ドラフト2026の指名結果と評価をまとめました!
12球団の指名を95点以上=S、90点前後=A、80点台=B、70点台=Cぐらいの感覚で採点し、最後に評価ランキングも発表しています。
速報故に殴り書きで仕上げており、至らぬところも多いです。今回は久々に採点やランキングを付けようと思い、無理やり差別化や難癖を付けた部分もあります。笑いながら、暇潰しに読んでもらえれば幸いです。
※Pは左投を意味。
楽天ゴールデンイーグルス
| 順位 | 指名選手 | 守 | 所属 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 渡部海 | C | 青山学院大 |
| 2位 | 岡田啓吾 | IF | 明治大 |
| 3位 | 樋口新 | P | 王子 |
| 4位 | 萩原義輝 | C | 東芝 |
| 5位 | 高義博 | SS | 2軍・オイシックス |
| 6位 | 渡邉都斗 | P | 独立L・高知 |
| 育成ドラフト | |||
| 1位 | 根本剛希 | OF | 独立L・富山 |
| 2位 | 藤原佑 | OF | 独立L・徳島 |
| 3位 | 金韓根 | P | 独立L・茨城 |
| 4位 | 寺井広大 | IF | 独立L・徳島 |
指名の評価:A
逃げずに渡部を勝ち取った時点で勝ち組。さらに、スピードスターの二塁・岡田も加え、宗山塁と形成するであろうセンターラインにはロマンが詰まっています。(後は、吉野創士がセンターにハマればもう完璧!)まだ不安の残る投手には即戦力左腕の樋口を確保しており、お見事な上位指名でした。
ただ、中位以降は最下位に沈んだチームらしく、デプス埋めに奔走せざるを得なかった側面も見受けられるため、最高評価は見送りました。
中日ドラゴンズ
| 順位 | 指名選手 | 守 | 所属 |
|---|---|---|---|
| × | 渡部海 | C | 青山学院大 |
| 1位 | 宮原廉 | P | 近畿大 |
| 2位 | 柴崎聖人 | OF | 王子 |
| 3位 | 前嶋藍 | C | 亜細亜大 |
| 4位 | 鈴木悠悟 | IF | 中京高 |
| 5位 | 西田櫂吏 | P | 京都国際高 |
| 6位 | 清水智裕 | C | ヤマハ |
| 育成ドラフト | |||
| 1位 | 内藤崚 | P | 上田西高 |
| 2位 | 中西佳虎 | OF | 大阪桐蔭高 |
指名の評価:C
野手の補強ポイントに力を注いだ形。中でも、捕手は美味しい順位で前嶋を確保し、さらには捕手屈指の強打を誇る清水も加える念の入れよう。渡部への特攻が失敗したにもかかわらず、石伊雄太以外当てに出来なかった捕手陣の立て直しを図れたのは、大きな成果でしょう。
ただ、投手補強には不安を抱き、大社投手を宮原しか取れていないのはやはり物足りないところ。高校生に複数行ったように育成に力を入れる姿勢は理解できますが、今の空白をどう埋めるのか。普通なら他の動きに期待が集まりますが、そこで後手に回っているだけに、マイナス寄りの見方となってしまいます。
ロッテマリーンズ
| 順位 | 指名選手 | 守 | 所属 |
|---|---|---|---|
| × | 鈴木泰成 | P | 青山学院大 |
| × | 宮原廉 | P | 近畿大 |
| 1位 | 米沢友翔 | P | 関西大 |
| 2位 | 前田侑大 | P | 高岡第一高 |
| 3位 | 長屋竣大 | P | ENEOS |
| 4位 | 黒田義信 | OF | 東日本国際大 |
| 5位 | 新城楓雅 | P | 奈良大附高 |
| 6位 | 田中皐晴 | OF | 日南学園高 |
| 育成ドラフト | |||
| 1位 | 若藤芽空 | SS | 高川学園高 |
| 2位 | 佐々木十央真 | P | 花巻東高 |
| 3位 | 内田心温 | SS | 関根学園高 |
指名の評価:B
2度抽選を外したものの、素材の良い投手を2枚獲得できており、リカバリーに成功。米沢、前田ともに時間のかかりそうな投手ですが、天井は高いと評価しているので、これで正解だったと言える未来を期待しています。
ただ、中位以降は需要と供給のズレも生じ、効果的な指名を積めたとは言いにくい印象も。もう少し戦力へダイレクトに繋がる動きがしたかったなとの物足りなさも残るため、及第点にとどめる評価としています。(人選は好きですよ!)
ヤクルトスワローズ
| 順位 | 指名選手 | 守 | 所属 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 藤澤涼介 | OF | 東京ガス |
| 2位 | 佐藤悠太 | OF | 東北福祉大 |
| 3位 | 福原聖矢 | C | 明治大 |
| 4位 | 高田瑛大 | SS | 都城高 |
| 5位 | 川平真也 | P | 独立L・茨城 |
| 6位 | 石澤大和 | P | 日本製鉄 室蘭シャークス |
| 7位 | 渡邊隼輔 | SS | 独立L・徳島 |
| 育成ドラフト | |||
| 1位 | 西野日向 | IF | 独立L・愛媛 |
| 2位 | 髙橋将大 | P | 創価高 |
| 3位 | 尾崎完太 | P | セガサミー |
指名の評価:C
上位は野手中心とは読んでいましたが、ここまで続けるとは完全に予想外。野手陣の悲惨さを正しく認識しており、開き直った姿勢には好感を覚えます。
一方で、毎年次善策で妥協しているとの印象も否めません。コーナー野手を上位で重ねたり、センターラインを堅守タイプで固める手法には周回遅れな見方もでき、低迷が続くチームとして正しいかは疑問が残るところ。今年で言えば佐藤悠や川平のように思い切った指名も見受けられますが、仕掛けるタイミングがややズレているような気もします。
オリックス・バファローズ
| 順位 | 指名選手 | 守 | 所属 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 角田楓斗 | P | 富士大 |
| 2位 | 仲井慎 | P | 駒澤大 |
| 3位 | 春山陽登 | OF | 大阪商業大 |
| 4位 | 近藤琉唯斗 | P | 小樽双葉高 |
| 5位 | 野村亮輔 | P | 佛教大 |
| 6位 | 千葉汐凱 | P | Honda |
| 育成ドラフト | |||
| 1位 | 黒川凌大 | P | 花咲徳栄高 |
| 2位 | 井尻琉斗 | C | 仙台大 |
| 3位 | 吉田健吾 | C | 独立L・栃木 |
| 4位 | 河田 ハウエルエバン 盛児 |
SS | 上武大 |
| 5位 | 若藤季柊 | IF | 同朋大 |
| 6位 | 菅原大奨 | OF | 鮮ど市場 |
指名の評価:B
あれだけTJ手術を筆頭に投手の故障者が続出すれば、こういった投手指名を敢行せざるを得ないでしょう。投手に振り切った動きはマイナス評価も喰らいかねませんが、個人的には人選がかなり好みなので甘めの採点としています。
角田・仲井・野村亮は何れもマルチな役割を担える投手で、どういった起用法に落ち着くのか。持ち味の球威が通じれば即戦力を狙える一方、リリーフ止まりで終わるリスクも有している面々なのは無視できないところです。
広島カープ
| 順位 | 指名選手 | 守 | 所属 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 山里宝 | IF | 亜細亜大 |
| 2位 | 西野啓也 | C | 立命館大 |
| 3位 | 野原元気 | P | 京都産業大 |
| 4位 | 吉川凌平 | P | 千葉商科大 |
| 5位 | 光弘帆高 | SS | 明治大 |
| 6位 | 森煌誠 | P | NTT東日本 |
| 育成ドラフト | |||
| 1位 | 車谷仁 | SS | 独立L・茨城 |
| 2位 | 田代旭 | C | 筑波大 |
| 3位 | 皆吉海翔 | IF | 長崎国際大 |
指名の評価:C
たばこの残香が漂う中、策を駆使し上手く立ち回ったと思います。敢えて貴重な二遊間の山里から押さえ、2位で強打の捕手・西野を確保できたのはまさに作戦通り。不意に内野手という特大の補強ポイントが生まれ、しかもそこが不作気味の市場だった中、何とかデプスは埋めることが出来ました。
と言いつつも、やはり全体的に小粒感は否定できません。他球団との比較になると、低めの評価になってしまいます、どうしようもない話ですが。
日本ハムファイターズ
| 順位 | 指名選手 | 守 | 所属 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 菰田陽生 | TWP | 山梨学院高 |
| 2位 | 牟禮翔 | OF | 九州国際大付高 |
| 3位 | 末吉良丞 | P | 沖縄尚学高 |
| 4位 | 加藤宇 | P | 明星大 |
| 5位 | 岡本翔斗 | P | 香里丘高 |
| 育成ドラフト | |||
| 1位 | 岡田光平 | OF | 大阪工業大 |
| 2位 | 藤井悠貴 | P | 新宮高 |
| 3位 | 半杭奏太 | SS | 農大二高 |
| 4位 | 小島慎也 | IF | 東北福祉大 |
| 5位 | 今津慶介 | IF | 慶應義塾大 |
指名の評価:B
ハムらしくロマンを追い求めた形。二刀流候補・菰田の一本釣りから始まり、牟禮・末吉・加藤宇・岡本翔と、各々力説したい魅力に溢れています。育成でもここに行くかとの興奮を覚えました。
一方で、ロマンを求め続けるのは結構ですが、成果の方はどうなっているのかと。打倒ソフトバンクを果たさなければならないタイミングでも尚、変わらないスタンスを貫くことには多少の違和感も抱きます。毎年のように、ハムらしいとキャッキャしている自分が言えた義理ではありませんが、勝利という結果に飢えている方も多いのではないでしょうか。
DeNAベイスターズ
| 順位 | 指名選手 | 守 | 所属 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 星野世那 | P | 大阪商業大 |
| 2位 | 保西雅則 | TWP | 日本航空高石川 |
| 3位 | 杉本寛斎 | OF | ブリティッシュ コロンビア大 |
| 4位 | 小金井凌生 | P | 青森大 |
| 5位 | 木口永翔 | P | 上武大 |
| 6位 | 神里陸 | C | ENEOS |
| 7位 | 坂口渉 | OF | Honda |
指名の評価:B
星野で置きに行ったと思いきや、その後保西・杉本とロマン枠を積む冒険心。技巧派投手や神里弟と堅実な動きに戻ったら、最後に社会人大砲・坂口を追加。手堅さと博打が入り混じった指名となりました。
正直、DeNAじゃなかったら酷評していた感もある動きでしたが、独自路線で成功している部分が多いため、今年も上手く行きそう。完全に怖気づいているので、及第点との評価にさせて下さい。
西武ライオンズ
| 順位 | 指名選手 | 守 | 所属 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 川尻啓人 | P | 亜細亜大 |
| 2位 | 柿本晟弥 | P | パナソニック |
| 3位 | 沢山優介 | P | ヤマハ |
| 4位 | 田中諒 | C | 日大三高 |
| 5位 | 中津大和 | OF | 日本生命 |
| 育成ドラフト | |||
| 1位 | 三浦遼大 | P | 独立L・茨城 |
| 2位 | 川島謙心 | P | 龍谷大平安高 |
| 3位 | 後藤幸樹 | C | 沼津商高 |
指名の評価:A
柿本・沢山と社会人投手の左右No.1を確保した後、不調に苦しんだ西川愛也のライバルとして中津を追加。即戦力候補を積極的に確保していき、打倒ソフトバンクへ向けた意地を見た気がします。
一方で、1位の川尻は伸び代十分のエース候補ですし、田中諒や育成の面々も楽しみな素材たち。将来性への投資も抜かりなく、どちらの可能性も捨てないバランスの良い動きだったと、高評価しています。
読売ジャイアンツ
| 順位 | 指名選手 | 守 | 所属 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 織田翔希 | P | 横浜高 |
| 2位 | 平田玲翔 | P | 大分商高 |
| 3位 | 池田聖摩 | SS | 横浜高 |
| 4位 | 杉本真滉 | P | 智辯学園高 |
| 5位 | 伊藤櫂人 | IF | 中央大 |
| 6位 | 松平快聖 | P | 神奈川大 |
| 育成ドラフト | |||
| 1位 | 谷渕瑛仁 | C | 大阪桐蔭高 |
| 2位 | 柳井球汰 | IF | 宇部工高 |
| 3位 | 嶋武仁 | OF | 北越高 |
| 4位 | 松田陸斗 | IF | マツゲン箕島 |
| 5位 | 関蓮太郎 | C | 向丘中 |
指名の評価:C
織田に突っ込んだ度胸は素晴らしいものの、指名後のコメントを見る限り、勝算は低い様子。また、織田の陰に隠れていますが、他の高校生連打も微妙なところ。パ・リーグ球団がよくやってきた高校生ドラフトと比べると、ややスケール感に劣る印象も受けます。
球界の盟主の意地か、それとも無謀な挑戦か。最後にまさかの中学生を指名するなど、話題性に事欠かないドラフトではありましたが、時代の移り変わりを露呈させる結果となるかもしれません。
ソフトバンクホークス
| 順位 | 指名選手 | 守 | 所属 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 鈴木泰成 | P | 青山学院大 |
| 2位 | 有馬伽久 | P | 立命館大 |
| 3位 | 渡辺和大 | P | 慶應義塾大 |
| 4位 | 藤森康淳 | UT | 法政大 |
| 5位 | 猪俣駿太 | P | 東北福祉大 |
| 6位 | 小坪碧人 | P | 柳川高 |
| 7位 | 中川大雅 | IF | 至学館大 |
| 8位 | 深見一騎 | P | 台湾体育運動大 |
| 9位 | 佐藤幻瑛 | P | ペンシルベニア 州立大 |
| 育成ドラフト | |||
| 1位 | 丹羽涼介 | P | 市和歌山高 |
| 2位 | 管田彪翔 | P | 敦賀気比高 |
| 3位 | 杉本幸基 | P | 韓国・KT |
| 4位 | 田本聖貴 | P | 駒澤大 |
| 5位 | 亀田優次郎 | P | 山村学園高 |
| 6位 | 木下瑛二 | P | 高川学園高 |
| 7位 | 辻村大我 | OF | 東北福祉大 |
| 8位 | 村山勇太 | P | 関西国際大 |
| 9位 | 長山武蔵 | TWP | ウェルネス高沖縄 |
| 10位 | 根鈴風大 | IF | フレズノシティ カレッジ |
| 11位 | 神谷虎之介 | OF | 独立L・千葉 |
| 12位 | 鶴川内陽 | P | 大阪商業大 |
| 13位 | 松林幸紀 | P | 大阪商業大 |
| 14位 | 村雲脩吾 | C | 敦賀気比高 |
| 15位 | 平山護 | C | 東筑高 |
指名の評価:S
王者が王道を歩む。鈴木泰を当てただけで終わらず、不調等で評価が下がっていた有馬や渡辺和など、投手の好素材を次々に確保。さらには、隠し玉あり、幻瑛の指名で再度MLB行き阻止に挑戦(おそらく今回も止められないと思いますが)、韓国はKBOからの逆輸入・杉本、そして育成指名の1人旅へ。
1球団だけ違う競技をやっているのではないかと、錯覚するほどの暴れっぷり。いつもは上位で遊んでくれるのですが、今回はそれもなく、球界の覇者ぶりをまざまざと見せ付けられました。
阪神タイガース
| 順位 | 指名選手 | 守 | 所属 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 榊原七斗 | OF | 明治大 |
| 2位 | 馬場拓海 | P | 日本体育大 |
| 3位 | 常深颯大 | P | 大阪経済大 |
| 4位 | 相羽寛太 | SS | ヤマハ |
| 5位 | 的場吏玖 | P | 天理大 |
| 6位 | 越川海翔 | C | 東京ガス |
| 7位 | 石井康輝 | P | 独立L・徳島 |
| 育成ドラフト | |||
| 1位 | 山下健信 | P | 独立L・徳島 |
| 2位 | 荒木誠也 | P | 独立L・徳島 |
指名の評価:B
近本光司の後継者に榊原、固定できない遊撃に相羽、若手不在の捕手には社会人・越川、そして投手の素材型確保にも成功。補強ポイントは着実に埋められ、無難な指名が出来たと思います。
ただ、近視眼的に寄りすぎており、面白味に欠ける印象も拭えません。他のセ・リーグ球団たちと比べると、マシな部類には映るのですが……。
ドラフト評価ランキング2026
最後に、ランキング形式でドラフト評価をまとめました。
| 順位 | 球団 | 評価 |
|---|---|---|
| 1位 | ソフトバンク | S |
| 2位 | 楽天 | A |
| 3位 | 西武 | A |
| 4位 | ロッテ | B |
| 5位 | 日本ハム | B |
| 6位 | 阪神 | B |
| 7位 | DeNA | B |
| 8位 | オリックス | B |
| 9位 | 中日 | C |
| 10位 | ヤクルト | C |
| 11位 | 広島 | C |
| 12位 | 巨人 | C |
どこも市場的にこんなもんかなという印象も受けており、ソフトバンクと楽天が抜けている以外は団子状態と言えるかもしれません。
ただ、独自路線が多いセ・リーグに対し、着実なパ・リーグという対立構造が何となく浮かぶ年でした。これだけで実力の差を論じるつもりは毛頭ありませんが、個人的にはパ・リーグ球団の指名の方が好きだなという感想だけは言わせて下さい。
