶対的な抑えの確立を!幸いにも今FA市場では抑え候補が多数いるので、現リリーフ陣よりも格上のリリーフを獲得することは難しくないだろう。

ただし、優勝を本気で狙うには薄すぎる勝ちパターンので、勝利の方程式を充実させられる投手は1人でも多く欲しいところ。

野手陣のデプスチャート 2020

赤字は左打者、青字はスイッチヒッター、打消し線は退団を表している。

エンゼルス 野手陣2020
OPS1番手2番手
捕手.790スタッシベンブーム
一塁.806ウォルシュプーホールズ
二塁.676フレッチャーレンヒーフォ
三塁.922レンドーンフレッチャー
遊撃.718シモンズフレッチャー
左翼.706アップトンウォード
中堅.947トラウトアデル
右翼.644アデルウォード
DH.651プーホールズ大谷翔平

シモンズ以外は主力の退団がないので、遊撃手以外はレギュラークラスを確保できている。また、二塁手のフレッチャーが応用の利く選手であるため、早急の補強は二遊間のどちらかを埋めるだけで良い。

ただ、控え陣を見ていくと全体的に層が薄いため、更なる補強を模索したいところ。特に、外野陣はトラウト以外フルシーズンを計算できないので、アデルやウォードの成長次第ではかなり苦しい陣容となる危険性を秘めている。

野手陣の補強ポイント

デプスチャートを基に、エンゼルス野手陣の補強ポイントをいくつか挙げていきます。

  • 二遊間の穴埋め
  • 野手陣のテコ入れ
  • 捕手陣の強化

二遊間の穴埋め

シモンズの退団により早急の穴埋めが必須。ただ、二塁を守るフレッチャーが遊撃も守れるため、補強は遊撃手だけに拘る必要がなく二塁手でもOK。

今オフは投手陣の補強に力を入れたいことや来オフには遊撃手の大物が揃っていることなどから、今オフはコスパ重視での補強を模索していくと予想する。

野手陣のテコ入れ

投手の補強を優先するので二遊間以外の補強は後回しとなり、最悪追加の補強はなしという可能性も。ただ、各ポジションに主力は一応いるものの選手層が薄い陣容なので、少しテコ入れは加えたい。

具体点を挙げるならば、捕手はベテランを、内野手は強打者を、外野はライトの主力クラスを補強したいところだが、全部のポイントを埋めるのはかなり難しい。

そこで、個人的に提案したいのがユーティリティープレイヤーの獲得。内野と外野、両方をカバーできる選手がチーム内には不在のため、両方を担える選手がいたらかなり有難い。また、マッドン監督と言ったらUT選手を上手く活用する印象が強いので、戦術の幅を広げるためにもUT選手の獲得は面白いと思う。

捕手陣の強化

上記のように二遊間以外は後回しにすると思っていたのだが、どうやら捕手陣の強化も模索しているらしい。

当初は今季プチブレイクをしたスタッシをメインにし、サブはキーブームで行くとの報道も見たのだが、方針を変えたのだろうか?

個人的には当初の報道にあった方針で進めていき、保険としてベテラン捕手をマイナー契約で確保しておけば良いと考えているのだが。

エンゼルスの主な補強候補

報道のあった獲得候補についてまとめました!

エンゼルスの主な補強候補
選手守備前or現所属
トレバー・バウアーSP・右レッズ
ダン・ストレイリーSP・右ロッテ(KBO)
ブレイク・スネルSP・左レイズ
J.A.ハップSP・左ヤンキース
ジェームズ・マッキャン捕手ホワイトソックス
ヤディアー・モリーナ捕手カージナルス
コルテン・ウォン二塁カージナルス
ディディ・グレゴリウス遊撃フィリーズ

トレバー・バウアー

今季NLのサイヤング賞を獲ったことからも分かるように、実力は申し分ない。上記でも言及したように今FA市場では唯一と言えるエース級の先発なので、多くの球団が関心を寄せている。

単年契約で挑戦し続けたいや日本球界にも興味があるなど独自の考え方をする変わり者で、何を希望しているのかなかなか読めない。ただ、大の負けず嫌いなので、優勝が狙えるチームが良いというのは本音じゃないだろうか。

現時点でエンゼルスが優勝を狙えるチームか聞かれるとNoと言いたくなるが、優勝へのプロセスをきちんと説明できれば興味を持ってもらえるチームだとは思う。

ダン・ストレイリー

MLBで140試合の先発経験がある右腕だが、今季は活躍の場を韓国に。その韓国では15勝や205奪三振など好成績を記録。同水準の成績は流石に期待できないが、近年では韓国野球を経験した投手の活躍例もあるので、ローテ投手としては期待できるかもしれない。

彼の魅力は何と言ってもコスパの良さなのだが、韓国や日本からもっと良いオファーが来る可能性もあるので、必ずしもMLB復帰を選ぶとは限らない状況。

ブレイク・スネル

2018年ALのサイヤング賞投手。昨季は少しパフォーマンスを落としたが、今季は再びエース級の活躍を見せた。FAとなるまでまだ3年あるものの、彼の高年俸がコロナ禍の影響によりチームの負担となっているので、トレードでの放出が検討されている。

前述したように今のエンゼルスがトレードで獲得するのは難しいのだが、キアマイヤーや筒香といった他の高年俸者も引き受けるのであれば、少し可能性が出てくるのではないだろうか。ただ、この場合はかなり予算を使うことになるので、リターン以上にリスクが大き過ぎる気もする。

J.A.ハップ

今季はあまり大きな期待を持たれていなかったが、防御率3.47、WHIP1.05と先発の役割を全うした。来季中には39歳と大ベテランの領域に入ってきたが、今尚ローテ投手として投げ続けられるタフさは凄いの一言。

ローテに左腕が少なく若手が多いエンゼルスにとっては補強ポイントに合致する存在。一方で、先発としての安定感を評価する球団も多く、争奪戦となる可能性も。高齢の先発だからと言って、すんなり獲得とは行かなそう。

ジェームズ・マッキャン

タイガース時代は全体的に物足りない捕手だったが、2019年にホワイトソックスへ移籍してからは攻守ともに成長。今季は新加入のグランダルと併用になったものの、OPS .896を記録したり、酷評されていたフレーミングを改善したりと捕手としてさらに成長したシーズンだった。

今市場で捕手最注目株のリアルミュートと比べるとコストはかからないが、そのコスパの良さから興味を持っている球団も多い。エンゼルスとしても捕手の強化を狙うのであれば興味深い存在だが、他に優先すべき補強があるので、少し厳しいと思う。

ヤディアー・モリーナ

言わずと知れたレジェンド捕手。2020年で引退と言っていたのだが、やはりもう一度チャンピオンになりたいと現役を続行。カージナルスに残留が濃厚と言われているが、退団の可能性も残している。

経験豊富な捕手としてエンゼルスもオファーを出しているらしいのだが、チャンピオンになりたいモリーナからすればあまり旨味のないオファーだと思う。カージナルス時代の盟友、プーホールズとの再共演は興味を惹くかもしれないが、実現する可能性はかなり低いだろう。

コルテン・ウォン

打撃は平均レベルで守備は名手レベルと、正しくセカンドを守るシモンズという表現がぴったりな選手。2度もGGを受賞するなど二塁の守備で、常勝軍団に貢献してきた選手。一方で、今季の打撃成績が悪かったのは少し気になるところ。

また、二塁手は需要が多いポジションなので、興味を持っている球団がかなり多い。一応弟のキーン・ウォンを獲得するなど交渉材料は揃えているが、獲得できるかはまだまだ分からない。

ディディ・グレゴリウス

2018年オフに受けたTJ手術の影響によりFAイヤーだった昨季は不調に終わったため、今季は1年勝負でフィリーズと契約。この判断が功を奏したか攻守ともに復調気配となっており、今オフは複数年契約を模索。

シモンズと比べると守備は劣るが、チームに手薄な左打であるので打線に厚みを加える存在としても興味を惹かれる。競合相手はウォンほど多くないので、早急に二遊間を埋めたいなら彼の獲得に動いた方が確実か。

総括

同地区の上位2球団、アスレチックスとアストロズは戦力ダウンとなっており、マリナーズとレンジャーズはまだ戦力が足りない。つまり、今オフの補強次第ではどのチームにも優勝の可能性がある地区となっている。だからこそ、バウアー獲得の成否が超重要!

ミナシアン新GMとなり勝負から1歩引いたチーム体制となるのではとの懸念もあったが、すでにモレノオーナーが来季の総年俸は削減しないと明言。引き続き大物を狙う体制は出来ているので、後は狙った獲物を着実に獲ってこれるかどうかだけ。