今回はチェルシーの移籍についてのまとめです。ただ、チェルシーはFIFAから補強禁止処分を受けており、今夏と来冬の2度の移籍市場で補強ができません。なので、今回は他チームと少し違ったまとめになっています。
チェルシーの2018-19シーズン
プレミアリーグ:3位 勝ち点72
ヨーロッパリーグ:優勝
今季のチェルシーは新監督のサッリ独特の戦術がチームにフィットするかが大きな鍵となっていました。こうした懸念がされる中チームは開幕ダッシュに成功しましたが、徐々に勝ち点を落とす試合が増え首位争いから脱落。他チームの失速もあって結果的に3位となり何とかCL出場権は獲得しました。
また、昨季はCL出場権を逃したため今季はELに登場。グループリーグを難なく突破すると、その後も順調に勝ち進み決勝進出。決勝はアーセナルとのビッグロンドンダービーとなるも、快勝し見事優勝しました。
来季のCL出場権とEL優勝をもたらしたサッリでしたが、選手やサポーターからの支持は低く、上層部は早々に優勝争いから脱落したことも問題視しており解任を決断。後任にはチームOBで中心選手として大きく貢献したランパードが就任しました。
チェルシーの今夏のテーマとポイント
今夏のテーマ
チェルシーの今夏のテーマは
タレント揃いのローン復帰組に期待を!
今夏のポイント
- 補強禁止処分で今夏補強できず
- エースアザールの退団
- ローン復帰組の選別
冒頭でも述べたようにチェルシーは今夏補強できません。また、さらに追い打ちをかけるようにエースアザールの退団も決定してしまいました。
チームの大幅な弱体化が不安視される中、鍵を握るのは期待株が揃っているローン復帰組の存在です。よって、今回はローン復帰組についても少し紹介します。
決定している主な移籍
加入 IN
選手 | POS | 元チーム | 備考 |
---|---|---|---|
マテオ・コヴァチッチ | MF | レアル | 完全移籍 |
クリスチャン・プリシッチ | MF | ドルトムント | 今夏から合流 |
退団 OUT
選手 | POS | 新チーム |
---|---|---|
エデン・アザール | FW | レアル・マドリード |
ダビド・ルイス | DF | アーセナル |
ガリー・ケーヒル | DF | クリスタル・パレス (free) |
ゴンサロ・イグアイン | FW | ユベントス (loan終了) |
ダニー・ドリンクウォーター | MF | バーンリー (loan) |
ダビデ・ザッパコスタ | DF | ローマ (loan) |
ティエムエ・バカヨコ | MF | モナコ (loan、買取OP付き) |
イーサン・アンパドゥ | MF | ライプツィヒ (loan) |
ケネディ | MF | ヘタフェ (loan) |
ルーカス・ピアソン | FW | リオ・アヴェ (loan) |
ババ・ラーマン | DF | マジョルカ (loan) |
ロバート・グリーン | GK | 引退 |
エドゥアルド | GK | 無所属 |
オラ・アイナ | DF | トリノ (買取) |
アルバロ・モラタ | FW | アトレティコ・マドリード (loan継続、来夏完全) |
主なローン復帰組
選手 | POS |
---|---|
クリスチャン・プリシッチ | MF |
クル・ズマ | DF |
タミー・アブラハム | FW |
メイソン・マウント | MF |
フィカヨ・トモリ | DF |
リース・ジェームズ | DF |
ミシー・バチュアイ | FW |
まとめ
普段の夏であれば再びローンに出される可能性が高かった選手たちが今年は大チャンスです。彼らがどれだけこのチャンスを活かすかによってチームの命運が決まるといっても過言ではないでしょう。ただ、やはりエース・アザールの退団は大きいので苦しいシーズンになる可能性は高そうです。