【ドジャース】2023年オフの補強情報

ドジャース2023オフの移籍情報と補強ポイントをまとめました！

移籍情報

• SP、RPは左投
• 球団略称末尾の「m」はマイナーを表現
• 選手末尾の「*」は23季中の加入を表現

新加入選手

退団選手

補足情報

契約情報

40人枠入り

補強ポイント＆ToDoリスト

残る大きな補強ポイントは基本的に先発投手と見ていますが、余裕があれば野手ももう少しテコ入れしておきたいといった感じです。

先発ローテの強化

主戦級で開幕に間に合うと予想されるのがビューラーのみであり、そのビューラーでさえ完全復調を見せるかは不透明な状況です。ご存じのように新加入の大谷もTJ手術で24年の投手は全休となりますし、また再契約を模索しているであろうカーショウ(※2/6 再契約に合意)も最低夏までは計算できない状態。確実に計算できる先発が不在となっているので、ハイクラスな先発の補強は必須だと思います。

一方、複数人が控えている若手先発の存在も気になるところです。昨オフは最低限の補強しか行わず、23年は若手に期待する年と位置付けましたが、明瞭な好成績を残せたのはミラーのみと、やや寂しい結果に。特に、期待されていたペピオが脇腹の故障でイニング数を伸ばせなかったのは、1つ誤算となりました。現状ではミラーとペピオに引き続き期待が集まり、ローテ入りすると見られていますが、それ以外は流動的となっています。

また、トレード補強を模索する場合は、結果を出し切れていない投手でも面白い要素を持っているので、一部の若手先発が対価となる可能性も秘めているでしょう。起用面や戦力面での若手の選別も、補強と並行して重要な課題となってきそうです。

※追記 (グラスノーを補強)
エース格の1人としてグラスノーをレイズから獲得。ただ、対価でペピオを放出しているため、ローテ入り濃厚な先発の頭数は依然変化なしとなっています。

※追記 (山本由伸を補強)
更なるエース格として山本由伸を獲得。これでビューラー、グラスノー、そして山本由伸と24年の三枚看板が揃い、ミラーを加えた4投手がおそらくローテ濃厚と見られます。

※追記 (パクストンを補強)
残り1枠は若手で埋めると見ていましたが、ダメ押しでパクストンも獲得。健康面には不安が残りますが、若手の成長を当てにせずローテの5枠目を埋めた形となりました。

二遊間の強化

23年の目玉策としてラックスのSS復帰がありましたが、開幕前の段階で右膝の靭帯を断裂してしまい、早々に頓挫。代わりに、ロハスの補強と若手の抜擢で勝負に挑んだのですが、ロハスの守備面以外は機能せずに終わる。二遊間が大きな弱点となってしまった中、苦肉の策として講じたのがベッツの抜擢です。そして、24年はこの策をさらに本格化させようとしており、ベッツは常時2B起用される見込みとなっています。

一方、ラックスもSTからの復帰が期待されており、引き続きSSでの起用となりそうです。ロハスの補助を受けながら併用して行くのが、1つ理想的な起用法となるでしょう。ただ、やはり靭帯断裂の後遺症は懸念が募る部分なので、保険の準備も必要。若手が今度こそ成長を見せてくれれば安心なのですが、そこにも不安が残るのであれば、当然補強も考えておくべきでしょう。

※追記 (ベッツが再コンバート)
ラックスのSS守備が怪しいことから、2Bでの起用を検討。それに伴い、2Bへの本格的な転向を予定していたベッツが、SSへ再コンバートされる形となりました。

長距離砲

オフ当初の感じではベッツとフリーマン以外、打撃力が重視されるポジション3つの穴埋めが必要となっていましたが、マンシーと契約延長しヘイワードとも再契約。そして、最優先課題であった大谷を射止めたことで、DHの補強にも成功しました。

ただ、前述したようにベッツの2B転向があり、外野陣はまだ一考の余地がありそうです。23年の大きな収穫であったアウトマンの台頭でCFは問題なく、RFはヘイワードが務める予定。残るLFにも一応UTのテイラーが控えているので、主力不在ではない状況です。また、二遊間と同様に期待される若手も控えていますが、万全を期すなら打撃特化の選手を加えても面白いのではないでしょうか。

※追記 (テオスカーを補強)
外野両翼の打力強化にテオスカー・ヘルナンデスを獲得。若手の成長を当てにせず、実力者で固める動きを見せました。