エンゼルス2024の選手紹介を、スタメンや先発ローテーションを基にまとめました！
※選手末尾の「*」は左打or左投、「#」は両打。
エンゼルス野手陣2024
スタメン
対右投手用のベストオーダーです。
1番 (1B) ノーラン・シャヌエル*
23年ドラフト1位。選球眼やゾーン管理は変わらず良好ですが、肝心のパワー面は成長があまり見られず。異例の早期昇格は芳しくない印象も。
2番 (CF) ミッキー・モニアック*
K%やBB%が若干の改善傾向を示しているものの、肝心の打撃が絶不調。場合によっては併用要員から格下げの可能性も。
3番 (LF) テイラー・ウォード
コア打者として立派に機能。覚醒を見せた22年と同等レベルの数値をマークしており、これを維持し続けられるか注目。
4番 (DH) ウィリー・カルフーン* ※5/1昇格
元TEXの有望株が昇格。昔からパワー面の評価は高かったので、長打力での貢献に期待したい。
5番 (2B) ブランドン・ドルーリー
コアの後ろを任せたい好打者が不安な出だし。再建時には放出筆頭の打者なので、夏までにバリューを取り戻して欲しい。
6番 (C) ローガン・オホッピー
若き扇の要が更にパワーUP。昨季終盤のようにバレル率が増えてこれば、シルバースラッガー争いにも食い込めるかも。
77番 (RF) ジョー・アデル
正念場の年に覚醒の兆し。パワー面がMLBでも通用し始めているので、トラウトの穴を埋めるためにもとにかく継続的な打棒を求めたい。
8番 (3B) ルイス・レンヒーフォ#
様々な打順や守備位置に対応できるUT選手。ただ、守備の粗さや打撃指標の乏しさを踏まえると、常時レギュラーはやや厳しいとの印象も。
9番 (SS) ザック・ネト
22年ドラフト1位。早期昇格となった昨季はSSとして及第点も、今季はそこから悪化。二遊間が薄いので、彼の成長は欠かせないのですが……。
控え
マット・サイス* (C/1B)
第2捕手のため出場は限られますが、併用要員として使いやすい打力を有す。タイミング次第ではコーナーでの出番も狙えるかも。
エイーレ・アドリアンサ# (IF) ※4/21昇格
レンドンの負傷により昇格。そこまでハードルを上げられる選手ではないのですが、二遊間の層を考えると頼らざるを得ません。
ケビン・ピラー (OF) ※4/30契約
トラウト離脱によりCWSをクビになったばかりのベテランを緊急補強。外野のデプスを埋める役割を期待。
コール・タッカー* (UT) ※4/29昇格
ヒックスをDFAにし内野強化も兼ね昇格。元PITのドラ1は期待に応えられず仕舞いですが、土壇場からの逆転なるか。
エンゼルス投手陣2024
先発ローテーション
登板順に並べています。
1番手 パトリック・サンドバル*
持ち味の奪三振力を取り戻しつつあるも、伸び悩みは変わらず。現状はやや運に恵まれていないので、今後の揺り戻しに期待したい。
2番手 ホセ・ソリアーノ
昨季リリーフで覚醒した右腕が今季は先発に再挑戦。流石に三振系の指標は下がっているものの、及第点には達している印象。
3番手 リード・デトマーズ*
速球のバリューを取り戻し、念願のエース誕生も間近に。後は現状の好パフォーマンスを継続できるかどうかだけ。
4番手 グリフィン・キャニング
昨季見事復活した技巧派も今季はややトーンダウン。特に、球速や三振系の数字が大幅に落ちているのが懸念されます。
5番手 タイラー・アンダーソン*
昨季大きく期待を裏切ったベテラン左腕が復調気配。ただ、指標的にはそこまで変わっていないため、まだ様子見が必要。
ブルペン陣
序列順に並べています。
1番手 カルロス・エステベス
K%やBB%的には好スタートを切れたものの、連投などの体力的な部分には一抹の不安があり、頼り過ぎには注意が必要。
2番手 マット・ムーア*
元ソフトB左腕が再加入。昨季と同様エステベスに繋ぐセットアッパーを期待したいものの、K％が上がってこないのは少し気がかり。
3番手 ルイス・ガルシア
通算485登板のタフネスなベテランが新加入。今季は復調気配を見せており、当初の見込みより上の役割を任せられそう。
4番手 アダム・シンバー
通算323登板のアンダースローが新加入。変則投法故に上手く活用できれば、ブルペンの面白い武器となってくれそう。
5番手 ハンター・ストリックランド ※4/8昇格
昨季はMLB登板0のベテランがマイナー契約から昇格。3年前の加入時は期待を裏切ったので、今度はそのリベンジを期待したい。
6番手 アミール・ギャレット* ※4/30昇格
実績のあるパワーレフティが昇格。性格も投球もかなり激しい投手ですが、持ち味の奪三振能力で良い方に転がるのを期待したい。
7番手 カーソン・フルマー ※4/8昇格
デプス要員としてマイナー契約から昇格。スアレスの精彩を欠く状態が続いているため、アピール次第ではMLBに留まれるかも。
8番手 ホセ・スアレス*
不調＆オプション0のため、今季はロング要員でブルペン待機。しかし、相変わらず状態が上がってこず、クビもあり得る状況。
故障者リスト
ミゲル・サノー (3B) ※4/28 10IL
左膝、復帰時期：5月中
ギジェルモ・スニガ (RP) ※4/8 15IL
胸筋、復帰時期：5月以降
ホセ・シスネロ (RP) ※4/28 15IL
右肩、復帰時期：5月以降
マイケル・ステファニック (IF) ※3/25 60IL
左太腿、復帰時期：5月下旬以降
サム・バックマン (SP) ※3/27 60IL
右肩、復帰時期：6月以降
チェイス・シルセス (SP) ※4/8 60IL
右肘、復帰時期：6月以降
アンソニー・レンドン (3B) ※4/21 10IL
左太腿、復帰時期：6月以降
ホセ・キハダ* (RP) ※2/18 60IL
23.05 TJ手術、復帰時期：夏頃
マイク・トラウト (CF) ※4/30 10IL
24.05 左膝手術、復帰時期：夏頃？
ロバート・スティーブンソン (RP) ※3/25 15IL
24.04 TJ手術、復帰時期：25年
