【オリックス】2021年オフの補強情報

今回は、オリックス・バファローズ2021オフの補強情報をまとめました!

オリックスとしては25年ぶり、バファローズとしては20年ぶり、合併してから17季目で初の悲願達成。

どの年月に思いを馳せるかは人によって異なると思いますが、負の歴史に1つ終止符を打てたのは本当に良かったと思います。

この流れを一時的なものにしないためにも、今オフの動きはとても重要です。

オリックス・バファローズの移籍情報【2021-22】

投手は左投を表しています。

新加入選手

バファローズ 新加入
選手 守備 21所属
J・ワゲスパック 投手 ブルージェイズ3A
椋木蓮 投手 東北福祉大学
横山楓 投手 セガサミー
小木田敦也 投手 TDK
J・ビドル 投手 ブレーブス
福永奨 捕手 國學院大学
B・バレラ 内野 ブルージェイズ
野口智哉 遊撃 関西大学
渡部遼人 外野 慶應義塾大学
池田陵真 外野 大阪桐蔭高校
育成契約
中村勝 投手 メキシカンL
※元日本ハム
園部佳太 内野 福島(独立L)
大里昂生 内野 東北福祉大学
山中尭之 外野 茨城(独立L)

退団選手

バファローズ 退団
選手 守備 移籍情報
ヒギンス 投手 自由契約
→パドレス(マイナー)
スパークマン 投手 自由契約→ロッテ(韓国)
吉田一将 投手 戦力外→独立L新潟
金田和之 投手 戦力外→三菱重工West
荒西祐大 投手 戦力外
→独立L信濃 ※兼任コーチ
鈴木優 投手 戦力外→巨人(育成)
神戸文也 投手 戦力外→エイジェック
ディクソン* 投手 自由契約→カージナルス
→FA
飯田優也 投手 戦力外
ジョーンズ DH 自由契約→野球慈善団体
※引退はまだしないとのこと
モヤ 一塁 自由契約→メキシカンL
勝俣翔貴 内野 自由契約→巨人(育成)
岡﨑大輔 内野 戦力外-引退→球団職員
ロメロ* 外野 自由契約
→ドジャース(マイナー)
育成選手
稲富宏樹 捕手 戦力外-引退→球団職員
フェリペ 捕手 戦力外
古長拓 内野 戦力外
西浦颯大 外野 引退
田城飛翔 外野 戦力外
→社会人軟式野球部
佐藤優悟 外野 戦力外→独立L福島

※ディクソン、ロメロは21シーズン中に自由契約。ディクソンは昨季中にカージナルスと契約しましたが、その後リリースされ現在はFAに。

育成降格

以下の支配下選手とは自由契約後に育成で再契約。

  • 榊原翼(投手)
  • 廣澤伸哉(内野)

補強の注目ポイント

優勝できたこともあり、ドラフトも外国人補強も戦略を変更?

ドラフトの評価

1位では即戦力リリーバーとして大いに期待が持てる椋木を選択すると、2位以降も野口(二遊間)、福永(捕手)、渡部(センター)とチームの補強ポイントを着実に埋める指名を展開。

一方、近年目立っていた高校生の指名は今回1人だけとなっており、ドラフト戦略は大きな転換を図った形に。更なる勝利を目指す上で非常に合理的なドラフトだったと思います。

外国人選手を3人補強

ジョーンズが退団となったものの、大物路線は継続せず。ドラフトと同様にピンポイントな補強を展開。

ジェイコブ・ワゲスパック

投手補強1人目はワゲスパック。

先発とリリーフ、どちらの経験もありますが、制球にあまり大きな問題はないのでまずは先発として試すと思います。

持ち味は198cmの長身を活かした投球なのですが、従来の長身投手で見られる立ち投げではなく沈み込むようなフォームが特徴。球速こそ外国人投手にしては速くありませんが、他投手と異なる角度からの投球は大きな武器となりそうです。

一方、弱点はクイック。ゴロピッチャーなので走者を背負うケースも度々ありそうなため、走者へのケアを改善できなければ足から攻略される危険性もあるでしょう。

ジェシー・ビドル

投手補強2人目はビドル。

ワゲスパックと同様に長身の投手であり、左腕でもあることからリリーフを主戦場としています。

持ち味は大きく曲がるカーブ。空振りも奪え長打も打ち難い球となっており、日本でも大きな武器となりそうです。

一方、弱点は制球面で、与四球率は毎シーズン悪い数字が並んでいます。変化量が大きい投手なので日本のゾーンに適応できなかった場合は更に悪化する可能性も。

逆に、日本の環境がマッチして大化けという可能性もあるので、0から100まであり得る投手となっています。

ブレイビック・バレラ

野手補強はバレラ。

二塁がメインの選手ですが、三塁、遊撃、そして外野と多くのポジションでの守備経験があるユーティリティープレイヤー

打撃はコンタクト力が持ち味で、三振が少ないのが特徴。ただ、長打面は物足りないので、主軸としてはあまり期待できない打者となっています。

攻守両面でデプス強化を期待したいタイプです。

総括

改めて、長年の悲願達成おめでとう!

優勝の1番の要因はやはり若手の台頭だと思うので、彼らが更に成長すればこのまま一気に黄金期へと期待が膨らみますね。

今オフは今までと異なる戦略での補強を実行し、チームの戦力アップに成功。外国人スラッガーを獲得しなかった点は個人的に少し気になりますが、状況に応じて追加の補強も考えていると思うので、現時点では大きな問題とならないでしょう。

低迷期の長かったチームが勝ちの味を覚えたことでどのような変貌を遂げるのか、オリックス・バファローズの新たなストーリーに注目です。

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