ドジャース2026シーズン中のトレード補強について予想してみました!
最初に1つ結論を言いますと、今季のドジャースに明確な補強ポイントはありません。多くの故障者がPSには間に合う見込みですし、ある程度メンバーが揃いさえすれば3連覇への戦力は整う手はずです。
ただ、故障者事情に関しては何が起こるか読めないのもまた事実なので、一応の備えは必要。貪欲にアップグレードを狙う余地もありそうなので、今回は自分が気になる4つの補強ポイントからトレード戦略を見ていきます。
先発投手の補強候補
| 選手 | 所属 | 対価規模 |
|---|---|---|
| タリック・スクーバル | DET | ★★★★★ |
| ジョー・ライアン | MIN | ★★★★ |
| ケイシー・マイズ | DET | ★★★ |
| ケビン・ゴーズマン | TOR | ★★★ |
| フレディ・ペラルタ | NYM | ★★☆ |
| クレイ・ホームズ | NYM | ★★☆ |
| ダスティン・メイ | STL | ★★☆ |
| ロビー・レイ | SF | ★★☆ |
| トレバー・ロジャース | BAL | ★★☆ |
| ブレイディ・シンガー | CIN | ★☆☆ |
※ライアン以外の保有期間は今季まで、ライアンは来季まで。
スネルが復帰できれば (8月頃に復帰予定?)、大谷・山本・スネルの3本柱が中心に。4番手・グラスナウの状態は依然読めませんが、そこは今季ブレイクしたロブレスキーに期待です。ただ、大谷の左膝不調という新たな懸念もあり、健康的な先発をレンタル補強する選択肢も一応は残っています。
とはいえ、ロブレスキーらを上回らないと意味を為さず、膨大な対価も踏まえると、先発補強は総じてコスパ悪し。基本的には不必要と見ています、ただ1人の例外を除いては……。
結論:スクーバルは別腹
色々と書きましたが、今夏の先発補強はスクーバル狂騒曲に尽きるでしょう。より破格の対価が求められる分、正直コスパは良くない部類ですが、それを度外視すべき価値がスクーバルにはあります。3連覇を確実なものにしたいならば、尚更です。
タイガースの状態が上向き、再度キープの可能性が高まる一方、NLのライバルに奪われる展開だけは絶対に避けたいシナリオ。必要とあらば、ドジャースにはこの狂騒曲のジョーカー役を全うしてもらいたいところです。
リリーフの補強候補
| 選手 | 所属 | 保有 期間 |
所属の スタンス |
|---|---|---|---|
| カービー・イエーツ | LAA | 2026 | 売り手 |
| ライアン・ゼファージャン | LAA | 2030 | 売り手 |
| ピート・フェアバンクス | MIA | 2026 | 様子見 |
| ケンリー・ジャンセン | DET | 2027 | 様子見 |
| ジェフ・ホフマン | TOR | 2027 | 様子見 |
| ポール・シーウォルド | AZ | 2026 | 様子見 |
| ケビン・ギンケル | AZ | 2026 | 様子見 |
| グレゴリー・ソト | PIT | 2026 | 様子見 |
| ブライアン・アブレイユ | HOU | 2026 | 様子見 |
| カミロ・ドバル | NYY | 2027 | 買い手 |
夏のブルペン補強で慌てないために、昨オフのスコットに続き今オフはディアスと、多少のオーバーペイでも先手を打ってきました。ディアスの手術という誤算はあったものの、復帰状況は順調であり、PSまでには体制が整う手はずとなっています。
エンリケスやクラインの序列UP、フィリップスやスチュワートの復帰に加え、佐々木ら先発組からの転向策も秘めており、枚数自体も充実しつつある陣容。新たなトラブルが起きない限り、ブルペン補強に着手する旨味は薄いと見ています。
結論:貪欲に粗削り型を狙う余地は一応あり?
敢えてリストに記載したスタンスを見てもらっても分かるように、今夏は明確な売り手が少ないです。元より大物は狙わないと見ており、チャップマン(BOS)ら最注目株の獲得はないと読んでいましたが、そもそも正攻法のブルペン補強自体が難しいように映ります。
一方、好みのタイプである粗削り投手を狙う可能性は一応残っており、個人的にはゼファージャンあたりが狙い目かと。ただ、こういったタイプの対価も非常に読みにくくなっており、低コストでの獲得は厳しいかもしれません。
答え合わせ?:ハルボーセンを補強
粗削り型を狙うとの読みは一応当たっていたようで、セス・ハルボーセン (fromCOL)をトレードで獲得。ただ、予想よりアンダーな選択となっており、正直TDLの動きとしてカウントすべきか迷うレベルです。とはいえ、こういったタイプの改造に強みのあるチームなので、今後の進捗には期待。また、同様の低コストなリリーフ補強はもう少し続けるかもしれません。
二遊間の補強候補
| 選手 | 所属 | 保有 期間 |
放出の 可能性 |
|---|---|---|---|
| ルイス・アラエス | SF | 2026 | ★★★ |
| ジェフ・マクニール | ATH | 2027 | ★★★ |
| ブレット・ベイティ | NYM | 2029 | ★★★ |
| グレイバー・トーレス | DET | 2026 | ★★☆ |
| ブランドン・ラウ | PIT | 2026 | ★★☆ |
| CJ・エイブラムス | WSH | 2028 | ★★☆ |
| テイラー・ウォールズ | TB | 2027 | ★★☆ |
| コディ・クレメンス | MIN | 2029 | ★★☆ |
| ジェレミー・ペーニャ | HOU | 2027 | ★☆☆ |
| ザック・ネト | LAA | 2029 | ★☆☆ |
他ポイントは故障者さえ戻れば戦力が整う一方、二遊間は理想を言えば補強したいポジションです。内野の高齢化は大きな懸念であり、希少な若手のフリーランドもコンテンダーの主力としては物足りない現状でとどまっています。
ただ、主力級が市場に出てくる気配はなく、欲しくとも中々補強に動けないのが現状です。UT系を再度狙う選択肢もありますが、エドマン・ロハス・キケが揃うのであれば、敢えてここを狙う必要性も薄いでしょう。
結論:外野の有望株の整理と結び付けたいが
ペーニャやネトのような主戦級が市場に出てくるなら、有望株の大盤振舞いを期待したいところですが、やはり放出の可能性は低いようです。
一方、現地報道では有望株同士のトレードを模索するのではとの噂も。ドジャースの有望株事情はかなり外野手に偏っているため、内野手や投手と入れ替えたいとの考えが窺えます。即戦力補強は難しいとしても、内野陣の未来図をより具現化する動きが見られれば、ドジャースの常勝時代はさらに固くなるでしょう。
捕手の補強候補
| 選手 | 所属 | 対価規模 |
|---|---|---|
| ライアン・ジェファーズ | MIN | ★★☆ |
| ゲイリー・サンチェス | MIL | ★☆☆ |
| カイル・ヒガシオカ | TEX | ★☆☆ |
| タイラー・スティーブンソン | CIN | ★☆☆ |
| ジェイク・ロジャース | DET | ☆☆☆ |
| ジョナ・ハイム | ATH | ☆☆☆ |
| トラビス・ダーノー | LAA | ☆☆☆ |
| ベン・ロートベット | NYM | ☆☆☆ |
※ロートベットのみ40人枠外。
ラッシングが成長を見せていることもあり、スミスが健康なら何の問題もないポジションなのですが、そのスミスの状態がまだ読めないとのこと。最悪の事態に備えるべく、一応捕手に関しても触れておきます。
ドジャースとしてはラッシングのバックアップを短期間担ってくれれば十分なので、大物補強は当然不要です。ただ、控え捕手は低コストで済む一方、人材が限られるのが実情。捕手補強は意外と難しい面もあり、手頃な捕手が見つかるかは巡り合わせ次第とも言えます。
結論:ロートベットがベターな選択肢
やはり昨季のPSで貢献してくれたロートベットとの再会がベターな選択肢に映ります。ただ、マイナーオプションの兼ね合いから安易に40人枠へ入れられないため、獲得するにもタイミングが重要です。もちろん、スミスが元気ならこの話は杞憂に終わるのですが、節々に期限が存在するため、猶予を見極めた備えが求められます。
ちなみに、ロートベットは現在マイナー契約の選手なので、8/3の期限日以降でも獲得可能です。一方で、PSの出場資格は8/31が期限なので、それまでに決断を下す必要があります。
総括
- 補強の必要性はやはり故障者次第
- 有望株の整理もそろそろ考えたいが
今回述べてきたように、現状のドジャースに大きな補強ポイントは見当たりません。ただ、スネルや大谷、スミスなど、幾つかの懸念材料を抱えているのもまた事実です。結局のところ、補強の必要性は良くも悪くも故障者次第であることを、改めて強調しておきます。
一方、傘下には超有望株が数多く控えており、彼らの整理もそろそろ考えるべき時期に。特に、外野手には人材が偏っており、数年後には飽和状態を迎える危険性も。ただ、どの有望株も物凄い成長を見せているので、正直放出するのは惜しいです。スクーバルや二遊間の主力級ぐらいでないと、積極的には動かせないかもしれません。
故障者さえ戻れば、後は悠々自適の夏。豊富な選択肢ゆえに嬉しい悩みも多いですが、その分描ける構想も無限大。どのような明るい未来を見せてくれるか、楽しみに待ちましょう!
